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メリヤス編みのマフラー、仕上げのスチーム。

こんにちは。Knit&SNowのnoteへようこそ。

ガーター編みに、メリヤス編み。きほんのあみかたであむマフラーです。

子供の頃、始めた編み物。ガーター編みをばあちゃんに教えてもらったけれど、これ以外の編み方は知らないので教えられない、と言われたので

一人黙々と、どうやったら三つ編みの集合体が編めるようになるのかを考えて、編んでは解いていました。


ある時に、目を落としたのを拾った際に、糸をかける方向を前後間違えて、これか!って気がついたのですが、編む際に編み針を向こう側から手前にさせばいいと気がつくまでまただいぶかかってしまいました。


やっと編めるようになった嬉しい三つ編みの集合体の編み地。

だったのですが、今度は編み地がくるくるしちゃう。きっと自分の編み方がなにか間違えているのだろうなあ・・・と糸を変え、編む強さを変え、糸をかける方向を変え、色々試しました。もちろん、メリヤス編みの特性がそうなんですから、くるんとするのは当たり前です。でも、それに気が付かずにまた、編んではほどき、色々と考えておりました。子供の私のけんきゅう結果。細い糸をきつめに編むと、とてもくるくるする。太いアクリル糸を、編み目の向こうが見えるくらいゆるーく編むと、あまりくるくるしない。

でも、それじゃあマフラーにはできません。

その後考えるのがめんどうになったのか、メリヤス編みでマフラーを編むという試みはしなくなってしまいました。


なので、今回は初心に戻ってパート2。

メリヤス編みのマフラーを編みました。

左右にゴム編みを入れて、ちょっと縁あみっぽく。ガーター編みのマフラーと同じ、緑の段染めで編みました。東北によく見られる針葉樹の山の色味のイメージで、ヤマズキマフラーです。

幾つになっても、何回あんでも、編み地がどんどん伸びて、蛇みたいに長くなっていくのは楽しかったです。それに、段染めの糸なので、次にどんな色が出てくるのかな?ってとても楽しいのです。

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当時はあぶないからと触らせてもらえなかったスチームも当てて、たっぷりフリンジをつけて、さらには自衛隊のパッチまでつけてしまいました。

15時間くらいで編みましたが、マフラーあみ、なんだかくせになりそう。次回は輪で編むメリヤス編みのマフラーでも、編もうかしら。


そして、スチームアイロン。。。。私、実はこの作業があまり好きではないのです。なぜなら、先端の尖った針が怖いのと、蒸気の危険なアイロンを触らなくてはいけないからなんですね。

最近は流石に慣れて来ましたが、この作業も石鹸を作る時ほどではないのですが、腰が重くなってしまいます。

数年前までは、すごく考えて(何を考えているのか、自分でも把握していないのです)渋々とアイロンを出し、おっかなびっくりにアイロン台に針をさし、形を整えるのに小一時間なやみ(またここで悩まずやってしまえばいいものを。。。)そしてやっと、スチームを当てていました。

ピンの本数も、知らないうちに無くしてないか、足りなくないかととても怖がっていたのですが、マグネットトレイを使えばいいのか!と今記事を書いていて思いました。



初詣で、心願成就と絵馬にかいたのですが・・・何十年も前に編みたかった基本編みのマフラー2種。こんな忘れていたことをできるなんて思いもよりませんでした。



↓クリックすると、メリヤス編みのマフラーの編み図へジャンプします。


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