Getting Over It/壺おじ攻略
特定の人に向けて、誕生した、ゲーム。特定の人を、傷つけるために。
通称壺おじこと Getting Over It with Bennett Foddy。簡単に説明すると下半身が壺に嵌った筋肉隆々のおじさんがハンマー一本で概念的な山を登るゲームである。何も知らない状態でこの説明を受けると何を言っているのか分からないと思うが、実際に見てみればその通りなのだから仕方ない。
独特の操作性もあって、何度も何度も落とされ同じ場所をやらされることに苛々する人は多いだろう。だが、それでも全面的に丁寧に作られており、レベルデザインも相当に洗練されている。どこでどのように失敗したらどこまで戻されるのか、難しいところをどこにどのように配置するのか、それぞれの難しさはどの程度なのか。何度も何度も繰り返すうちに不思議と少しずつ進んでいけるようにデザインされていて、ゲームとはなんたるやという点をきちんと押さえている作品だ。
何を楽しむゲームなのか
ゲームだというからには娯楽の一種ではあろう。しかし何が楽しいのかという点に関して説明しようとすると難しい。このゲームの場合は、自分でプレイするよりも、見る方が気軽で多くの人に楽しまれているかもしれない。
観戦者として
ゲームの発売自体は 2017 年の末であるから、本記事執筆時点で 2 年半ほど経っている少々古いゲームではある。従って検索してみるとプレイ動画や配信のアーカイブ、攻略動画、攻略記事等々、既に多く見つかる。一方で、最近だといわゆる VTuber と呼ばれる方々が配信を行っているのも度々見かける。どっちかというと VTuber たるもの一度くらいは壺配信をせねばならない、みたいな圧力があるのではないかと思わなくもないが、まあ要は観戦の楽しみという点でいえば高い方の部類なのだろう。
そんな情勢なので、自分でプレイしたことはなくても、プレイ動画や配信を見たことがある人は多いかもしれない。理不尽な失敗が自然と発生する設計なだけに、失敗した時の反応がある種のエンターテイメントとして成立しているのは確かだろう。落ちたときの悲鳴、成功したときの歓声、時には怒り、時にはフラグを建てて回収し、時には説教を始めたりもする。配信者のいろんな面が見られるという点で、なにかと重宝されているようだ。
せっかくなので、挑戦中の方々を何名か紹介しよう。もちろん自身で攻略をしてほしいと思ってはいるが、そうは言っても自分ではやれないという人もいると思う。そんな方々は他人の配信を見てみるのも楽しみ方のひとつだ。配信者と共に一喜一憂するのも、ある意味では攻略である。
まあ、このビデオはYouTubeかTwitchで再生されていることでしょう。
1000万回再生レベルの人気チャンネルによるビデオがありますからね。
まさに、柔らかく反芻した後の食べ物を与えられる、小鳥のよう。
これすらまた、文化。
著名な方なので知っている人も多かろう。最近ライブ配信で壺おじをプレイされていた様子。大きなマウスパッドを使っていらっしゃるようで、これからプレイするという方は見習うと良い。
2020-07-16 現在、チャンネルトップに壺おじのプレイ動画を載せている。動画は半年ほど前のもので、最近挑戦されているのかどうかは分からない。ただ動画を拝見する限りでは登頂できる実力が十分にあると見受けられるので、お忙しい身だとは思うが、また是非挑戦してもらいたいものである。
(2021-06-18 追記) 2021年4月にてご卒業なさったとのこと。再挑戦を見ることはかなわなかったが、配信でなくとも気が向いたらまた挑戦してみてほしいものだ。現時点でもまだチャンネルトップは壺おじプレイ動画である。
(2021-06-18 追記) リンク先動画が非公開となったため削除。以下紹介文は公開当時のまま。現時点では、新たに壺おじをプレイされた配信アーカイブがあがっている。新人 VTuber なので壺おじをプレイするそうで…やはりそういう圧力があるのか?
