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テーマからのストーリー性を持たせた4コマ漫画の作り方

こんにちは。なおです。

ストーリー性を持たせた画像を作りたい、そう思ったことはありませんか?

  • ストーリー性を持たせたいけど、いいストーリーが思い浮かばない

  • ストーリーを組み込むためのプロンプトがわからない

  • 生成した画像がどんなシーンなのか説明できない

そんなときはChatGPTにストーリーを作ってもらいましょう。

ストーリー性を持たせた画像を作るため、ChatGPTにストーリーを提案してもらい、それをプロンプトにして画像を生成してみました。


ストーリーから1つの画像を生成する

例として、シュークリームをテーマにした少女のストーリーを考えてもらいます。

シュークリームをテーマにした少女のストーリーを300文字前後で作って

プロンプト

春のある日、小さな村のパン屋の前で、10歳の少女エミリーがシュークリームを見つめていました。彼女はその甘い香りに心を奪われ、初めてお金を使って自分で何かを買う決心をしました。店内に入ると、優しい店主が笑顔で迎えてくれました。エミリーはドキドキしながら、ちょうど焼き上がったばかりのシュークリームを一つ選びました。一口食べると、その味は想像以上に美味しく、幸せな気持ちでいっぱいになりました。それから、エミリーは毎週末、シュークリームを買いに行くのが楽しみになりました。シュークリームは彼女にとって、小さな冒険と大きな喜びの源であったのです。

ChatGPT

それをプロンプトにして画像を生成して

プロンプト
シュークリームを見つめる少女

Here's the image of Emily, a 10-year-old girl, standing in front of a quaint village bakery, holding a cream puff. I hope this captures the charming scene you envisioned!

ChatGPT

アニメスタイルでも画像を生成しました。

アニメスタイル

プロンプト
シュークリームを見つめる少女

Here's the anime-style image of Emily in front of the bakery, holding a cream puff. I hope you like how it turned out!

ChatGPT

300文字前後のストーリーから画像を生成することができました。

4部構成にして4つの画像を生成する

ひとコマでは物足りなく感じるので、4部構成にして4コマ漫画風にしてみます。

ストーリーを作ってもらう

コーヒー牛乳をテーマにした少女のストーリーを300文字前後で作って

プロンプト

ある小さな村に住む少女、ユキはコーヒー牛乳が大好きでした。毎朝、学校へ行く前におばあちゃんが作る特製のコーヒー牛乳を飲むのが日課でした。しかし、ある日、村のコーヒー豆が不足し始め、コーヒー牛乳を作ることができなくなりました。ユキは村の人々と一緒に、近くの森で新しいコーヒー豆を見つける冒険に出ることを決意します。冒険の中で、ユキは困難に立ち向かい、新たな友達と出会い、最終的には豊かなコーヒー豆の木を見つけることに成功します。彼女の努力のおかげで、村の人々は再びコーヒー牛乳を楽しむことができるようになりました。

ChatGPT

ストーリーを4つに分ける

ストーリーに一貫性を持たせて4つに分けます。

ストーリーを追えるように4つに分けて

プロンプト
  1. 小さな村に住むユキは、毎朝おばあちゃんが作る特製のコーヒー牛乳を飲むのが日課でした。その甘くて心地よい味は、彼女の一日の始まりをいつも明るくしてくれました。

  2. ある日、村のコーヒー豆が突然不足し始め、おばあちゃんはコーヒー牛乳を作ることができなくなりました。コーヒー牛乳がない朝は、ユキにとってとてもさみしいものでした。

  3. 村のコーヒー豆不足を解決するため、ユキは近くの森で新しいコーヒー豆を探す冒険に出る決意をします。彼女は勇気を持って森へと足を踏み入れ、困難や新たな発見に直面します。

  4. 森の奥深くで、ユキは豊かなコーヒー豆の木を発見し、喜び勇んで村へと持ち帰ります。彼女の努力のおかげで、村の人々は再びおばあちゃんの特製コーヒー牛乳を楽しむことができるようになりました。

ストーリーを4部構成にする

4つの画像を生成する

ストーリーをプロンプトにしてそれぞれアニメスタイルで画像を生成します。

4つのストーリーをそれぞれプロンプトにしてそれぞれアニメスタイルで画像を生成して

プロンプト
それぞれ別人になっている

4つの画像を生成しましたが、服装や髪型がそれぞれ違うので別人になってしまっています。

キャラクターを固定して4つの画像を生成する

統一性を持たせるため、gen_idとシード値を使ってキャラクターを固定するようにします。

4つのストーリーをそれぞれプロンプトにしてそれぞれアニメスタイルで画像を生成して。 2つ目以降の画像は1つ目のgen_idとシード値を使いキャラクターの要素を変えないで生成して。

プロンプト
一貫性のある画像になった

キャラクターを固定し一貫性のある画像を生成することができました。

1番目から順に見て違和感のない画像になっています。

バス停での切ないストーリー

ストーリーを作ってもらう

上記のことをふまえて、バス停での切ないストーリーを作ってもらいました。

バス停をテーマにした少女の切ないストーリーを4部構成で1000文字前後で作ってください。 4部のストーリーをそれぞれプロンプトにしてそれぞれアニメスタイルで画像を生成してください。 2つ目以降の画像は1つ目のgen_idとシード値を使いキャラクターの要素を変えないで生成してください。

