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コーチングについて

初めまして、近藤公利です。

「コーチングと聞いて、どんなことをイメージしますか?」

そんなことを聞くと、多くの方からこんな答えが返ってきます。

・自分の中のモヤモヤしていたものがスッキリする。
・やりたいことが見つかる。
・自分では見つけられないひらめきに気付ける。
・これから何をすればいいかアドバイスをもらえる。
・よくわからない

コーチングって実際に形がないものなので、あなた自身も、いまいちハッキリしなかったり、コーチングを受けるのに不安があったりもしますよね。1年程前の私もそんな状態でした。そんな不安の多い中、私はコーチング始め、またコーチ養成スクールで学んできました。それから数カ月間、大きな変化がない中で不安を感じ始めていました。そんな中、数カ月前に出会ったコーチングが大きく人生を前進させてくれました。そのコーチングは今まで受けてきたコーチングとは全く異なったセッションで衝撃的だったのを覚えています。そのコーチングが認知科学に基づくコーチングでした。
これからお話する内容は私自身が異なる流派のコーチング(詳細は後述)やタイプの異なるコーチから、コーチングを受ける中での気づきや実体験を交えた内容になっています。

コーチングとは?

コーチングと呼ばれるものは大きく分けて2つ存在します。
傾聴・共感を中心としたカウンセリング要素の多いもの(共感/傾聴型コーチング)と、認知科学に基づくコーチングです。今回は主に認知科学に基づくコーチングについて説明していきます。

私自身、これまで共感/傾聴型コーチングの代表格である、CTIやコーチ・エイで学び、コーチングを提供してきました。またクライアントとして共感/傾聴型コーチングと認知科学コーチング、どちらも経験してきました。

その経験の中で言えるのは、認知科学に基づくコーチングが、人生に圧倒的な変化を生んだということです。

この自分自身の変化があるからこそ、より多くの人の人生を変えたいと強く思い、認知科学に基づくコーチングを提供しています。

認知科学に基づくコーチングの違い

そんな人生に大きな変化をもたらす認知科学に基づくコーチングは共感/傾聴型コーチングと何が違うのでしょう。

ここでは、クライアント目線から感じた異なる点を3つ説明します。

1点目は、クライアントに対して、コーチングの概念をしっかり叩き込むということ。
認知科学に基づくコーチングは、脳のカラクリ、人間の原理原則を使いこなすことで大きな変化をもたらします。なぜならば、コーチングを受ける際に重要なのは、コーチングセッションの時間そのものではなく、セッションとセッションの間の時間であり、その時間こそ、クライアント自身が行動を起こし、理想の未来に近づくための時間だからです。その時間を有意義な時間にするために、コーチングをの概念をしっかりと理解してもらうことが大切になってきます。

2点目は、話に介入すること。
認知科学に基づくコーチングでは、未来のGOALの世界を強く意識します。コーチングセッションの時間では、過去や現状の話、ネガティブな言葉に関してコーチはどんどん介入してきます。これは後ほど詳しく説明しますが、人間はイメージしたことを現実だと思い込みます、つまり過去現在の自分から変わりたいのに、変われていない現状の話をするのは、自ら変われない自分を強くイメージさせてしまっています。こんな状況をすぐさま察知しるとコーチは話を中断します。最初は違和感を感じましたが、この話に介入してもらえることで、ネガティブな言葉の数やマインドが大きく変化しました。

3点目は、コーチ自身のエネルギーが異常に高いということ。
エネルギーとは元気がある、笑顔、もちろんこういった要素も含まれますが、コーチ自身から溢れ出る雰囲気、オーラがとても強いです。
認知科学に基づくコーチングでは、自己適用を重要視しており、コーチ自身が脳のカラクリ、マインドを理解し、且つ、それを体現しています。常に前を見続け挑戦しています。目の前にいるコーチ自身が挑戦を繰り返し、その行動から生まれる自信、コーチ自身の生き様がクライアント自身の背中を押してくれます。クライアントとしても、そんなコーチから掛けられる「近藤さんならできる」という言葉は何よりも力強かったです。

