他人と自分を比べて落ち込むときに考えたいこと
こんにちは。今日はカウンセラーさんとの話を。
人と比べてどうしても落ち込んでしまう、と相談すると、面白い答えをもらいました。
自分と他人とを比べることは悪いことではない
他人と比べてしまう自分を責める人も多いと思います。ですが、他人と比べる、という行為は、人間にはなくてはならないものです。
他人と比べるから、もっと自分も頑張ろう、と思えます。他人と比べるから、自分はこうしよう、と思えたりもします。
そのため、問題は「『ただしく』自分と他人を比べられているか」です。
「ただしく」比べるために考えること
わたしとボルト選手で50メートル走を競い、人間として優劣をつけるのは、「ただしい」比較でしょうか?
野球のホームラン王と、サッカーJ1の得点王でスポーツ選手としての優劣をつけるのは、「ただしい」比較でしょうか?
ベーブ・ルースのホームランの数と大谷のホームランの数を比べて優劣をつけるのは、「ただしい」比較でしょうか?
どれも「ただしい」とは言いづらいでしょう。なぜなら、おかれた環境やそもそもの競技の種類、時代が違うからです。
そのため、例えば会社の先輩/後輩と比べて自分は劣ってる、と感じたとしても、その比較は「ただしい」比較ではないかもしれません。あなたと先輩/後輩は、全くちがう競技に取り組んでいるようなものなのです。
他人と自分を比べて焦った時は
「いや待てよ、そもそも別の競技やってるようなもんだから、比べようなくね?」と一呼吸置くのがよさそうです。
とはいえ、人と自分を比べるのはほとんど本能に近い行為。これからも、つい他人と比較してしまう自分を観察し続けようと思います。
いじょ〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?