20221221

 晴れて寒い一日。今年の後半を振り返ってみよう。やはり安倍元首相の暗殺事件が今年一番の衝撃だったろう。山上徹也容疑者により、その後旧統一教会と政権、自民党だけではなく政界を揺るがす関係が明るみに出た。しかし、この関係は岸信介の頃から続いていて統一教会自体も世界各国でカルト認定されていた有名な話で、こんなものは少し調べれば周りもメディアも知り得た情報である。山上容疑者の暴力は決して許されないものだが、安倍氏のこの状況を知りながら誰も何も言えなかったのか、その阿る周囲の人間は今も政界、マスメディア、警察にいてなにくわぬ顔しているというのが大きな問題である。岸田政権は安倍晋三の国葬儀に十六億円という警備費を計上したが、その前に英国のエリザベス女王が崩御し、G7の首脳クラスは誰一人来日せずに国葬儀の解釈も議論されぬまま、まるで現在の日本の政情を物語るように中途半端な終わりを迎えた。それからサッカーのW杯があって、日本はスペインとドイツを破ってベスト16になった。アルゼンチンが優勝し、メッシが英雄となった。個人的にはつらい後半だった。公募に出したものは全て結果が出ずに終わった。しかし、来年はこれらを無駄にせずに何か形にして世に問うつもりだ。いまはその準備をしている最中。年末年始も休みなくやっていく。それだけである。継続は力、わたしの好きな言葉です。

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