ルパート・グールド『ジュディ 虹の彼方に』ジュディ・ガーランド、最後の一年
スザンナ・ニキャレリ『Nico, 1988』と内容が全く同じって地味に凄いことなんじゃないか。全盛期を扱ってあげろよという思いも含めて。共に麻薬中毒だった人気女優の最晩年を追った作品で、子供や夫たちとの関係の描き方もステージまで到達すれば本気出せるとこまでしっかり被っている。同作と異なるのは、太りやすい体質だったせいで食欲減退用にアンフェタミンを渡され、結果的に薬物中毒になっていったという子役時代における"きっかけ"や"栄光の時代"を描いていたことくらいだろうか。いや、一番の