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長崎を、最高に楽しい街にするには?

はじめまして。野瀬圭一郎といいます。このnoteでは、長崎を、来ても楽しく住んでも楽しい街にするにはどうすればいいか?とぼくが思案している内容を、過去の体験など交えて発言していきたいと思います。

長崎はよく、「本当にいろいろな魅力がある。でもそれを活用しきれてない」と言われます。それは県内の人からだけでなく県外の人からもです。そしてこの「魅力」とは、得てして「文化」のことを指しているのではないでしょうか。

長崎の文化といえば、教会、洋館、出島、軍艦島、中華街、ちゃんぽん、皿うどん、カステラ、離島、佐世保バーガー、ハウステンボス…。と、一般的にはこんなところがイメージされると思います。ほかの県の文化と比較しても、珍しい文化ぞろいで、長崎の大きな特徴として発信され続けていますし、それ自体長崎の大きなポテンシャルとして認識されているかと思います。

しかし長崎は、特に長崎市は人口流出が全国でもトップクラスに入る都市であり、人口流出・若者定着は行政においても最大の課題に挙げられています(五島市は転入超過を達成しています)。ただでさえ少子高齢化が進む日本の中において、人口流出まで激しいとなると、残念ながら長崎は衰退していっていると言わざるを得ません。

一方、長崎県の隣の隣にある福岡県(特に福岡市)は、全国でも有数の成長都市としてよく名前が挙げられます。ぼくもこれまで何度となく福岡市には行ったことがありますが、確かに街のエネルギーというか、盛り上がりは肌でひしひしと感じます。そこにおいていくらかの悔しさはありますが、素晴らしい都会だと思います。

では長崎の人口流出・若者定着を実現するには、最終的には福岡のような都会になることを目指せばいいのでしょうか。

ぼくは違うと考えます。

ぼくはとても旅行好きで、10年近くにわたり様々な街を訪れました。また、京都・大阪・広島にも住んだことがあります。色々な街を見る中で感じた長崎の特徴、もっと言えば、それらの都市と比較してもこれなら伸ばせば勝てると考える要素は、「文化」です。

前述の都市の中でも京都は一大文化都市として認識されていて、正直歴史の長さ・厚さでは到底勝てないとは思いますが、現代における文化の創造という点でいえば、京都はその拠点になりきれていません(京都は大学時代住んでたので第二の故郷ですし大好きですが)。

このノートにおける文化都市とは、その時代時代において新たな文化を創造し続け、国内はもちろん国外の人たちも魅了してやまない都市と定義します。

もし長崎がもとからある文化を活かし、前述の文化都市になることが出来れば、長崎は国内外の人々を魅了する文化を作り続け、それに引き寄せられ世界中からあらゆるクリエイター、アーティストが集まり、さらにまた新たな文化が創造されていく。

長崎の人からすれば、自分たちの住む街が世界を魅了する文化をもっていれば、街への愛着や誇りが醸成され、住むことも楽しいし、遊びに来る人にとっても楽しい街になるのではないでしょうか。

ここでいう文化都市は、現代の日本では東京くらいしか当てはまらないように思います。しかし都会化とは違う方向で、長崎がより多くの人を惹きつける楽しい文化都市になるにはどうすればいいか、このノートでは考えていきます。

長崎といういち地方都市が、日本を、世界を代表する文化都市になったら…。どんなに面白いでしょう。どんなに素敵でしょう。

そんな想像を膨らませながら、ノートを記していきます。

よろしくお願いします。

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