プロンプト

まず、バス停をテーマにした少女の切ないストーリーを4部構成で作成します。
第1部: 出会い
春の風が吹く午後、バス停で本を読んでいた少女、ミホは、突然横に座った少年に声をかけられる。少年、タクミは彼女と同じ学校に通うことがわかり、二人は毎日のようにバス停で話をするようになる。ミホは、タクミが隣にいるだけで心が躍ることに気づく。
第2部: 日常
季節は移り変わり、ミホとタクミの関係は少しずつ深まっていく。ある日、二人で学校帰りに雨に降られてしまい、バス停で雨宿りをすることに。バスが来るまでの短い間、ミホはタクミに心を開き、家族の問題について話す。タクミはただそっと手を握り、支えを示す。
第3部: 試練
秋も深まり、タクミの家庭の事情で彼が遠くの学校に転校することが決まる。バス停での最後の日、ミホはタクミに自分の気持ちを伝えるが、タクミは何も答えられない。バスが二人を引き裂くようにして走り去る。ミホは涙をこらえ、一人でバス停に残される。
第4部: 再会
数年後、大人になったミホが仕事帰りにふと立ち寄った古びたバス停で、タクミと偶然再会する。タクミはミホに謝罪し、ずっと忘れることができなかったと打ち明ける。二人は夕日が沈む中、未来について語り合い、新たな関係を築くことを決める。 

ChatGPT

ストーリーにもとづいて画像を生成する

このストーリーに基づいて、第1部のアニメスタイルの画像を生成します。その後、第2部以降の画像も同じスタイルで生成します。まずは第1部から始めます。

ChatGPT
出会い
日常
試練
再会

ここに、バス停をテーマにした少女の切ないストーリーに基づいて生成された4つのアニメスタイルの画像があります:
第1部: 出会い - ミホとタクミがバス停で出会い、会話を始める場面です。
第2部: 日常 - 雨の日、ミホが家族の問題についてタクミに心を開くシーンです。
第3部: 試練 - タクミが転校する日、ミホが彼に対する気持ちを伝えるさよならの瞬間です。
第4部: 再会 - 数年後、成長したミホとタクミがバス停で偶然再会し、新たな未来について語り合うシーンです。

ChatGPT

バス停での切ないストーリーにもとづいた画像を4枚生成できました。

これらの画像で漫画が作れそうなので、4コマ漫画にしてみます。

4コマ漫画にする

セリフを提案してもらう

4コマ漫画にするためのセリフを提案してもらいます。

これらの画像を4コマ漫画にしたいから適切なセリフを考えて

プロンプト

以下は、生成した画像を基にした4コマ漫画のセリフ案です:
第1コマ
ミホ: 「やっぱりこの本、面白いなぁ。」
タクミ: 「へえ、何読んでるの?」
第2コマ
ミホ: 「最近、家のことでちょっと…」
タクミ: 「大丈夫? 何でも話してよ。」
第3コマ
ミホ: 「タクミ、さよならって言いたくない…」
タクミ: 「…ごめん、ミホ。」
第4コマ
ミホ: 「ずっと探してたの…タクミ!」
タクミ: 「ミホ、俺もよ。もう一度、やり直そうか。」
これらのセリフを使って、それぞれのシーンの感情が伝わるような4コマ漫画が作成できます。

ChatGPT

タイトルをつける

投稿するため、4コマ漫画にタイトルをつけます。

タイトルをつけるとすると

プロンプト

この4コマ漫画のタイトルをつけるとしたら、次のようなものが考えられます:
「バス停の約束」
このタイトルは、物語がバス停という場所を中心に展開されることと、主人公たちの間で交わされる心の約束を象徴しています。また、物語の始まりと終わりが同じ場所で繋がる点を強調しています。

ChatGPT

ということで、タイトルを「バス停の約束」にします。

セリフや吹き出しを入れる

PixAIに漫画を作る機能があるので、PixAIで漫画を作ってみます。

AI漫画の作り方を参考にするため、作ってみる前にけいすけさんのAI漫画の作り方を読んでみました。

漫画の基本的な作り方のほかに、セリフの入れ方やフォントの使い方などが説明してあってとてもわかりやすかったです。

けいすけさんの本は一番下のリンクからジャンプできますので、気になる方は読んでみてください。

AI漫画でけいすけさんが推奨している描き方をPixAIでやってみたかったのですが、残念ながらできませんでした。

PixAIでは横書きしかできず、フォントを変えることができません。

変えられるのは文字の大きさと色(白・黒)だけです。

この仕様でセリフと吹き出しを入れて4コマ漫画を作りました。

1ページに4コマ分入れたので文字が小さく見にくいかもしれません。

上のリンクで見れない方のために、4コマ漫画の画像を置いておきます。

読む順番は左上⇒右上⇒左下⇒右下です。

4コマ漫画

動画コミック

PixAIには動画コミックを作る機能があるので、漫画と同じ内容で動画コミックを作ってみました。

動画コミックにはボイスを入れる機能があります。

タクミの声はAIっぽさがありますが、片方だけセリフがないのは不自然なので、ボイス付きで収録しました。

上記リンクで見れない方は、動画ファイルをアップロードしてください。

上記で言っていた、AI漫画のわかりやすい作り方を解説しているけいすけさんの本です。

AI漫画を作ることを考えている方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

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