辞めようと思った話

「ナイト辞めようと思います」

５月の初め、代表にLINEを送った。

初めてだった。

本気で辞めようと思って


行動を起こしたのは。

辞めようと思った理由

僕がナイトを辞めようと思った理由は

「もっと売れたい」からだ。

ホストとして1000万、
年間1億をまずはやりたい。


そのために今の環境は

悪くはないけど

最適ではない。

そう思った。

次々に辞めていく仲間

僕が初めてナンバーに入ってから

今までお店を支えて

走り続けてきた仲間が順番に辞めていった。

理由はそれぞれ。

違うお店でやりたいと移籍した人もいれば

病気になってしまった人

単純に疲れて飽きた人

他の仕事をやりたいと思った人

気づいたらほとんど

一緒にナンバーランキングを
はって争って来た人たちが

いなくなってた。

お店に対する不満・不安

少なからず不満もあった。

どうしてここが改善されないのか？
運営者はなにしてるのか
プレイヤーを大事にしてるのか

なんとなく思っていたが
今まで言ってこなかった。


今思い返すと

「どうにかなるだろう」

「誰かが何とかしてくれる」

そう思っていたんだと思う。

人任せにしていた。

辞めるって切り出した後

運営者には不満を全てぶつけた。

「俺はここにいていいのか？」

何度も思った。

活躍する元従業員

もともと一緒にやっていた仲間の

活躍も気になった。

ナイトやうちのグループにいるときより

数字できっちり結果を出していた。

他の人とも連絡をとることもあり

「他のとこでも絶対やれるよ」

「今のグループにいるのはもったいない」

「一緒にやろうよ」

こんな言葉もくれた。

心が揺れた。

移籍するか、残るか

僕が求めることは3つだった。

1、結果を出してて本気の人とやりたい

2、いろいろ教わりたい

3、綺麗な箱でやりたい

この3つを解決するのは

①お店を変える(移籍)

②求める環境のお店をつくる(残る)

この２つだった。

移籍は簡単

たくさん迷った。

俺には支えてくれるお客様がいて

移籍しても、

新しいところでも必ず会いに来てくれる。

そう思った。

毎月1000万売るすごい人がいて

その人たちと働ける。

初回のお客様もたくさん来るだろう。

そしたら自分にももっとチャンスが来る。

お店の

ブランド力、
内装の綺麗さ、
広告の強さ

移籍すれば望むものが手に入る。

もっともっと輝かせてくれる。

そう思った。

何かもっと変えられるんじゃないか。

環境をうつすだけで。

メンターとの会話

僕は人生の決断に迷ったときに

必ず相談する人がいる。

思っていることすべて話した。

そしてその人は、一つだけ僕に質問をした

「どっちをやり切ったら自分に自信がもてる？」

ハッとした。

①移籍して1000万、年間1億

②ナイトに残って1000万、年間1億

どっちをやり切ったら「自信」を持てるか。

答えは②だった。

俺は自信がなかったんだと気づいた。

移籍して1000万売って

結果で「自信」を
つけたかったのかもしれない。

人生で考える

結果の出しやすい環境にいって

数字を残せば

ホストとして自信はつくかもしれない。

でもホストあがって

自分がやりたいこと始めた時に

どっちが「経験」として生きて

「実績」として語れるだろうか。

そして人がついてくるだろうか。

難しい方を選ぶ

人生で何かで迷った時

「難しい方を選ぶ」

と決めている。

高校を選ぶときもそうだった。

試合に出れそうな高校より
自分より上手い人がたくさんいる所を選んだ

先生を辞める時もそうだった。

そのまま続けた方が安定した
余裕のある人生を送れる。

でも挑戦したいから辞めた。

いつだって難しい方を選んできた。

そうして成長してきた。

答えは決まった。

ナイトに残ってやり切ると決めた。

必要なものは自分で集める

やりたいことがあるとき

当然、必要なものもある。

もし、自分が望む環境がないなら

集めたり作ったりするだけだ。

作り上げる

ここまで読んで

今ナイトはダメなお店なんだって

思ってしまった人もいるかもしれないが、

そうではない。

一緒に働いてて
信頼できるメンバーもいるし

まだ数字が出てないだけで

やれるメンバーもいる。

ホストとしてこの先怖い存在もいる。

でも俺も含めて「一流」と呼ばれるには
まだまだだと思う。

俺の理想が高すぎるだけかもしれないが

俺の思う

「ホストクラブ」はこんなもんじゃない。

ないのなら作る。

時間がかかるかもしれないが

やってみる。

今いるメンバーと

これから入る人たちで

一緒に作り上げたい。

まずやること

・ナンバーを10人以上だす

・綺麗な箱にする

・有名になる

どうやってやるかは

あえてここには書かないけど

絶対やり切る。

自分だけの力じゃ無理だから

他の人にもたくさん協力してもらう。

でもそのためには

自分が「信頼される人」じゃないと

できないだろう。

誰もついてこない。

だから、

信頼と実績を積み重ねる必要もある。

とにかくやることは沢山ある。

おれはやり切る。

最後に

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

たくさん迷って

このことについて書くかも迷ったのですが

何か迷ってる人に参考になればって
思って残しました。

そして成功した未来の自分にも

「こんな時あったな」って
思い返してもらうためにも残しました。

そして、「辞める辞めない」の相談に乗ってもらった人にも、

どういう経緯で残ると決めたのか
読んで欲しかったのもあります。

僕の考えが伝わると嬉しいです。

ありがとうございました！！