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#knit_da_plainsocks 編み方

はじめに

プレーンソックスと名前をつけてみたトップダウンの靴下の編み方です。
いろんな靴下の編み方を見て、なんとかしてシンプルに編めないかと思ったミックスです。

普段使いにもよし、アレンジも割と効く感じだと思うので、編んでやってみてください。

適当なところが多いので、おおらかな気持ちで編んでください。
正直だいぶ私自身が適当なニッターなので、「ん?」っていうところもあると思います。その辺りは多めに見てください。石を投げないでください。
私を殺したいならぜひ霜降りの牛肉を持ってきてください(牛脂アレルギー)

Copyright @knit_da

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用意するもの

絶対にいるもの
・ソックヤーン 55〜80gくらい
・編み針0号〜3号くらい(輪でも棒でも)
・とじ針

あると便利
・カウンター
・マーカー(3つくらい)

なくてもいいけどあったらいいね
・ソックブロッカー
・針の先を止めとくやつ
・靴下用ゴム

1. 筒から編むよ〜

履き口から編みます。作り目は60目[or 72目]で。

・作り目の方法は「伸縮性のある作り目」もしくは「編み進める作り目」がオススメ
・Opal×1号は60目、マラブリコ×1号は72目くらいが丁度くらいでした
 >追記:マラブリコ、なかなかゆるっとしてきてしまうので60目でよかったかも。
・12の倍数の作り目で割といい感じです。

2目ゴム編みで1〜2センチくらい履き口を編みます。
はじめの1目は【裏編み】で始めてください。

(p, k, k, p, p, k, k,……….k, k, pという感じ)

・輪のはじめがわからなくなる方はマーカーを
・ここできつく編むと後で死にます。「最後にゴム入れればいいか」くらいの気持ちで緩めに編みましょう

筒部分を4目表編み、2目裏編みのゴム編みにします。
はじめの1目は【裏編み】で始めてください。

・長さはお好みで。大体くるぶしの上部分の長さがここの長さになります
・適当にアレンジをしたい方はここで思いっきりクリエイティブにどうぞ

2. そろそろ踵です

いよいよ踵の準備です。
編み始めから30[36]目のところでわけます。
どこも裏編みの目が起点になっているはずです。

編み始めの目が先頭になっている方が踵部分になります。

2.1 踵の表を編みます。

29[35]目を表編みします。
最後の1目を編む前に、糸を手前に持ってきて、滑り目をします。
反対に返します。

2.2 踵の裏側を編みます。

文章通りに編んでもらえば良いので、裏表を脳内反転させなくて良いです。

はじめの1目は鎖編みします。
次の2目は表編みします。
※次の1目は裏編み、次の1目は滑り目します。
最後の3目になるまで※を繰り返します。

次の2目を表編みします。
最後の1目を編む前に、糸を手前に持ってきます。
滑り目をして裏返します。

はじめの1目を鎖編みし、最後の1目になるまで表編みをします。

最後の1目を編む前に、糸を手前に持ってきます。
滑り目をして裏返します。

・表編みをするときにねじり目になりやすいのですが、それはそれで味だと思うので、その場合はそのまま突き進みましょう

編み方2.1と2.2を踵部分を24〜30段の途中まで編みます。(お好みで・・)

・お気付きの方もいると思いますが、ガーター編みが端にできてきます。個人的にはすごくここが好きです。

・ガーター編みがイマイチな好きではない、という方はメリヤス編みになるようにしてください。

3. 踵を立体にしていきます。

途中まで踵の表側を編んでいると思いますが、それを残り12目になるまで表編みします。

次の2目を2目1度(左上でも右上でも)して裏に返します。

裏に返したら、1目滑り目、その後残り12目になるまで裏編みします。

次の2目を2目1度(左上でも右上でも)して表に返します。

★表に返したら、1目滑り目、その後さっき2目1度したところの1目手前まで表編みします。次を2目1度して裏に返します。

☆裏に返したら、1目滑り目、その後さっき2目1度したところの1目手前まで裏編みします。次を2目1度して表に返します。

編み方★と☆を棒にかかってる目がなくなるまで繰り返します。おそらく最後は表で終わります。違ったら表まで編んでください()

・この2目1度するところがだんだんわからなくなる人は(私)、マーカーを入れると良いです。

4. 目を拾って合体していきます

鎖目を12〜15目拾います。
次に休ませてあった目を元のゴム編みに従って編みます。
休ませてあったはじめの裏目は ぎゅっときつく編みましょう。ここで緩めると穴が空きます。

ゴム編み部分が終わったら鎖目を12〜15目拾います。
はじめの裏目から鎖目を拾うところは ぎゅっときつく 編みましょう。ここで緩めると穴が空きます。

拾い目が終わりました。

ここからは踵部分を表編み、休ませてあった部分はそのゴム編みに従って2周編みます。(p, 4k, 2p, 4k….)

5. 減らし目をしていきます

⬛︎編み始めのところから踵部分の表編みを編んでゆき、最後の1目と次の裏目を2目1度します。ゴム編みをしばらく続け、最後の裏目と次の表目を2目1度します。
⬜︎次は1〜2周編みます。

・1周だと直角っぽく、2周だと緩やかな感じでマチ部分が減っていきます。

編み方の⬛︎⬜︎を繰り返し、はじめの作り目と同じになるまで減らし目します。

・減らしすぎても多分大丈夫です。
・甲高の方はあんまり減らさなくても大丈夫です。

6. 足の甲部分を編みまっせ〜

大変な部分は抜けました。
あとはテレビでも見ながらメリヤスとゴム編みを、残り4センチくらいになるまで編みます。(25cmサイズの靴下なら21cm、23cmなら19cm)

・履いてみて親指の付け根くらいまで編めていればいいと思います。

7. そろそろ終わり。つま先を編みます。

涙のフィナーレです。
最後のつま先は正直お好みでどうぞ、という感じなので、丸いつま先の編み方を。

適当に均等に減らしていきます。

72目から減らします
10目編んで次の2目を2目1度×6回 次の段は全部表目
9目編んで次の2目を2目1度×6回 次の段は全部表目

60目になりました
13目編んで次の2目を2目1度×4回 次の段は全部表目
5目編んで次の2目を2目1度×8回 4段表目
4目編んで次の2目を2目1度×8回 3段表目
3目編んで次の2目を2目1度×8回 2段表目
2目編んで次の2目を2目1度×8回 1段表目
1目編んで次の2目を2目1度×8回 1段表目

最後はとじ針で全部の目を2周拾って絞って終わりです。
あとは履き倒しましょう。

その他

著作権は基本的にknit_daに帰属します。編み図に起こして販売する行為は避けてください。

作成したものをフリマなどで販売する行為については特に禁止しませんが、「#knit_da_plainsocks」などの記載をお願いします。

作成報告などあればぜひ「#knit_da_plainsocks」をつけてください。喜んで見にいきRTさせていただきます。

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