マリオオデッセイ森の国語り隊

マリオオデッセイの「森の国」に関する長々とした考察(もどき)です。前に上げた小説(https://note.com/kn_twisub/n/n1056f77109a9)のオマケのつもりで書いてたらいつの間にか本文より長くなってしもて。。ガチで長い上元ネタを知らないと(正直知ってても)よくわからないと思う。余裕があったら読んでください。いやみんな余裕あるよね、みんな読んで。読んであわよくば沼ってくれ。語り合いたい。

「森の国 スチームガーデン」、本当に本当に本当に(以下∞)好きなんです、なんていうかもう、設定がぶっ刺さるんです。癖なんです。我ながら国が癖って何なんですか?

まずそもそも見た目が綺麗。森ってよく分からんけど綺麗ですよね。しかもほどよく開発されてて、開けた場所もあればまだ鬱蒼としてる場所もあって、それに加えて下には樹海が広がってるんですよ……樹海だからなにもないのかと思いきやちゃんと仕掛けがあったりティラノサウルスとかいるんすよ……グッッと来ません? えっ来ない? ゲームバランスの問題? ちょっと何言ってるかわからないですねー!

あとシンプルにBGMがいいです。全体的にロックな感じだけどちょっと寂しげというか切なげというか、どこか不思議な雰囲気もあって、雄大な自然と機械が共存してるあの世界観にあまりにもぴったりすぎるんですよ。最初聞いたときは別に好きでも嫌いでも……って感じだったんですけど森の国沼に沈むにつれてBGMにも沼ってしまいました。底なし沼。

で、本題はこっからなんですが。本文中もそれっぽいことは書きましたけど、あの世界って実は「超巨大な温室」なんですよね。要するに、誰かが温室にあのロボット達(名前なんだっけ)を置いたってことなんですよ多分(外からやってくるってことはない……と思うんですよね……?)。でもいつからか、なぜか、管理がされなくなってしまった=文明、技術の進歩がある時点で止まってしまった。というのが私の解釈。というかあの世界って「進歩」していたのかな〜って考えてみたりもします。作った側の意図? 目的? は不明なわけですけど、花の栽培用に改造できたってことは元から無関係ではなかったんじゃないかなと思います。知らんけど。ロボット達の技術がもっと進んでたりしたら申し訳ねぇ。

これは考察というよりは無理やりこじつけただけの想像だけど、外が寒くて生活しづらい→温室を作ろう→ちょうど文明進んでるしロボットとか置けば俺ら働かなくていんじゃね? →何かがあってそこを離れる→遺されたロボット達がユートピア化させる みたいな流れじゃないかなって思ってます。(多分文明が進んでない状態で「そうだ、温室作ろう」とはならないと思うんすよね……前提が正しければの話だけど、食ってくだけならもっと楽な方法あると思うので……)他の可能性もうそうとしては、逆に生活に余裕がありすぎて暇を持て余した金持ちが娯楽、暇つぶしのために作ったって説もあり。眺めて楽しめるし、森だから健康にもいいし。みたいな。どっちにしろこの温室が作られた・ちゃんと管理されなくなった時期、共に大分昔のことっぽくないですか? これは全然、ただの主観なので異論は認めますけど、でも鉄骨?の感じだったりあの木や草の茂り具合だったりちょっと錆びたロボットがいたり、手が入れられなくなって相当経つんじゃないかなと。敢えて放置しておいてその様子を観察研究してるとかも考えられなくはないけど、流石にそこまでマッドサイエンティストみはないでしょ、多分。

