小判鮫 論

小判鮫に気をつけていたはずなのに、またやられるなんて。

会社も仕事も順調。
家庭も問題は多々あるけれどそれでも支え合える範囲。
子供たちもすくすくと育ってくれている。

お金もそれなりには余裕がある。

ある時お世話になっている税理士の先生が、
「xxさん気をつけてくださいね。xxさんみたいに上手くいっていると、ハイエナや小判鮫が必ず現れるからね。」って。

「まさか、仮にそういうことに出くわしても私は大丈夫ですよ。」

「皆さんそういうのですが、小判鮫やハイエナは、いつ誰が変貌するかわからないし、税理士や司法書士だって会社が儲かってくるとたくさん取ってやれって思う悪い人も多くいるんですよ。私は違いますけどね」と

「わかりました。何か怪しい時には、先生にも一報入れて相談しますね。」

見事に3年後にやられたのであった。

それも一番信頼してなんでも相談し、任せてきた右腕だった。

次回へ続く

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