失敗して落ちることは織り込み済みのようで、お昼ご飯のお供にしてほしいという。更に少し前の配信では落ちる度にリスナーに筋トレをさせようとされていたりもする。可愛い顔と声に癒されつつ筋肉もつけられる…かもしれない。
どんなゲームでも本当に楽しそうにプレイするころね嬢。ちょっと配信が長いのとリスナーを束縛気味なところが大きな魅力で玉に瑕。壺おじも例外なく楽しそうにプレイしてくれる。
不思議な妖精語が何度も飛び出すほんわか配信。特筆すべきは落ちたときの反応で、可愛い悲鳴はお約束でありながらも、「何度も練習できるから良いんです」いうところだ。その考えができるならいつか絶対に登頂できる。間違いない。
いわずもがな他にもたくさん配信されている方々がいらっしゃるので、紹介した中から関連動画を探したり、あるいはふつうに検索するなどして自分に合う方を見つけていただきたい。
もちろん、挑戦中なだけでなく踏破済みの方々も多い。ごく最近配信されていたというところでいうと、兎鞠嬢だろうか。
ボイスチェンジャーを使ったおじさんであると明言されている方だが、あまりに自然な女性声のためかその話が出る度に「またこの娘、自分のことおじさんだと勘違いしてる…」とリスナーに憐れまれるのがお約束の様子。紹介しているのはプレイ動画ではなく攻略動画なので、本記事と併せて参考にすると良いだろう。
プレイヤーとして
自身でプレイするという意味でいうなれば、恐らく「新しい景色の発見」「できなかったことができるようになる喜び」「更に速くできるようになる楽しさ」、言葉にしようとすると陳腐になってしまうが、そういうことなのだろうと思う。問題は、「できなかったことができるようになる喜び」は、「できない」状態を経ねば得られないことにある。それは、ボタン一発で勝利し、エンディングが流れるだけのゲームで得られるものとは違うものだ。
とはいえ本作の難易度は高い。できないばかりでは楽しくないのは当然のこと。なので、うっかり買ってしまったが途中で諦めてしまった人に。あるいは誰かからプレゼントされてしまった人に。本記事はそんな方々を少しだけサポートしようとするものだ。少しでも先の景色を自分の目で見てもらいたい。そして最後には頂上にたどり着いてほしい。読んで真似すれば誰でも登頂できる、などと甘いことは言わない。練習は必要だ。だがその練習を効率よくする手助けになれば、と思っている。
もちろん、攻略などなくても登頂できる、という方には読み進めることなく挑戦していただきたい。ただ、途中で投げ出すくらいなら攻略を見てでも登ってほしいとは思う。誰かの手助けを得ることは恥ではない。場合によっては、詰まったところだけ、ピンポイントで確認してみるのも良いと思う。
そうそう、当然ネタバレはすることになるので、その点はご留意頂きたい。とはいえ、一応ナレーションは一部の引用のみに留めておく。ゲームとは何なのか、失敗とはどういうことか、プレイヤーとは何者なのか、そんな哲学的な問いを投げかけてくれるナレーションも、実はこのゲームの大きな魅力のひとつなのだ。ナレーション付きの配信も多々あるので見たければ動画でもみられると思うが、せっかくなので自身で登って聞いてほしい。そして落ちて励まされて(!)ほしい。
最初に
本記事では、「少しずつであってもなるべく確実に進む」ことを主眼にして解説を行っていく。決して「速く登る方法」ではない。速く登りたいのであれば、たくさんあるスピードラン動画を参照すると良いだろう。しかし、彼らは十分な訓練を経てそういうプレイをしているのであって、独特の操作体系である本作で最初から真似しようとするのはお勧めできない。うまくいかないのはあなたが下手だからではないし、恥ずべきことでもない。そもそもゲーム自体が、上手い人も下手になれるように意図して設計されているのだ。
それから、闇雲にやろうとしないこと。上手くいかなかったのは何故なのか、また逆に上手くいった理由は何なのか。きちんと考え、把握し、それを再現できるようになることが登頂への道である。ただ何となくマウスを動かしているだけではただの運だし、それで登れないと文句をつけるのも変な話である。同じ入力をすれば同じように動く。とはいえ当然人間なので完全に同じ入力を再現することは難しい。だから、なるべく成功範囲が広い方法を探すべきである。多少ズレても最終的には登れる、その猶予が大きいやり方を探していこう。
そして落ちるのを怖がり過ぎないこと。落ちるのが怖いのは正常だ。だが過度に恐れるとうまくいくものもいかなくなる。落ちるのが怖くなくなる方法は、そこに登ってくるまでの道のりを確実にすることだ。怖いのは落ちたら戻ってこれないかもしれないからであって、また簡単に登ってこれるのであれば怖いものなどなにもない。そしてそれが可能になれば、落ちるリスクは高いが素早く登れるチャレンジングな方法でも、気軽に試すことができるようになる。そしてそれを成功させ、素早く登れるようになれば、更に先の恐怖も薄れる。この繰り返しこそが、登頂へ至る道なのだ。そう、逆に考えるんだ。「落ちちゃってもいいさ」と考えるんだ。「またここまでの道を練習できるし」と。