あと何より興奮するのがここなんですけど、そこに暮らしてるロボット達は何っの疑問も抱かずに今日も黙々と花を育ててるんですよ。彼らにとってはいわゆるユートピアなんですよ。多分改造した当人(ロボット)達は疑問とかそういうの関係ないと思うんですけど、壊れてるロボットも多かったからどこかの時点でその頃のことを知ってる者はいなくなってしまうじゃないですか。多分ね。「古くからこの国に住んでいる」って書いてあるし。伝統として語り継がれるとかそういうわけでもないだろうし、保管されてた新しいロボットは多分メンテナンスと作業の知識だけ持ち合わせてるんじゃないかという、ただの妄想です。いや最初から最後まで妄想ですが。本編の主人公が言ってたような(まぁ言わせたのは私だけど)「ここはどこなのか」とか「この世界は閉じていてどーたらこーたら」とかそういう面倒なことなんて一切考えず、ただひたすら健気に作業し続けてるわけで。故障して動けなくなるまで、ただ純粋に、誰も見ていないのに、作った人も管理する人もいないのに、もう花を育て続ける必要なんてないかもしれないのに、ひたすらエネルギーを補給して、花の世話をし続けて、花畑を守り続ける。壊れてしまうまでずっと。“自分はいつか壊れるんだ”という認識はあるのかないのか分からないけれど、きっと誰も疑問は抱かずに、今日も見放された巨大な温室の中で、平和な日常を繋いでいくんですよ。いやほんと、たまらないですね……! わかる? この気持ち。たまんないよね? 滾るよね? 滾るよ。滾れ。

他の国の住民って(フォークだったりはするけどw、)基本的に人工ではないじゃないですか。森の国ってそう考えるとやっぱ異端ですよね、タンクローとかも人工物っぽいですし。タンクローは都市の国にも登場するんですけど、都市の国ってそりゃ都市部で開発も技術も進んでるんだからあの程度の人工物があるのは普通だと思うんです。道端でいい歳した大人がミニカーで遊んでるくらいだもん。乗り捨てられてるバイクに乗って爆走したりタクシー(の屋根)に乗ってジャンプできたりするくらいだもん。そりゃタンクローの一体や二体いたところでなにも不自然なことはないでしょうよ。だんだん話の繋がりが見えなくなってきましたが、笑、ここで話を森の国に戻します。「マリオオデッセイ 森の国」でググって画像見てみて、この中に世界最大級の都市と同じ機械があるってなんか違和感ないですか? ありますよね?(圧)現在の地球で例えるなら「アマゾンの密林の中に大量の5Kテレビがある……!」レベルの不釣り合いさだと思うんですよ(多分いろいろ間違ってる)。「おばーちゃんちに最近流行ってる便利グッズによく似たなんか古そうなやつがある……!」のほうが近いか? 近くはないか……。明らか森の国のほうが歴史があるっぽい、年季が入ってるみたいな雰囲気なので、都市の国の技術がスチームガーデンに渡ったというよりは、スチームガーデンから都市の国に技術が流れていったって考えるのが自然な気がします。あ、あれか? 若い人がどんどん地方から首都圏に流れてきてるっていうあれと一緒か? 今書いててなんとなく思いついただけの説だけどワンチャンあるな。どっちにしろ小さな世界に何があったんだろうっていう疑問は消えないんです。あれは何なのかっていう疑問の完璧な答えも返ってくることはない。要するに主人公が持ってた疑問はほぼ私の心の叫びそのまんまです。いや自分が何者なのかとかは分かってますけども。

それから、本文でしつこいくらい触れた「入り口」「出口」の話。あれほんとどこから入ってどこから出てってんの??ブルーダルズもオデッセイ号もメカフワフワさんも普通に入ってたけど、君らどこから来たん? ガラスぶち破って入ってきたんか? どっかドアみたいなのあるんか? 教えてマリオ。コインあげっから。ムーンが良ければそっちあげるから。というかメカフワフワさんってどっかから入ってきた……んですよね? 元から森の国にいて、利用するためにクッパが稼働(暴走)させたとかそういうことだったりしますか? そうだったらまた別の良さがあるんですけどどうなんでしょうか。永遠の謎です。

でもさー、実際出口なさそうだったじゃないですか? そもそも端っこからガラスまでも相当距離あるっぽいし。気づかせないため、疑問を抱かせないためにあえてそうしてるのかなとか考えてしまう私は末期ですね。オデッセイ号、普通に空に向かって飛び立ってそのまま上空経由で次の国に行ってたような気がするんだけど、周りが寒い中屋根開けっぱだと温室って無理だよね? 暖かい空気は上に上がるって言うし、屋根なしはただの無駄なんじゃないかと。何で暖めてるか知らないけど。森だからそんなに空気入れ替えなくても光合成で酸素作られるだろうし、閉じてても全然成り立つよね? 逆に閉じてないと成り立たないよね??※なんか間違ってたら申し訳ない。零時を回ってそろそろ頭が働かなくなってきてて。