この3点が私の人生を圧倒的に変えるポイントだったと感じます。

認知科学に基づくコーチングは根本的なコーチングに関しての概念が違うので、コーチングの内容に関してはこれからお話しする部分はこれからお話ししていきます。

まず認知科学に基づくコーチングを進める中で重要な概念を説明します。

エフィカシー

エフィカシー=未来のGOALに対する自己能力の自己評価です。簡単に言うと「未来に対しての根拠のない自信」です。このエフィカシーこそがGOALの達成に最も重要であり、パフォーマンスに最も大きく関わるものです。コーチングはエフィカシーを高い状態を保ち続けることだと言っても過言ではありません。それくらい重要なものです。例えば、世の中には例えば本田圭佑さんの様にビッグマウスと言われる人たちがいますよね?彼らは、現時点での自分ができていないことをやるって口に出しているわけですが、まさにこのような状態はエフィカシーが高い状態です。
エフィカシーが高い状態でなければ、今までやったことがない未来を手にするなんて想像もできないですし、想像できないということは、行動も生まれません。エフィカシーが高い状態というのは、GOALへの行動を生み出す源であり、パフォーマンスを最大限引き出すためには不可欠です。
このエフィカシーは個々に領域があり、クライアントのエフィカシーが高い領域を抽出するのがコーチの役割となります。この領域を過去、無意識にやってきたこ動作行動(事実)の中から探し出し、自身でエフィカシーの高い領域にアクセスすることができることになることで「俺ならできる」というマインドをセットします。私自身のエフィカシーが高い領域は筋トレでした。実際に筋トレを行う中での動作行動を細かく分解していき、エフィカシーにアクセスできるようになったことで、それまでの人生とは別人のように自分自身に自信を持ち、行動できるようになりました。

ビリーフシステム(内部表現)

ビリーフとは信念のことを意味するのですが、自分自身の信念、価値観といった、主にマインドに関する部分のことをビリーフシステムと呼びます自分が興味関心を持つことや、何が重要なのかというのは、人それぞれ違いますよね。何が重要なのか、を判断しているのがビリーフシステムです。ビリーフシステムは自分の中で決まっているルールのように行動や判断を制限します。例えば、いろんな国にも文化や法律があって、それぞれの国の当たり前が決まってるように、これが一人ひとりに存在しているということです。そしてビリーフシステムは、幼少期に親や権威的存在(先生、先輩、社会)に言われたことで書き換えられていることが多いのです。自分はこういう人間だと思っていたことも、実は過去に誰かから言われてきただけであり、本来の自分の姿とはかけ離れている場合が多いのです。人はビリーフシステムに反する行動や判断を取れないため、現在の行動を変えるためには、ビリーフシステムの書き換えが必要です。

コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは自分自身が慣れ浸しんだ領域のこと。人間にとって、コンフォートゾーンの中にいることは快適であり、安心感に溢れているので、このコンフォートゾーンを維持しようとします。もしコンフォートゾーンから出ようとすると戻ろうとする力(ホメオスタシス)が無意識に働きます。このコンフォートゾーンとホメオスタシスの関係は本能であり、この力のおかげで人間は生き続けられています。生死に関わるくらい大きな力なのです。しかし、現在においてはこの力が、行動を起こせない、変わりたいけど変われない、という部分に関与しています。現状の当たり前の環境から抜け出そうとしても戻されてしまうのは実は人間の本能の力だったのです。
コーチングではこのコンフォートゾーンをずらすことでホメオスタシスの力を利用し行動を生み出す力に変えていきます。