では、ゲームを始める前に準備と設定の確認をしておこう。
マウスの可動域を広げる
プレイすると分かるが、マウスを大きく移動することでマウスパッドからはみ出てしまったり、何かにぶつかってしまったりといったことが多々発生する。マウスを物にぶつけての落下は精神を削る。机を整理し、マウスパッドを使いたいのであれば大きなものを用意しよう。
トラックパッドモードのオン
ゲームのオプションに「トラックパッドモード」というものがある。これは名前に反して「マウスアクセラレーションのオフ」というのが事実である。必須というわけではないが、マウスを使っているのだとしてもオンにしてみることをお勧めする。ただ、個人の好みの問題も多分にあるとは思うので、試してみたうえでオフの方がやりやすいということであればそれでもかまわない。
マウス感度の調整
若干高めの感度にしておくことをお勧めする。ただ最初のうちから最適な設定値が分かるかというと難しいと思うので、どちらかというと最初の設定のまま放置せず、プレイ中度々調整すると良いだろう。
基本操作
プレイヤーができること
このゲームにおけるプレイヤーとは何なのか。この哲学的な問いは、ゲーム後半で Bennett 氏によるナレーションによって投げかけられ、そして氏の考えが語られる(Bennett 氏は哲学者でもある)。
だがプレイヤーが何であるかはともかく、何ができるかに関しては明確だ。壺おじと、ハンマーの先との相対位置の指示である。オプションでマウスカーソルの表示をオンにしておくと、白い丸が表示される。マウスの移動を行うと、その白い丸が移動する。そして壺おじはハンマーの先をその白丸に合わせようとする。
問題は、マウスカーソルの可動範囲が壺おじを中心としたドーナツ状だ、ということだ。カーソルは壺おじよりも一定以上離れることができないし、また逆に中心にも近づけない。このため、同じ移動量でマウスを戻したとしても、カーソルは必ずしも元の位置には戻ってこない。ゲームが上手い人ほど戸惑う項目かもしれない。そういうものだと把握して慣れる必要がある。大きなマウスパッドが欲しくなる理由でもある。
プレイヤーができないこと
それ以外のすべて。なにが言いたいかというと、クリックは利用しない。敢えてこれを明言する理由は、私自身がプレイ初期に「難し過ぎる。しかし他の人はすんなり登っている。これはもしかして、うまいタイミングでクリックしたりすると、掴んだりできるのではないか?」などと悩んだからである。だが残念なことに、そんなことはない。すべて、マウスの移動だけで登るのだ。
移動
ハンマーの先との相対位置しか操作できないのにどうやって移動するのか。それは、ハンマーを地面などに押し当て、その反作用で壺おじを動かすことによる。
ハンマーを地面の中に誘導しようとすれば、壺おじは自然とハンマーを地面に押し付けることになる。そうすると、その反作用で壺おじが浮く。この反作用で移動する、というのがすべての基本となる。
上に移動する場合も同じだ。高いところにひっかけ、移動したい方向の反対に向けて、ハンマーの先を誘導しよう。
位置調整
これは結局のところ「小さな移動」である。ただ通常の移動とは操作感は大分違うかもしれない。このように軽くハンマーを地面にあて、少しだけ体を浮かし、望みの位置に降ろすことをいう。
位置調整をしようとして、うっかり大きく移動しすぎて落ちてしまう、なんて事故もあるので練習しておきたい。
ハンマーの柄の方向に沿ってマウスを動かせば、腕を伸ばしたり縮めたりできる操作も良く使う。
セルフジャンプ
その場ジャンプ、垂直ジャンプ、ハンマージャンプ、セルフジャンプなどと呼ばれているようだ。英語圏では Pogo-jump とも。本記事ではセルフジャンプと呼ぶことにする。
ハンマーを地面に向けて構え、勢いよく叩きつけることで反作用で跳びあがることができる。また、角度を付けて行うことで斜めにも跳ぶこともできる。こちらも多用するので練習しておきたい。
ちなみにもともとマウスカーソルが稼働できる範囲は狭く、高く跳ぶためには速度は重要だが移動距離はそこまで重要ではない。短い距離を素早く移動してピタッと止める、という操作で十分に高く跳べるはずだ。また、この後ハンマーを上に伸ばして高所に引っ掛けるという動作が伴うことが非常に多い。基本的には空中でハンマーを回せばいいだけだが、高さを要求される場合は飛び上がった瞬間、マウスカーソルを一瞬だけ止めるのを意識すると良いだろう。動き出しが早すぎると高く跳べない。
さて、これら基本操作ができるようになれば登頂まで問題なく行ける。とはいえ、難所といわれる個所はいくつもある。これから順に、少し詰まりがちな部分を解説していく。
最初の木(The First Tree)
『Sexy Hiking』をやってみればわかることですが、最初に木が現れ、その向こうにゲームのステージが広がっています。