本文IFだし、出てくる少年くんもオリキャラだし、二次創作の話をゲームそのもの(公式)の話と混ぜるのはどうかとも思うんですけど、彼がどこから迷い込んだのかは私も知りません。そんな複雑な思考に私の頭脳が耐えられると思わないでください。好きに想像して考察して私に教えてください。

次のポイント。最初の方で書いた通り、「森の国」って初めはただの「温室」だったんです。当然ながらそれを作った人たちは「森の国」「スチームガーデン」に住んでいたわけじゃないと思うので、昔は「とある国の中にある巨大な温室」ってだけだったはずなんですよ。それがいつの間にか、「森の国」として成立してしまった。外側の国とは切り離されて、いつの間にか独立してしまった。まあ国ってのは便宜上誰かが勝手に区分しただけで政府とか国家主権が存在してたりするわけではないと思いますが、それでもひとつの国として認められるほどの規模になってるんです。ここまで広げといてなんだけど、あのロボット達が反乱起こして独立勝ち取ったとかでもそれはそれで妄想のし甲斐があっていいと思う()

そうすると「森の国」に何かがあったんじゃなくて、どっちかというと外側の国で何かがあったってことになってくるんじゃないかと思ったりもします。国としての形を保てなくなって、自分たちが作ったはずのものの管理を放棄せざるを得なくなるほどの何か。何だろうなぁ。戦争とか?(適当)まあ何かしら物騒なことはあったんじゃないかなと思われ。ってかよく考えたらガーデナ人が住み始める前に外側の国が干渉してたのかっていうのは分からないんですよね。まあここまでも妄想と捏造のオンパレード(言い過ぎ)だったわけだし今更どうでもいっか。

ここまでで小説と合わせたら八千字超えとるやん……怖いんだけど我ながら。いくらなんでも愛重すぎだろ。でもまだもうちょっとだけ続くよ。。

最後に「森の底の樹海」の話。多分最後だけどなんか思い出したらまだ続く。樹海って良くないですか?(語彙力)夜を纏ってるような雰囲気とか、樹の海っていう漢字とか、それこそ管理なんてされず自然のままだけどそれでも綺麗なところとか、綺麗なのに何となく不気味なところとか……神経が張り詰める感じって言えばいいのか分からないけど、なんかピーンってなる感じ? 相当マニアックな話な上に語彙力も皆無(というか語彙が独特)なので誰にも共感してもらえなさそうですが。しかもあそこにもロボットいましたよね……「レバー引ク タネ出ル」とかって……迷路的なところにもいましたよね、確か。どうなってるんあの樹海。そもそもティラノサウルスがいる場所を「樹海」と呼んでいいのか。まぁ別の言い方は思いつかないわけですが。つまり昔は外側の人たちが樹海に出入りしてたんですかね? そこからちゃんと帰れるようにああいう造りにしたのかな〜とか思ったりします。その場合その人達はマリオ並の身体能力の持ち主ってことになりますね。なんかシュールだな、、笑
そしてロボットくん……君は一体いつからそこにいたの? 暗い暗い森の底で、誰かも分からない誰かを、そもそも誰かが来るかもわからないのに待ち続けて、これからもずっとそこでタネを管理し続けるの? そういうことなんでしょ? わァ……好き〜……

(ここでようやくあのロボットの名前を検索。「ガーデナ人」でした! そういやそうだったな〜!! でもそろそろ終わりだし、今更直すのめんどくさい(おい)のでロボットで許してください。むしろ「ガーデナ人」より「ロボット」のほうが伝わるんじゃないか……?)

ということでひたすら「森の国 スチームガーデン」への愛を語ってきたわけですが、実は……未プレイなんです……(えっ)そもそもスイッチ持ってないです。なのでどっか「いやいやおまw全然違うことドヤ顔で言うなよww」って箇所があったら本っ当に申し訳ないです。出直してきます。実際ついさっきまですげー勘違いしてた箇所があったのでまだなにかあったら叩いてください。。

以上になります! お付き合い(してくれた方がいるかどうか分かりませんが)頂き、本当にありがとうございました!! 森の国はいいぞ!!

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