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牛肉麵絵日記 11/100杯目 北方牛肉麵 (台湾・新北)4/11/2013

スケッチー79

牛肉麺屋さん巡り11日目。2013年4月11日木曜日夕方5時。今日は新北市の美術用品店通りに行く為、少し早めに家を出た。

滞在先・台湾芸術村の側を流れる大きな川に架かる福和橋を渡ると、台北市隣の新北市に入る。以前何度か橋を渡ってみたが、じっくり歩くのは今日が初めてだ。橋のたもとで一軒のアダルトDVD屋さんがひっそりと営業していて、入り口に深田恭子さんのポスターが貼ってあるのを見て複雑な気持ちになった。そういえば、サンフランシスコのチャイナタウンでも時々深田さんのポスターを見る。人気の程が伺える。

橋を渡ってすぐの、迷路の様な路地が入り組む住宅街の一角に数軒の美術洋品店が並んでいた。

台湾の美術洋品店は、台湾産の物を多く扱っていて比較的安値で購入することができる。キャンバスフレームに、木が貼り付けられた物が珍しい。外国産の物はそれ程揃えていない様だが、プラスチック製の薬瓶程度の大きさの半固形水彩絵の具が色の種類も多く値段も手頃だったので、数点購入してみた。

せっかく新北市に来たのでしばらく歩いて今日の牛肉麺屋さんを探すことにした。迷路の様に入り組んだ路地を抜けるとそこそこ大きな通り永貞路にでた。目立つ檳榔屋さんがある。街中で檳榔屋さんをみたのは初めてだ。その数軒隣に大きな看板の牛肉麺屋さんがあった。北方牛肉麵。今日はこのお店でいただく。

厨房の前には沢山の滷味(ルーウェイ)が並んでいた。はんぺん、ハチノスまめに玉子と大量のお肉数日前に購入した本によると滷味は台湾のおでんの様な料理。煮込む時に数種の混合香辛料を入れるところが日本の関東炊きとの違いの様で、八角・肉桂・茴香・月桂樹・黒胡椒などを使うらしい。日本のおでんとは別の料理だと思う。

厨房・店内ともよく整頓されていて、多分ご夫婦だと思われる感じの良いお二人が厨房で働いていた。牛肉麺は、きっとこういうのが正しい台湾牛肉麺じゃないかなと思われる味。ほのかに八角・漢方の香る少し甘めのしっかり濃厚な牛骨スープ。平太麺。牛肉は赤身部位がしっかり煮込まれていた。

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