ナレーションでも語られる通り、Sexy Hiking へのオマージュであろう。こちらの木はナレーションで語られているほどの強敵ではないが、案外てこずるのもまた事実ではある。左の枝に乗ったら、中央の細いてっぺんにハンマーを当てて乗り越えるか、セルフジャンプで跳び越えるのが安定だと思う。
花崗岩(The Granite Locks)
最初のうちはまず基本操作の練習である。だいたい勢いで登れてしまうところが多いしそれで行けるのであればもちろんそれで構わないのだが、落ちたときの安定した復帰は最重要項目である。セルフジャンプをして高所に引っ掛け、そのままハンマーを回して乗る、という行動を丁寧に繰り返すのが安全だろう。
若干詰まりがちなのは、勢いで登ろうとすると失敗しがちな道が細くなっているあたりだ。いくつか方法を紹介するのでやりやすい方法を探していただきたい。
まずはこの段からセルフジャンプを行い、ハンマーを時計回りに回して上の岩に引っ掛ける方法。個人的にはこれが楽だ。
更に上の段に乗った場合は、少し浮かせた状態からセルフジャンプをするのが良い。浮かせずにジャンプすると頭を打ってあらぬ方向に飛ばされる。
セルフジャンプではなく、この状態からハンマーを真下に引き下げて跳ぶことでも登ることができる。
悪魔の煙突(Devil's Chimney)
最初の難関、悪魔の煙突。だいたいの人が時間はかかれどここまではなんとか到達できる。だがここで詰まるのは誰もが同じだ。基本的には、内部に掛かっているランプにハンマーを引っ掛けながら登っていくことになる。順番に行こう。
右のランプ
ここもふたつ方法を解説する。
最も確実で失敗しても被害が少ないのはこの方法だと思う。右下の岩の脇にハンマーを突き、岩の上に乗る。乗ったら煙突の左側の壁にハンマーを当て、体を右の壁に押し付ける。マウスカーソルを壁よりわずかに内側くらいの角度で下側に引く。5時か5時半くらいの方向だ。頭をランプに打つくらいまで上がったら素早く右にハンマーを回せば引っかかる。
でなければ、単にセルフジャンプをして引っ掛ける。一発でいけるのであればこちらのほうが速いが、ハンマーを左の壁の下側やランプの下側にぶつける、という事故が多い。左の壁の下側にぶつかる場合はハンマーの回し始めが早すぎるのが問題。ランプにぶつける場合はハンマーの回転方向が反対だ。
右下の岩に乗ってからでもこの方式自体は可能だが、わざわざ乗る必要はない。
左のランプ
右のランプに引っ掛けたらそのままハンマーを下に引いて体を持ち上げ、左のランプに引っ掛ける。ここで下に引くとき、若干右下気味を意識すると良い。真下だとハンマーがランプから外れてしまう事故が起こる。左のランプに引っかかったら、同じ要領で左のランプ上まで体を持ち上げよう。
左の岩の上
岩の上には、ランプの上からセルフジャンプをするか、
岩に引っ掛けて引っ張り上げれば登れる。
いずれの場合も左にすっ飛んでいく事故があるので注意しよう。
右の岩へ
右の岩へはふつうにセルフジャンプして引っ掛ければよい。難しくはないはずだ。ただ右の方に見える白い岩はブラフなので注意しよう。目指すべきは煙突の壁と地続きの方だ。
廃墟の壁
ここも詰まりポイントではあるものの、失敗しても被害が少ないので大胆に練習できる。怖がらずに何度も練習しよう。基本的にはでっぱりがあるので順に引っ掛けていくだけだ。コツとしては、大きくゆっくりハンマーを回すことだ。速く動かしすぎると壁を押し込んでしまい、左に飛ばされてしまう。悪魔の煙突まで戻されることは滅多にないが、条件が揃うと皆無というわけではないのが絶妙である。
動体視力が良い人は、ハンマーを 11 時方向程度で構えて待ち、タイミングを見計らってでっぱりに引っ掛けるようにすると確実性が増すかもしれない。私がやろうとするとうまくいかないのだが。
鉄骨
先の図のように壁登りから連続して鉄骨にハンマーを引っ掛けることもできるが、慣れるまでは怖いだろう。最初はコンテナの手前まで登ってから、位置調整をして端に座り、ハンマーを伸ばして体を浮かせたら腕を縮める、という手順で鉄骨にぶら下がろう。
一度ぶら下がってしまえば最初と最後以外落ちることはない、というか落ちたくても落ちることはできない。マウスを反時計回りに大きく回転させれば自然と進んでいくが、まあ要は振り子のように体を振りながら素早くハンマーを左に移動させる、というのを繰り返せばいい。何度か試行錯誤しよう。
ただし、最後だけは注意だ。部屋の天井横にハンマーをぶつけて落ちる事故が多い。体をしっかりと落ち着け、ゆっくりとハンマーを引き入れよう。
ショートカット(Slide Skip)
スピードラン系の動画ではほぼ確実に採用されているので知っている人も多いかもしれないが、ここはいくつかのステージをスキップすることができるショートカットが存在している。私自身はなんとなく癪だったので 50 周するまでは使わなかったのだが、とにもかくにも突破したいというのであれば練習してみても良いのかもしれない。ただ、スキップするということはそれだけ練習量が減るということでもあるので、最初からスキップという選択が総合的に良いかどうかは悩ましい。
