20241215

 先日、『第百七十二回芥川龍之介・直木三十五賞』の候補作が発表された。芥川賞候補には、安堂ホセ『DTOPIA』、鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』、竹中優子『ダンス』、永方佑樹『字滑り』、乗代雄介『二十四五』の五作。直木賞候補には、朝倉かすみ『よむよむかたる』、伊与原新『藍を継ぐ海』、荻堂顕『飽くなき地景』、木下昌輝『秘色の契り』、月村了衛『虚の伽藍』の五作がそれぞれ選ばれた。このうち芥川賞候補の発表前に、鈴木結生『ゲーテはすべてを言った』の評判が良かったので気になって小説トリッパーを注文しようとしたら、来年一月に単行本が出るとAmazonで表示されたので、もしかしたら関係者はすでに候補になることを知っていたのかもしれない。ちょうど、ゲーテ『親和力』を読んでいたので、関心が高かったことも手伝って、今読みたいと思い、トリッパーを買った。

いいなと思ったら応援しよう!