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2023年振り返り雑記

どうも、どうもどうも。


はい、過去一サボりました。何個か書いてた記事もあったんですけど、全部お蔵入りにしましたね。これはお蔵にならないといいな。

というわけで2023年の振り返りをします。

といっても今年は5月で舞台活動を終えているので去年ほど書くことはありませんが、振り返っていきます。


1月

5年ほど前に通っていた声優養成所。その2年目当時の講師を務めていた方が団長をしている劇団の稽古にお邪魔してきました。その方に会うのも養成所時代以来。

一方的にラジオを聴いていたり舞台を観に行ったりはありましたが、僕個人的にその恩師には"当時よりも自分が成長するまでは絶対会えない"と決めていたので、約3年ぶりにお会いできてとても嬉しかったです。しかもそこには当時のクラスメイトも2人いて、とても懐かしい気持ちになりました。

その恩師には今でも1〜2ヶ月に1回ほどワークショップでお世話になっているのですが、自分の方向性や自分の知らない可能性など、いろんなことを教えていただいている気がします。

いつか僕が素敵だなと思う劇団さんの舞台で主演をやるときがあったら絶対に観に来ていただきたいなと思ってます。それが最高の恩返しになるのかなと信じています。

叶えられるように、進んでいかなければ。


2月

ミニACT GAME 2023

今でこそ規制はだいぶ無くなりましたが、この当時はまだマスク有りでなければ写真公開を憚られる時期でしたね。

昨年のACT HOUSE在学時代に引き続き、今年は卒業生チームの1チームとして出させていただきました。

チーム立ち上げの新明雅巳曰く「キモいメンバーが集まった」とのことでした。褒め言葉として受け取りました。

チーム順位は8チーム中3位。賞状は頂くことができましたが、それまでの自分の引き出しにはなかった表現をすることにとても苦戦し、当日はだいぶ緊張しましたね。
ただその日僕の芝居を見た何人かの同期から「こんな芝居するザッキー初めて見た」って驚かれて嬉しかったです。

大トリだったこともあり、直前まで演出を練り直してブラッシュアップの繰り返し。こういう緊張感はなかなか味わうことがないので、新鮮で楽しかったですね。

そしてこのチームは恐らく唯一、チームメンバーだけの集合写真がないという、なんとも我々らしい。


2024年も出る予定なので、頑張るぞ〜。


ソリチュードタウンの死神 ビジュアル撮影

空想嬉劇団イナヅマコネコさんの再演作『ソリチュードタウンの死神』のビジュアル撮影がありました。

(今回ビジュアル写真はSNS等では公開されていないため、この写真は5月の本番期間中の写真です)

公演のことに関してはまた5月分で書きますが、実はこの撮影はミニアクトの日の午前中にあり、撮影が終わってからミニアクトの会場に向かってました。

今回は2019年に上演された作品の再演ということで、しかも完全Wキャストなので、衣装やヘアメイク等の微調整も兼ねて行われました。僕の演じたロロの場合はサスペンダーとキャスケットが追加されました(ちなみに僕はこの帽子の名称がキャスケットということを5月の公演期間になるまで知らなかったです)。

前回の『影と刻罪のテュシアス』に引き続きのメンバーも多かったので、少しリラックスしていましたが、いやぁ僕って写真になると笑顔作るのが下手になるんですよね〜。表情が固い。

ただブロマイドを買ってくださった方には好評だったみたいで、母親からは「あんたこんな可愛い顔できるなら家でもしなさいよ」と怒られました。

カッコいい顔ならすぐできるんだけどなぁ〜🤛


3月

未確認飛行物体を確認しました! ゲスト出演

ACT HOUSE 7期生卒業公演『未確認飛行物体を確認しました!』の日替わりゲストとして2公演だけ参加させていただきました。

ここでの出会いはとても素敵なものでした。何より自分が先輩になるなんて。
そして今でも関わりがある7期の子とかも何人かいて、その場だけで関係が終わらないっていうのがまた素敵ですよね。

以前にもブログに書きましたが、家族が増えた感覚なんですよね。なので今年の8期生に対しても同じように思っています。まだ1回しか関わっていませんが(12月分参照)。

先輩の加瀬太喜さんはダジャレ、寶雨直人はギター。それぞれの武器を手にゲストに臨むこととなりました。
結果は聞かないでください。

でも役割としては、7期生の良い気分転換にでもなればいいなくらいの気持ちだったので、それが達成できていたのであれば十分です。

8期生の公演はどうなるのか、今から楽しみですね。

4月

ちょっと病んだ。終わり。

5月

ソリチュードタウンの死神 2023 〜Team Misty〜

作品はもちろんのことですが、何よりもとても良い座組でした。今でも大好きです。

僕個人としては、Team Mistyには初演に出演していた方が数多くいるという事、それと同時に前作『影と刻罪のテュシアス』で共演した方もたくさんいるという事でかなりの安心感を得ていました。稽古初日の第一声は「お久しぶりです!」って方のほうが多かったくらい。