RAS

RASとは網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と呼ばれる脳の機能。
簡単に言うと、見たいものしか見ない、ようにしている機能です。私たちは目の前にある大量の情報から五感を通して情報を収集しています。この時すべての情報を収集していると感じていますが、実は自分にとって重要な情報のみ取り入れています。例えば「赤い車」が欲しくなったとしましょう。そう思うようになって以降、「赤い車」が多く目に入るようになります。これは「赤い車」の重要度が高くなったからです。日常の生活でも、このようにRASの機能は無意識に働いているのです。
このRASの機能を、自らの理想の未来の情報に発火させることで無意識に、未来に対しての情報を収集することができます。そのために必要になるのがGOAL設定です。

GOAL設定

コンフォートゾーンをずらし、自分自身の行動を変えていくために必要なのがGOAL設定。
コンフォートゾーンは自らにとって重要な情報の集まりです。つまりコンフォートゾーンをずらした、その先にGOALを設定することで、そのGOALに必要な情報を収集することができます。
GOALについて一般的な認識と異なる点が「達成するものではなく設定するもの」ということ。GOALをを設定することでRASが発火し無意識に情報や行動を起こすようにしていく、そのためのGOAL設定です。

GOALの設定には3つの定義があります。

1.ゴールは現状の外側である
2.ゴールは心の底からやりたいことである
3.ゴールは複数設定する

1.まず現状の外側、つまり今の自分ではゴール達成までのプロセスが想像できないゴールを設定することでホメオスタシスを最大限に活用できます。2.そして心の底からやりたいということ(Want to)です。なぜならば、やらなければいけないこと(Have to)でゴール設定をしても、やりたいと思えないからです。心から手に入れたいGOALを設定し、GOALの臨場感を高めることで概日リズム(行動)に変化が起きます。その日からビリーフシステムもも変化が起き、言葉、思考、習慣、表情、全てが変わる。これらが変わることで人生に大きな変化をもたらします。3.一般的にGOALは1つ設定したらそれで終わりという認識が強いかもしれません、しかし、1つでは不十分です。GOALを設定した次の日からあらゆる未来が大きく変わることはあり得ません。特にあなたの周りの人や環境は変わりません。そのために複数の項目からGOALを設定することで、より未来の解像度が増し、未来の臨場感を保つことができます。

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ネガティブセルフトーク

ネガティブセルフトークとは、自分の中で意識/無意識に関わらず発するネガティブな言葉のこと。

セルフトークは自らコントロールでき、あなた自身の行動を変化させるのに最も身近な存在です。例えば「できない」と自身にネガティブなことを発している姿を想像してみてください。何かに挑戦したり、行動を起こすときに邪魔をしているのは自ら発しているネガティブセルフトークである可能性があります。脳は自らが望む望まないに関わらず、その言葉の通りに行動を起こしてしまいます。GOAL世界の自分なら、なんという言葉をかけているかとイメージし、その言葉を発することが重要です。そうすることでGOAL達成のための行動を起こし、あなた自身の可能性を最大限に発揮することができます。

コーチの存在

ここまで認知科学に基づくコーチングの概要を説明してきました。

では、コーチはどんな役割なのか。

これまでの説明にあった概念を抽出、設定することはもちろんですが、コーチの存在は、あなたの未来を誰よりも応援し、心から信じ続ける存在です。

私もそうであったように、新しく何かを始める時には、これまでの何かを手放さなければいけません。それは人なのか、環境なのか、物なのか、場所なのか、わかりませんが、大きな挑戦をするときほど、大きなものを手放すことになることを実感しました。そして、その選択をするには大きな恐怖に直面します。その恐怖に立ち向かうには到底ひとりの力では敵いません。そんなときにコーチの存在は力強く背中を押してくれます。コーチの存在があることで、何年も足踏みしていたことが、数日、数カ月大きく前に進みます。

私もコーチとして、あなたの人生を変えるきっかけになります。

私とのセッションを通して、これから力強い一歩を踏み出していきましょう!

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