ここに関しては、英語ではあるが、どのようにすれば良いのかひとつひとつを丁寧に解説した動画があるので紹介しょう。
この動画は、私自身が 50 周し、「壺も金色になったしショートカットも試してみるか」なんて思って参考にしたものだ。動画の説明通りやってみたらいともあっさり成功してしまい、「…は? 簡単じゃん!?」となった。とはいえ、金壺になる程度には慣れてから試したものではあるので、慣れないうちから真似してうまくいくのかについては私にはなんとも言えない。
滑り台(The Slide)
鉄骨を超えれば道なりに進んで傘の手前までは来られるはずだ。ここからは、まず位置調整をして傘の隣まで行き、ハンマーを伸ばして傘の上に乗る。
乗ったら、タイヤの先、熊手の先、と引っ掛けながら滑り台まで登る。ここも廃墟の壁と同様、大きくゆっくり回すのが良い。タイヤの先ではなくカートに引っ掛けてもいけるが、個人的にはお勧めしない。次との高さが合わず、滑り台の横を叩いてしまい右に戻されることが多いからだ。
滑り台は文字通りいかにも滑りそうだが、実のところ見た目ほどは滑らない。滑り台の上に体が乗ってしまえば、あとはセルフジャンプで右上の段ボール箱に向かって跳び、ハンマーを引っ掛ければ進める。セルフジャンプは図のどの位置からでも良いが、角度は目標の段ボール箱を目指そう。
なお更に上の滑り台にいる子供に当たり判定はない。
箱落とし(Box Drop)
箱の上に乗ったら道なりに進める。…はずなのだが、よく箱にひっかかって進むのに難儀する場所でもある。焦って変にマウスを動かして落ちたりしないようにしよう。
基本的には登るゲームだが、珍しくここは意図的に落ちる部分である。なんとなく落ちても行けたりはするので割と適当でも良いのだが、何度もやる場所ではある(特にオレンジ地獄や教会から落ちてくるとこのあたりからだ)ので確実性を上げておきたいというのも確かだ。とはいうものの私自身そこまで確実性の高い方法を開発できていない。決まりきった手順通りやれば確実に行ける、という方法があれば私も知りたい。
一応私が採用していたやり方紹介すると、図のようにぶら下がり、わざとハンマーのひっかけを外して、タイミング良くハンマーを右に突き出して着地する感じになる。確実性は低くはないと思うものの、ハンマーを右に出すタイミングを失敗すると落ちる点は解決できていない。
なんだかがちゃがちゃやっていて落ちたら偶然右のでっぱりに引っかかってしまった、なんて場合は、右下の空間にハンマーを差し込んで適当に振ればいける。ただ、ここに意図的かつ確実に乗る方法はわからない。
恐怖の階段(Stairs/The Dreaded Staircase)
難所のひとつ。英語では単に Stairs と呼ばれていることが多いようだが、とある動画では The Dreaded Staircase とかっこいい名がついていて気に入ってしまった。ここで詰まる人も結構多くて…、と言いたいのだが世の中案外そうでもなさそうでちょっとどきどきしている。というのも、私自身はここがずっと安定せず、金壺直前の 40 周目以降ですらよく落ちていたから、詰まっているのは私だけじゃないと思いたいという個人的な事情があるのだ。世間ではもう少し先のオレンジ地獄が最難関だと言われているが、至極個人的な経験で言えばここが最も難しかった。ちなみに、ショートカットができるようになったらショートカットしないパターンでも突然安定するようになってしまった。いったい私は何に苦労していたんだろう…。
今のところ私が一番安定している方法を紹介する。いったん右端の段ボールにぶら下がり、階段側に向かって勢いを付けたら階段へ素早くハンマーを回す。ハンマーで階段を下に押し込んだら今度は左の壁を叩く。そしてそこでいったん落ち着こう。
いったん落ち着くことができれば、あとは階段と左の壁を交互に叩いていけば登れるはずだ。
もちろん、右端の箱から階段へ向かってのセルフジャンプでも進むことはできる。ただ私の場合はハンマーが天井に引っかかってしまったり、頭を天井に打ってしまったり、ハンマーで階段をうまく突くことができなかったりと色々苦労することが多かった。
家具地帯(Furniture Land)
ここは比較的狭く、たくさん引っかかる場所がある。慣れた人のプレイだと案外適当にあちこち引っ掛けながら登っていたりするのだが、反面、慣れないうちは変なところにハンマーが引っかかり、意図しない方向に飛ばされて、慌ててまた変な方向にハンマーを振って、という負のスパイラルに陥りがちということでもある。まずはひとつひとつ丁寧に進めていくことを勧める。
階段を登ったら椅子の上からセルフジャンプでカメラに乗る。
カメラに乗ったら右の白いソファに乗る。
白いソファからは軽いセルフジャンプで上の茶色のソファに乗る。少し浮かせた状態からセルフジャンプを行うと低めに跳ぶことができる。
