採用試験を真面目に受けた。
先日、採用試験を受けた。記録として、流れを残しておきたい。
0日目。職場見学、そのあと、そのまま履歴書提出。
履歴書を送付してもよかったのだけど、面談の達人曰く、見学へ行ったならそのまま履歴書を提出して帰ってくるのが筋だとのこと。その言葉を信じて提出してきたけれど、世間に疎くてすみません、本当?
1 日目。面談日のメールが届く。
候補日が2日提案されて、予定を聞かれた。
2日目。面談日決定のメール、適性検査のご案内のメール、と、QRコード配布のメールが別々に届く。
1日目の面談日のメールが夕方に届いたので、2日目の朝に返信した。
そしたら、午後に面談日のメールなどが順々に届いた。
5日目。適性検査実施。
面談日の前日までに、ウェブ上で受けるものだった。
3-4日目に受けなかったのは平日と土曜で慌ただしかったのと、5日目に時間と気持ちの余裕があったため。
所要時間は20分。家のダイニングテーブルで、時間ギリギリまで使って検査を受けた。
7日目。採用試験
試験の面接は14時過ぎから。私の前に面談室から出てきた人が1人いて、その後は誰もいなかったので、おそらく私がこの日の最後だったのかな。
30分前には着こうとしたのだけど20-25分前に到着したので、お茶はしないで、一度、建物を確認しに行った。
その建物には受付とQRコードをかざす機械があるぐらいのロビーしかなかったので、数軒隣にある公共性の高いビルのロビーのソファに座って待つことにした。
そして、15分前ぐらいになったところで面接を行うビルに戻り、事前にいただいていたQRコードをかざして入館、エレベーターで3階へ上がった。
面接の部屋の前には受付係の女性がいたのだけど、受付の机みたいな分かりやすいものがなく、部屋の前にあるソファに座っていたようで、一度見逃してしまったぐらいだ。
面接の部屋を確認した後、トイレで身なりを確認して、もう一度戻ったのが8-10分前。それから部屋の前のソファに座って待っていた。受付係の人とは5-10mぐらいほど離れていたかな。
前の面談者が部屋から出てきてから数分後、「予定の時間より早めですが、準備ができたので面接を始めても大丈夫ですか。」と言われ、入室した。
そこには、人事課の方、募集している課の課長、私の職種の上司になると思われる方、の3名が机の前に座っていた。
一つの椅子に荷物を置いて、もう一つの椅子に座った。
部屋は冷房の効きが甘くて、扇風機が回っていたけれど、いやいや、全然効いてない!暑すぎた!!
面談自体は20分ぐらいで終わったと思う。
部屋を出た後、受付係の人がエレベーターまでご案内してくださり、丁寧にお見送りまでしていただいた。
退館時にもQRコードが必要なことを知らずに、何故か無意識にPASMOをタッチした私!もちろん受付の人が「どうしましたか?」とすぐ声をかけてきた。間違ってタッチしてしまって…と伝えたら、すぐに扉を開けてくださり、自分のQRコードは出すことなく退館した。
その後、頭の中がぐちゃぐちゃ故、脇目も振らずに一直線に最寄り駅まで歩いた。その駅付近のスタバに寄ろうとしたら、満席!外の席は空いていたけれど、冷房の効いていない部屋で更に汗をかくような思いをしてきたので、流石に涼みたく、そこから1分ほど離れたチェーン店のカフェでアイスコーヒーを飲んでから帰宅した。
面談を受けた時の服装
面談用のスーツを持っていなく、以前セールで買った半袖のフォーマルワンピースを持っていたので、それに合うジャケットを探しに、面談の前日に最寄りの大きい街へ行った。ジャケットを買う時に、『もし今回の職が決まらなかったら、減価償却できないんだけど…』と心の中でぼやいていた。
他の職場の採用試験でも使えるし、今となっては笑い話だけど、その時はその金額が高く感じられるほど切羽詰まった気持ちだったのだと思う。
靴は、勝負靴を履いた👠
でも、家から履いていくと会場に到着する前に脚だけ疲れそうだったので、履きやすい別の靴を履いて行き、履いていた靴は職場最寄り駅のロッカーに預けた。
面談時に大きいトートバッグに加えて、更にサブバッグを持っているのは見た目が悪いと思ったからね。
実際、面接官の前に荷物を見せるように置いたので、その点ではセーフ!
わずかなことだけど、面接以外で自分でコントロールできる部分を対応したことはよかったと思う。
9日目。メールで採用通知→返信
驚いた!うれしかった!うれしさを噛み締めながらメールを読んだ。
でも、その数分後、ふと、読んだことに対する返信メールをする必要があるのでは、と思い、我に戻って返信した。
以前は採用通知書が届いた後、どうしていたんだろう?全く覚えていない。
20年ぶりに真面目な採用試験を受けた
採用試験は何度も受けたことがあるが、緊張する採用試験は久しぶりで、最後に受けてからは、実に20年以上経っている。
私にとって本当に大きな出来事だったなぁ。
とにかく緊張していて、ひどい出来だった。
声は掠れて震えていたし、よく採用になったと思えたぐらい。
ただ、今回は期間契約職員だったので、『便利な人なら通るかも』と予測したことが当たっただけだろう。正攻法では採用されないことを十分分かっていたからこその結果だったとは思う。
振り返れば、新卒の採用試験もひどかった。
今も穴があったら入りたいぐらいのひどさだったけれど、それでも採用された。
当時は超売り手市場だったうえに、その職場は前年度に新人を採用できずにいて採用枠を持ち越していたと聞いていた。
応募者は他校出身の方と私、2名だけ。1名採用する予定になっていて、もう1人のの方はとても手応えを感じていたようだったし、私は面談に失敗したとは思っていたけれど、その状況下でも不思議と受かると思っていた?落ちる気がしなかった?とにかく変な自信だけがあった。今思えば、無知だったのだろう。
そして、実際採用されたのは私だけだった。
後に採用試験で面談した先生が、私を採用した理由を、
私の出身校の信頼、そして、もう1人の方はすぐに辞めてもおかしくない状況でリスキーだった⁈
と、ある意味自分の実力とは関係のない要因、消去法で決まったことを、普段の会話の中でバッサリ言い切った。
若いながらも苦い思いを抱いたけれど、あの当時の私はあまり努力をしていなかったかと思うので今となっては致し方ないと思うし、新卒の職場で伸び伸びと育ててもらえたことで今があると思えていることに感謝しているから、よしとする。(その頃の自分なりには努力していたことはお伝えする。)
新しいことに取り組む前に、過去を振り返りつつ、過去の経験を今に生かして、次のステップへ進んでいきたい。