見出し画像

ちいさいおまもり袋「金魚」

森見登美彦さんつながりで、もう一つ。

森見さんの小説にでてくる、赤くて、小さいものには、金魚もあります。

金魚は、こときれた男の口のなかから、ころりと転がりでてきたり、
赤い浴衣に兵児帯を締めた、金魚のような女の子たちが駆け抜けていったりします。

森見さんは、ときどき怪談を書きます。
金魚は怪談の世界を泳ぎます。
小さくて、かわいくて、不気味なのです。



森見登美彦さんの怪談も、ぜひどうぞ。

◆使用糸
・HOBBYRA HOBBYRE WOOL CUTE 
  col.03R(赤)、col.22 BE(ベージュ)

◆使用針
・輪針3号 80センチ(金魚の体)
・棒針3号(金魚尾鰭)
・かぎ針4号(金魚の体の作り目)
・かぎ針3号(胸鰭のチェーンステッチ、スレッドコード編み)

◆作り方
※金魚の体と尾鰭を別でつくり、赤い毛糸で縫い付けます。

(金魚の体)
・共鎖の作り目で36目。
・赤い糸で、メリヤス編みで、輪に編む。13段。
・14段目で、9目ごとに1目、左上2目一度で、減目。(36目→32目)
・16段目で、8目ごとに1目、左上2目一度で、減目。(32目→28目)
・17段目から、糸をベージュに変える。
・18段目で、4目ごとに1目、左上2目一度で、減目。(28目→21目)
・20段目で、3目ごとに1目、左上2目一度で、減目。(21目→14目)
・21段目で、2目ごとに1目、左上2目一度で、減目。(14目→7目)
・残った目に糸を通して引き絞る。

(尾鰭)
・共鎖の作り目で9目。
・2段目、5目めで、3目の編み出し増し目。(9目→12目)
・3段目、2~4目、8~11目で、右増し目(12目→17目)
・5段目、1目おきに、3目の編み出し増し目。(17目→35目)
・8段目から13段目で、中央3目をのこして、左右に16目ずつで、編み進みの引き返し編み。(二つの山ができるようなイメージです。35目→39目)
・15段目から21段目で、左右12目ずつで、編み残しの引き返し編み。(端をとがらせるようなイメージです。)
・伏せ止め。

※写真は、ティッシュを入れて膨らませています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?