印象に残っているのは、僕が演じたロロと阿部雪音ちゃん演じるララのとある(イナネコでは多分唯一の)アドリブシーン。稽古場でなかなか思い付かず、なんとか形になったものを少しずつブラッシュアップしていくと、なんかだんだん解散したお笑いコンビ、ピスタチオに話し方に近付いてきたんですよ(詳しくはBlu-ray & DVDにてご確認ください)。そしてそれを本番でやりました。すると本番期間中、なんとTwitterのトレンドに"ピスタチオ"が!!え、そんなウケたっけ?って自惚れていたら、たまたま本番期間中に公開されていたカップ◯ードルのCMで復活してたみたいです。どんな奇跡やねん。


あとは役者人生初、早着替えに挑戦しました。ラストシーン、ソリチュードタウンに送り込まれた街の男から、カーテンコールで最初に出てくるロロへ。

これが1番緊張しました(笑)
どれだけ作品が感動に終わっても、この早着替えに失敗するとその涙もスンッ…って引っ込むと思うし、真っ暗だからボタンの位置とかも見えないし。

なんでやりますなんて言っちゃったんだろう…(笑)。でもやって良かったです。じゃなきゃ街の男とララでカーテンコールに出るという意味のわからない展開になってましたしね。


出ていて楽しい作品は数多くあれど、良い作品に出られるかってなるとそれはまた運も必要になってくると思うんです。
そう考えると僕はとても幸運だなとこの作品を思い出す度実感します。

またイナネコさんの作品に出られるといいな。

相方のララ役 阿部雪音ちゃん


そういえば僕がイナネコさんに初めて出演した『影と刻罪のテュシアス』が年末年始限定で再配信しているみたいです。もしよければ是非。


6月

寶雨ついに、自動車教習所に通い始めました。

免許持ってる友達に「お前が取らないと遠出できないだろう」と3年くらい前から散々言われていたのですが、時間とお金がね。

そして無事、10月に卒業検定合格いたしまして、晴れて普通自動車運転できます!!

舞台の時荷物の運搬とかもできるかもですね!

7月

大々的なものではありませんが、とある吃音の方向けのコンテンツの撮影にエキストラとして協力をさせていただきました。

自分が今でも持っている"吃音"は本当に嫌ですけど、同時にそれを広めたい、改善したいと思っている人に尽力してみたいなと思ったんです。そこで募集があったので、自分から連絡させていただきました。

恐らく販売されるものではないし、YouTubeなどに出るわけでもないので見る機会はかなり限られると思いますが、少しでも吃音で苦しんでる方の助けになれるものになればいいなと願っております。


8月

ポートレート撮影

実は人生初のポートレート撮影。

宣材写真として使うつもりはなかったですが、せっかく撮ってもらうなら今までしたことないような顔を作ろうと思って、ガッツリバンドメイクになりました(笑)。

カメラマンの方もこういう人を撮るのは初めてだったみたいですが、とても良い撮影にできたのかなと思います。

この日は雨が降っていたのですけど、僕が外で撮ってる時はほとんど降らなかったんですね。良いことなのですが、寶雨個人的には雨の中濡れながらの写真に憧れているんです。雨も滴るみたいな。だからそういう点では少し残念でしたね(笑)。

いつか雨にさらされながらの写真も撮ってみたいですね。

あと8月は初めてAdoさんのライブに行ってきました。歌うますぎて鳥肌が止まりませんでした。


9月

落ちましたが、1年10ヶ月ぶりくらいに舞台のオーディションを受けました。2022年2月に出演した『神狩り〜如月の変〜』以来ですかね。
しかも神狩りは朗読劇なので舞台のオーディションとはまた形式が違っていたんですよね。

そうなると舞台のオーディションって実はもしかして人生初では…?

本気度が伝わる他の参加者の芝居に圧倒されて、"あ、これは自分はまだまだ足りてないな"とその場でわかりましたね。
この感情がのちの12月に受けたオーディションに良い影響を及ぼしてくれました。

2024年12月で僕は舞台に出始めてから5周年を迎えるので、5周年を迎えるにふさわしい1年になれたらいいなと思っています。
たくさん舞台に出ることが目標ではありません。たくさん"良い作品"に携わりたいです。

それが1月の振り返りでも書いた恩師への恩返しにも繋がればいいなと思っています。



10月

11月に行われるライブイベントのための打ち合わせやリハがスタートしました。

僕にとっては人生初バンドなので、とてもやる気に満ち溢れていましたね。誘っていただいてありがとうございます。
誘っていただいた身なのに、結構僕が「これどうですか?あれどうですか?」ってグイグイしてた気もします(笑)。演出だったり選曲だったり。

僕以外の3人中2人は元々知り合いでしたが、1人の方は初めまして。そして僕以外全員女性。そして僕は最年少。
ちょっと浮いてんなぁって最初思いました(笑)。でもパワーバランス的にこれが良かったのかもしれない。お姉さんたちに面倒見てもらってたほうが良いというか(笑)。

