パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』困難な時代の運命の愛について
超絶大傑作。素晴らしすぎて全シーン思い出せる。前作『イーダ』で世界&私を熱狂させたパヴリコフスキの最新作。紙芝居のようにスルスルと無情に話が進んでいき、音楽や画面構成が神がかっているいつものパヴリコフスキ映画。ポーランドの中で内省的な物語を展開した前作とは打って変わって、冷戦期の欧州を駆け巡る運命の恋の物語。ショットが神がかっていた『イーダ』に"音楽"という更なるパワーが加わって、本当に当世最強の映画監督となってしまった!ショットのパヴリコフスキが音楽を持った、まさに鬼に金棒