茶色のソファに乗ったらまた軽いセルフジャンプで棚に引っ掛ける。頭上はわずかに左に突き出しており、肩をぶつけて左に飛ばされることがあるので、ソファのひじ掛け部分にハンマーを当てて少し体を左側に出した状態から跳ぶと良い。棚に上手にハンマーを置ければそのまま行っても構わないが、体を持ち上げて洗面台の横を叩くのが楽だと思う。
トイレからはセルフジャンプで棚の上へ。
そして棚から椅子へ引っ掛けて休憩ポイント。
図で説明しているように丁寧に上がっていく場合は問題になることは少ないと思うが、このあたりは天井が低いことにも注意する。うっかり勢いがついてしまうと慌てがちだが、むやみにハンマーを上に振ると天井に引っかかって戻される事故がある。
この先に道なりに進めば次へ行けはするのだが、実は途中で落とし穴がある。安全を期すなら、しっかり椅子の背もたれにしがみついて移動し、セルフジャンプで思い切り左に跳んでしまおう。
オレンジ地獄(Orange Hell)
本ゲーム中最も難しいとされている地点。単に岩が滑りやすいこともそうだが、何よりもここを難しくしているのは、失敗したら滑り台まで戻されることにある。恐怖と緊張感はミスを招く。最初にここにたどり着いたくらいの練習量では、滑り台、箱落とし、階段、家具地帯といったところをすんなり抜けてくるのは困難だろう。それが故に練習そのものができない。だからこの先に行きたいのなら、まずここに来るまでの道をなるべく確実にするのが重要になってくる。
さて、まず台の上に載っているオレンジは邪魔なので落としてしまおう。台がすっきりしたら、ちょっと怖いが左端にハンマーを置いて、少し浮かせた状態からセルフジャンプで上の岩に引っ掛ける。ここの岩はひどく滑りやすいので、ゆっくり操作することを心がけよう。
岩
滑りやすいため慌てると落ちる。ハンマーをゆっくり回しながら慎重に進もう。特に三個目のゆがんだ岩はハンマーを突く位置を間違えるととても滑る。くぼんだ部分の手前あたりに引っ掛けるのが良い。
ここからが本当の地獄である。いくつかやり方を紹介する。
オレンジ地獄は最大の難所ということで攻略動画も多いのだが、だいたいどこの攻略を見ても最も安全な方法として紹介されているのが、「ハンマーを超ゆっくり回す」である。ところが、私自身はこの方法は一度たりとも成功したことがない。いったいどういうことなんだ? なんでみんなできるんだ??
と思いながらここに載せるために久しぶりにやってみたらできてしまった。えっ。
…ええと、まあできるのであれば確かに良い方法だろう。だが当時の私は全くできなかったのだ。そんな私がどうしていたかというと、次のような形になる。まずはハンマーを図のあたりに当て、少し体を浮かせて岩に身を寄せる。そこからセルフジャンプで右の岩に乗る。ここでのセルフジャンプは、特に最初のうちはあまり成功率は高くないと思う。が、それでもこの方法を採用していたのは、失敗しても被害が少なくて済むことが多いからだ。上手くいかなそうに見えても、むやみにハンマーを振らないようにしよう。被害が増えるだけだ。
ちなみに失敗するとこんな感じになる。
うまいこと乗れたら位置を調整する。このとき、ハンマーを右の岩より若干手前に置くようにすると良い。右端までもっていってしまうと、ハンマー先端の大きさの分だけズレて、そのまま滑り落ちてしまうことがある。
位置調整が完了すれば上の岩にハンマーが届くので問題はないはずだ。ただ、ハンマーをあまりにも右端を突いてしまうと滑ってしまう。岩の中央当たりに引っ掛けることを意識しよう。
これまでのやりかたでどうしてもうまくいかない、ということであれば、仕方ないのでセルフジャンプして上の岩に引っ掛けよう。
やらなければいけないことは明確だし、実際成功しているプレイを見ている限りでは簡単そうに見えるだろうが、このやり方をあまり勧めたくないのは、失敗したら最低でも滑り台まで戻されることがほぼ確実だからだ。まあとはいえ、どんなやりかたであっても落ちるときは落ちる。練習の機会が増えるのは良いことだ。
教会(The Church)
ここを難しくしているのは、やはり右の壁を叩いて左に放り出されると滑り台あたりからやり直しになるという事実で、それが恐怖を招きミスを誘う。とはいえ、やらなければならないことは単純だ。
まずセルフジャンプで虎の飾りに登る。
次はなぜか突き出している「手」、いわゆるサムズアップだが、ここはふつうにハンマーを引っ掛けると親指と壁に挟まってしまうので少し驚くかもしれない。これに関してはゆっくり腕を縮めて着地すれば綺麗に外れるということを覚えておこう。
教会の鐘の付近では蝙蝠の群れに襲われる。ここは脅かしポイントなのだろうが、知ってさえいれば実害はない。
最後のとんがり屋根に関しては、最初のうちは怖いと思うのでもうがっつり抱え込むような形を目指そう。まあ窓に引っ掛けようとしたのに屋根を叩いて落ちてしまう事故はどうしてもやらかすとは思うが、そういうものだ。また練習をしよう。
