20231023

 「阿波しらさぎ文学賞」の選考委員を第二回から今年の六回まで務めていた小山田浩子氏が主催側、徳島文学協会と徳島新聞から今回限りで選考委員を降ろされる旨を手紙で通知されたとXで告白していた。この日、さらにその後の経緯について小山田氏がポスト。解任について「了承」した旨をコメントとして出して構わないか、と通達され、選考委員解任については構わないが、理由を説明してほしいと答えたものの、その後その説明はなされないと報告された、という。わたしは第四回で一次通過して、初めて地方とは言え、新聞の紙面に自分の名前が載った、個人的に記念すべき文学賞でもあり、二回から六回まで四年に渡り応募を続けた思い入れもある。それだけに今回の騒動はとても悲しいし、徳島文学協会と徳島新聞には何らかの説明がなされてほしかった。歴代受賞者も困惑して批判的なコメントを出している。主催者側から説明がない限り、一方的に小山田氏の話をもって推測しなければならないが、かなり理解に苦しむ。今後、何らかのかたちで主催者側が説明することを強く望む。

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