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【絵本 うさこちゃんのたんじょうび】

うさこちゃんの大切なお友達が、うさこちゃんのもとにやって来た日のおはなし。〇6月21日はミッフィーのお誕生日でした。1955年

【並べて楽しい絵本の世界】 うさこちゃん②

"ある あさのこと うさこちゃんは
とても はやくから おきだして 
あたまから かおから あしのさきまで
きれい きれいに あらいました" 


久々にこの絵本を開いてみて、この一ページ目に、ちょっとびっくり(ちょっとだけ)
今日が誕生日だから、って まずシャワー・・・
「へーそうなんだ」と思いました。
うさこちゃんは、目を閉じて なんか神聖な儀式のように石鹸を手にしているし。

新たな発見があるもんです。

たしかに、朝シャワーをして、珈琲を入れて、本棚の前に立って、今日は何を読もうかなと一日を始める私と、なにも変わらないのですが。


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お父さんとお母さんがうさこちゃんに「誕生日おめでとう!」
といいます。
うさこちゃんはうれしくなりました。
友だちもお祝いにやってきてくれて、
パーティーのはじまりです。
夜にはおじいちゃんとおばあちゃんが
プレゼントを持ってやってきて、
ぬいぐるみのくまさんをもらいました。 福音館書店HPより

シリーズ別の本 うさこちゃんの さがしもの に出てくる、あのくまさんです。記念すべきもうひとつの誕生日ですね!


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幼少時の自分の誕生日の記憶をたどってみたのですが、まったく何も思い出せず、これもちょっとびっくり。子どもの誕生日を祝うような時代背景ではなかったのかな?とも思ったのですが、たしかクラスの子たちは、お誕生会なるものを開催してもらっていたような記憶があります。そして、私はそれに参加したくなくて、親にわざと言わなかった・・・

こんな誕生日にまつわる昔をおもいだしたのも、今日の二つ目のビックリです(ちょっとだけ)

私は、幼少時は可愛げのない子だったんだなぁ

「ミッフィーは、ただかわいくて面白いだけでなく
子どもたちを心から幸せにさせる、
本当の友だちでなければいけません」
「どうぶつのくにvol.22」インタビューより

ブルーナさんの導きにより、よろこばしい日の過ごし方を、おしえてもらったような気がします。

子どものお誕生日は、親にとって とてもよろこばしい日だったのです。

心からお祝いして、そこに生きていてくれることに感謝する日だったのです。

完全に一方通行で感謝できる、そんな日でした。

誕生日は素朴にお祝いしよう。

あと何回 家族のお誕生日がめぐってくるのかを 数えるほどの年齢にたっした、おばあちゃんの独り言です。


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本屋さん時代のはなし

孫の誕生日に、絵本を買いたいという おばあさんがご来店

この絵本をおすすめしてみたところ、

「みんな同じ顔で 無表情で怖い」とおっしゃる。
そんなふうに見る人もいるんだ!とびっくりしました。
その後 何をおすすめして、何をご購入いただいたのかは覚えていませんが、忘れがたい記憶です。

誕生日の朝はまずはお風呂に入る、女子力高いうさこちゃん、世界一可愛いですよ

素朴におすすめです。



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