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ゆりがたり

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百合関連インタビューマガジン「ゆりがたり」のまとめです。 冒頭のお験し読みをしていただけます。
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記事一覧

文字ラジオ『ゆりがたり』第二回・エモーショナルな魔法使い あおと響

百合メーカー/フェチの拡散 ☆本日は好きなことを、好きなものとか。あとちょっと普段どんなふうに… 「生きてるのかですよね」 ☆生きてるかですね(笑) 聞きたいですね。今年に入って『初恋シグナル』と『鎧塚さんをバブらせたい』と『ぼくは、百合なお姉ちゃんを応援しています』と百合メーカーと…百合メーカーは広く拡散されていましたね。 「絵柄を好きって言ってくれる人がいてくれて嬉しいなと…」 ☆私もあおと先生の絵を百合メーカーでいじれるのが嬉しくて遊ばせて頂いてます。 「嬉しいです。み

文字ラジオ『ゆりがたり』第一回・闇と光のストーリーテラー コダマナオコ

対照的な組み合わせ―『海猫荘days』 『海猫荘days』は「田舎を舞台にしたコミュ障教師×子連れヤンキー漫画」ですが、舞台設定もキャラクターも清新で魅力に溢れています。タイトルにカタカナではなく英字が入っているのもコダマ先生のこれまでの作品になかった雰囲気です。タイトルの由来や着想についてお話を伺いました。 ☆おっとりした教師・菊地真由美とフレンドリーなヤンキー・五百木凛という組み合わせが絶品です。先生とヤンキーの組み合わせの魅力をお聞かせ下さい。 「対照的なキャラの組み

文字ラジオ『ゆりがたり』メールインタビュー・深海紺/センシティブ同居譚「春とみどり」の話

センシティブな感情表現が胸を打つ同居譚「春とみどり」。その作者である深海紺先生にメールインタビューをさせて頂きました。 ――まずは作品について伺いました。 ☆「春とみどり」は居場所のないアラサーで冴えない性格のみどりと、かつてみどりの親友だったつぐみの遺した娘・春子の同居物語です。また、「メメント・ブルー」(☆)は、図書委員・圭が、女の子が好きな幽霊・ミサオとふれあい、ミサオがかつて好きだった秋吉薫先生との関係を通じて、恋を自覚する物語でした。世代の離れた絆、そうした関係

文字ラジオ『ゆりがたり』創刊!

『文字ラジオ・ゆりがたり』は玉置こさめの発行する百合×インタビューwebマガジンです。 『ゆりがたり』の特徴を記します。 ・不定期発行 ・文字数は15000文字~20000文字程度 ・前半では作品の話を紹介し、後半では作者のヒストリーなどを深く伺います。 ・インタビュー後半の公開は有料となります。収益は取材対象へ一定数還元します。 ・インタビュー方法(企業を介する場合や文字数の少ないメールインタビューなど)によっては無料公開の場合もあります。 ・基本的に通常のイ

文字ラジオ『ゆりがたり』第三回・ブラッディ・ロマンスの射手 結野ちり

☆最初に『スカーレット』を見て思ったのが「絵がきれい」なんですよね。美しい、画力がずばぬけているじゃないですか。漫画家さんにとっては基本的なことで伝えづらい点かなあと思っていたんですがSNS上で、もっと言ってくれていいのよと仰っていたので。 「ああー! 書きました」 ☆それを見て「あ、言っていいんだ」って思ったんです。実際絵がすごい綺麗だと思って。 「そう言っていただけると本当にある意味話を褒めていただけるよりも嬉しいんですよ。絵にわりとコンプレックスっぽいものがあったので。

文字ラジオ『ゆりがたり』第四回 天然と純真のヒーラー 黄井ぴかち

☆『羽山先生と寺野先生は付き合っている』(以下、『はやてら』)についてお伺いしたいんですが、話の上で一番「他の作品にない」と思ったのは「優しい世界」的なところがあると思うんです。その前に『デミライフ!』を描かれていて、元々どちらかというと学園生活を描いていた。けれど今度は社会人になったじゃないですか。 「そうですね」 ☆単行本のあとがきに社会人百合が好きと書いてあったと思うんですが、元々社会人や大人百合が好きだったんですか? 「元々雑食なのでどれも好きという感じです」 ☆最初