この状態からは、ハンマーを引き寄せながら、擦るようにハンマーを動かしていくと少しずつ登って行ける。屋根を抱え込んだ状態なら大きく戻されるような危険はほぼないので落ち着いていこう。
帽子(The Hat)
ここも案外難しいところなのだが、如何せん失敗しても被害が殆どないので気楽に再挑戦ができる。やらなければいけないことは明確で、いつも通りセルフジャンプをして引っ掛けるだけだ。ただ、帽子のてっぺんが極めて滑りやすくなっており、うっかりハンマーを突いてしまうとほぼ確実に落とされる。つばの部分あたりをうまく突くなどすれば帽子をどけられるので、一気に登ってしまおうとせず先に帽子をどかしてから改めて登るようにする方が良いかもしれない。
セルフジャンプは図中の丸のどこからでも行ける。個人的には中央がやりやすい気はするが、各自試してみて自分に合うやり方を探そう。
一番右から行く場合は、頭を打たないように体を少し左に出した状態から真上に跳ぶことになる。下駄が高い分跳躍力は少なくて済む計算ではあるのだが、肩を打ったり斜めに跳んだりと案外うまくいかないポイントは多く、見た目ほど簡単ではない。
中央から行く場合はほぼ真上に跳べばよいが、場合によっては肩を打つこともあることには注意したい。下駄が低い分跳躍力は要る。ハンマーを地面に叩きつけたら、マウスを一瞬だけ下で止めるのを意識すると良い。
左から行く場合は肩や頭を打つ心配はないが、若干斜めに跳ぶ必要があることと、下駄がないという問題がある。見ての通りいけることはいけるのだが、個人的な成功率でいえばこれが一番低い。
ちなみに帽子に邪魔されるとこんな感じになる。こうなると失敗した気分になるかもしれないが、これはこれで「帽子をどけることに成功した」例だと認識しよう。
金床(Anvil Jump)
難所に数えられるうちのひとつ。とはいえ、ここも失敗しても被害がほとんどなく、最悪でも帽子をやり直すところまでだ。そういう意味ではたくさん練習できる分、他の難所よりはマシに思えるだろう。もし失敗すると大きく戻されるような地形だったら、オレンジ地獄よりも圧倒的に難しかったはずだ。
やることは明確で、金床の端から思い切り跳ぶだけだ。ただ、必要な跳躍力、跳ぶべき角度、右の岩の滑りやすさなどが相まって見た目ほど簡単ではない。場合によっては一発で行けたりもするのだが、調子が悪いと長時間詰まることになったりする。ここも高く跳ぶコツとして、ハンマーを金床に叩きつけたら一瞬だけ止めるのをイメージしよう。ただ長時間止めすぎても目標の岩にハンマーが間に合わない。また、目標の岩はかなり滑る。ハンマーをピタッと止めるようにすることを心がけよう。
成功例を見ていると簡単そうに見えるかもしれないが、見た目とのギャップは激しい。
最初の岩に登れさえすれば残りはいつも通り登っていける。ただし非常に滑りやすいのでゆっくり操作しよう。事実、見ての通り一回目の岩で見事に滑っている。落ちるまでには至っていないが危ないことは見て取れるだろう。安全を期すなら右へ寄せてからもっと奥に引っ掛けるようにしたほうが良いかもしれない。
最後をセルフジャンプする場合は肩を打たないように注意。若干左気味から跳ぼう。
浮いた岩と雪だるま
英語名はちょっとわからない。the floating snow parts などと呼んでいる動画は見たが、比較的簡単なのであまり話題にならないのだろう。
一つ目の岩にはふつうにセルフジャンプで乗れる。
次の二回は大きくハンマーを回すことで進むことができる。開始地点だけ図の位置になるように調整したら、あとは勢いで進んでしまえる。ただ、別に図のように連続でやる必要はない。怖ければいったん雪だるまの上で止まって落ち着こう。ハンマーをちゃんと左に出せていれば落ちたりはしないはずだ。
残りの二つは岩の左側に乗り、斜めにセルフジャンプをすればよい。最後はハンマー回しでも行けるので好きな方でやろう。ここまで来られた人にとっては難しいことではないはずだ。
ちなみに最後をハンマー回しで行くとこんな感じになる。飛距離の問題でセルフジャンプの方が確実そうではあるが。
バケツジャンプ(Bucket Jump)
これまでにも動くオブジェクトはあった。タンブラー、オレンジ、シルクハット。出現が遅くなるにつれてだんだん存在感を増してきた動くオブジェクトだが、このバケツが最も面倒かつ最後の「動くオブジェクト」だ。
やらなければならないことは明確で、まっすぐ上にセルフジャンプし、ハンマーを右に突き出して止めることでバケツに引っ掛ける、ということになる。とはいえバケツは動くため一筋縄ではいかないのも確かである。
ジャンプ位置は、ハンマーをまっすぐ右に伸ばした時に、ロープを伸ばしたらちょうどハンマーの先が当たるくらいの位置を目安にしよう。ただし、真上に跳ぶことが前提だ。案外真上に跳ぶのは難しい。何度か繰り返し挑戦しよう。
