見出し画像

20220830 純夏


大変久しぶりの投稿になっちまいましたね。
やっぱり続けることがこの世で一番偉いし難しい。


ところで、もう夏が終わりますね。
一応私としましては、純粋な夏は7~8月のみという定義のもと生きておりますので、もう今年の夏は終わりです。ゲームセット。悲しいやね。




いつからか夏に幻想を抱きすぎている。
具体的な何かを期待しているわけではないのだが、結局のところ一番ノスタルジーに浸りやすいからではないだろうか。回顧厨なだけっぽい。

子どもの頃は、夏がまるごと非日常だった。
早朝、草が背ほどまで伸びたでこぼこの道を歩いてちっせーグラウンドまで。ラジオ体操してさ。やけにでっかい山鳩の鳴き声聞きながら。
午前中、テレビで再放送してる地獄先生ぬ~べ~を観てたらお母さんから宿題やりなさいよーとか言われてさ。
昼は大好き五つ子とかキッズ・ウォーとか観て、その後くらいにしぶしぶプール行くんだよな。行ったら行ったで楽しくはあったけど。

別に子どもの頃には戻りたくはないけど、この時代に置いてきたものが年を重ねるごとにより尊さを増してるというか、「なんか良かった」が色濃く鮮明になってきた。気がする。

クソくらえ!!!!みんな消えろ!!!!ア!!!!みたいな過去をしつこくこねくり回しては発酵させて苦酸っぺー最低パンを焼き上げる永久機関でおなじみの私ですが、無条件で「なんか良かった」と回顧できるのが唯一夏だっただけなのかもしれませんね。





たとえば死ぬまでにあと40回くらい夏が来るとして、聴かない夏はないかもな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?