あとは6月にも書きましたが、教習所を卒業し、無事免許を取得することができた月でもありました。
自分の中ではビッグイベントですね。



11月

No affinity

迎えたライブ本番。出番は大トリ。初バンドにしてはなかなかの晴れ舞台でしたね。ただ僕は緊張とかはなくて、ワクワクしていました。

まぁ僕らの1つ前のインストバンドの演奏がとても上手かったので、自分たちが見劣りしないか少し不安には思いましたけど(笑)。でも作り上げてきた演出や構成には自信があったし、魅せること、楽しませることとしては右に出るものはいなかったんじゃないかなと思っています。

1曲目の『絆ノ奇跡』は、僕のことを誘ってくれたACT HOUSEの先輩・碧さんの選曲で、コーラス含めるとトリプルボーカルのような曲でした。
和楽器+バンドサウンドでとても疾走感のある曲なので、演奏していてとても気持ち良かったですし、同時にギターボーカルの大変さを学んだ曲でもありましたね。
起爆剤としても最高にかっこいいし、この曲が1曲目であることに迷いはなかったです。

2曲目は『Listen!!』。アニメ『けいおん!』より、放課後ティータイムの曲ですね。
こちらは僕の選曲で、誘ってくれた碧さんはベースなんです。「せっかくこういう機会なので、ベースボーカルなんてやってみてはどうでしょう?」という提案も兼ねて選びましたが、すっごく頑張ってくれました。この曲なしではこのセットリストのバランスは崩れるというくらい、2曲目としてのパワーを発揮してくれました。
絆ノ奇跡→Listenにかけて、1つ1つ楽器の音が重なり、最後のキーボードで曲が完成するというメンバー紹介を入れたのもライブを盛り上げる演出としてかなり良かったですね。自分でもお気に入り。

3曲目は、MCを挟んでの『I'm so happy』。L'Arc〜en〜Cielの楽曲です。
この曲はシングルのカップリング曲とはいえ、少しマニア向けな曲。僕がいつかライブをすることがあったら絶対に演奏してみたかったという旨を伝えたらやらせていただけることになりました。ワガママ言ってすみませんでした(笑)。
それだけの強い想いだったので、それはそれは練習しましたね。この曲のためにこれまでの歌い方を改善するくらいに。
誰に向けたわけではないですが、全力で叫んだ"I love you"というフレーズ、届いてるといいな。
この曲を好きと言ってくれたメンバー、そしてお客様、ありがとうございました。

そして最後4曲目は、これはもう誰もが知る名曲『GLAMOROUS SKY』。これは全員で決めたと思います。
偶然にも3曲目の『I'm so happy』から作曲者・HYDEというのがつながりましたが、これは本当にたまたまです。
この曲で1番こだわった演出は、出番が終わり途中抜けしたキーボードのメンバーが最後に戻ってきて、オールスターのように全員で歌うというところですね。この4曲の中ではこの曲が1番最後にふさわしい楽曲だったと思います。

もはやミニライブの域を超えて1つのショーを作るつもりでした。観てくださった皆様にはとても温かいお言葉をいただけて、とても嬉しかったです。演劇をやっているからこその視点で、"どうしたら楽しんでもらえるだろう"ということを重要視して考えた甲斐がありました。

これまでの活動の全ては無駄じゃなかったですね。

ワガママもたくさん言ったであろうに、バンドに誘ってくれてありがとうございました。またいつか機会がありましたら一緒に演奏しましょう。

12月

ACT HOUSE 8期生 年末発表会

いやぁ、ついに2つ下の代まで出てきましたか。
多分これ毎年言うんだろうな…(笑)。

僕らがやってたの2年前ですよ。時間の流れ早すぎませんかね???

皆さん肝が座ってて度胸がある。それなのに芝居するの初めてって人もたくさんいて驚きましたね。
作品を見ててもそれぞれの個性が光るものもありましたし、ここからさらにどう変わっていくのか楽しみですよわたくしは。

だいたいACT HOUSEって毎年何かしら事件が起こるイメージがあるので、8期生は平和に終わってほしいですね(笑)。


7期生の時は知っている人が何人かいたんですけど、今回は見事に0でした。でも皆さん話してみると良い方たちばかりで、8期生同士の雰囲気も良く、これは良い座組になるなと勝手ながら思ってます。

3月の卒業公演、とても楽しみにしてます。

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2023年は、活動量こそ去年と比べると少なくなったものの、映像だったりバンドだったりと新しいことをやれたのが自分の身になった1年だったかなと思います。

舞台としてもゲスト出演だったり、1つの作品の物語の最初と最後をやらせていただいたり早着替えだったり、初めて体験することだらけで、これからの寶雨の味を一層熟成させる良い経験ができたのかなと。

来年は決まっている舞台がいくつかあるので、26歳になる寶雨はさらに頑張ってまいります。
そして舞台での活動開始から5年目ですからね。良い5周年を迎えられるように。


そして2023年も僕と関わってくれた方々に心からの感謝をいたします。

2024年も引き続き関わってくれると嬉しいです。


それではみなさま、良いお年を!!

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