静止しているバケツに一発で乗れれば良いが、現実はそう甘くない。たいていの場合バケツを揺らしてしまうことになるだろう。ただ、振り子の周期は振幅に関係なく一定である。揺れてしまった場合は、バケツが右端に到達した時点でセルフジャンプを行えば、ちょうど中央でハンマーとぶつかるくらいのタイミングになるので覚えておこう。大きく揺れていようが小さく揺れていようがタイミングは変わらない。
一応、そっと体でバケツを抑えてあげれば揺れを収めることができるし、あるいはいったんタイトル画面に戻ってロードし直せば完全に止めることもできる。どうしても動いているのが苦手だという場合は検討してみよう。
バケツにうまくぶら下がることができたら、わざと少し揺らして左の突起に引っ掛ける。ハンマーの柄が、中央かそれより左側にあればこれが可能だ。ハンマーの柄がバケツの右側にくるような形でぶら下がってしまった場合は、この方法だとうまくいかないのが難儀なところである。
次はセルフジャンプで右の岩へ跳べる。いかにも「ここにハンマーを引っ掛けてください」と言わんばかりのくぼみがあるのでそこを使わせてもらおう。
リカバリー
うまいことバケツの中央にハンマーを引っ掛けられるとは限らない。右半分に乗ってしまった場合は、そのままでは次の目標である左のでっぱりに跳ぶことはできないので、いったん上を回って左側に移動しよう。
とはいえこの方法もかなり右側に寄っていないと落ちてしまうので、いつでも使えるわけではないのが悩ましい。いったん体をバケツの上に乗せ、改めてハンマーの位置をずらしてから降りることで左側に移動することはできるが、如何せんバケツが揺れるのでいざやろうとすると結構大変である。
左半分ではあっても、端過ぎる場所に乗ってしまった場合はバケツを振るとどうしても落ちてしまう。その場合はバケツを揺らさずにそのままハンマーを下に引き、真上に跳んで崖の横を叩けば左に引っ掛けることができる。
ちなみにこの真上に跳ぶ方法で左を経由せず直接右上へ登ることもできるらしい。ただ私は成功したことがない。
氷の崖(The Ice Cliff)
ぱっと見はつるつるの氷の崖だが、実は見た目に反してハンマーが刺さるくぼみが固定の位置に用意されている。一度くぼみの位置を把握してさえしまえば、あとは引っ掛けながら勢いで登っていける。が、そうは言っても最初のうちは怖いだろう。失敗しても被害が抑えられるのは、くぼみにハンマーを突いてゆっくり回り、体をおろすのを繰り返す方法だ。時間はかかるものの、確実性は高い。
くぼみは、ハンマーを強く押し付け過ぎないよう、位置をずらしながら軽く壁を触っていくことで探すことができる。ハンマーがめり込む場所を探し、くぼみを見つけたらゆっくり回り、腕を縮めて着地しよう。一つ目のくぼみはこのあたりにある。
二つ目はこのあたり。
三つめはこのあたり。と言っても、目印になるものがなさ過ぎてこれじゃさっぱり分からないのがつらいところだ。一応、図は二つ目のくぼみに乗っている状態である。
で、四つ目はこのあたりにあるのだが、実は三つ目に乗った状態からではハンマーが届かない。
仕方ないので、三個目からセルフジャンプをするか、三個目にぶら下がった状態から引き上げて進むことになる。
五個目は少し角度が変わったところの中央付近にある。もっとも、実はこの付近に関しては、滑りやすくはあるものの若干の引っかかり判定があるので、無理にくぼみを探さなくても案外なんとかなったりはする。
六個目はこのへんだ。
後半の一個目はすぐ近くにある。
後半二個目もハンマーを伸ばせば届く。
後半三個目は二個目から限界までハンマーを伸ばしたところにある。
後半四個目も同じだ。
最後はセルフジャンプをするか引っ張り上げる。前半でやったのと同じだ。
電波塔(Radio Tower)
ここまで来られるようであればもう解説は必要ないかもしれないとは思いつつ、一応、ひとつずつ登っていく方法を紹介する。割と勢いで登れるところも多いので、自信があればそれでも良いだろう。
まず一番低いアンテナに乗る。すぐ右上にあるアンテナは実は当たり判定があって邪魔をしてくる。ハンマーを回すのが早すぎると引っ掛かって戻されるので注意しよう。
頭を打たないように体を左に出してからセルフジャンプで次へ登る。これまでも何度もやってきたはずだ。
いったん落ち着くことができればその次のアンテナにはハンマーが届くので登ろう。
次もまた同じように少し左に体を出してからセルフジャンプを行う。なにかとハンマーの先が引っかかることが多いが、腕を縮めながらゆっくり回して着地すれば外れるので慌てないようにしよう。
ちなみに横にある赤いランプに乗ってしまうこともあるが、その場合はハンマーを下に伸ばすことで図のアンテナに届くので、そのまま降りることができる。
次のアンテナにはハンマーが届くので、あとは問題ないだろう。
ここに乗れさえすればセルフジャンプで宇宙へ飛び立てる。
宇宙
うっかり小惑星を突いて下に飛んでしまうと重力に捕まってやり直しになることがある。気を付けることはそれだけだ。
山頂で会おう。Good Luck。
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