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恐怖、ネガティブ、バランス

本当に本当に、採卵が怖い。
今日の卵胞計測で、卵巣が見えづらいところにあるから下からもお腹の上からも針が刺せないかもしれないと言われてしまった……。
前回もお腹の上から刺すかも、と言われて結局下から採卵できたから、今回も大丈夫かななんて思っていたけれど、どうやら前回は右の卵巣から採卵してくれたみたい。看護師さんが言うには、右は比較的見えやすいから採卵できたのかも。左だと難しいかも……とのこと。
うう、ぬか喜びさせないようにしてくれているって分かっていても、その事実はつらいしコワイ。

何というか、前にも書いたかもしれないけれど、体外受精ひとつとっても本当にひとつひとつのハードルが高い。特に私は卵巣の位置が普通ではないから余計だ。
採卵前に排卵しないかどうかでビクビクして、当日の採卵もまずは針が刺せるかどうかと怯えて、針を刺すことができてもうまく採卵できるかと考えて……それで、無事に採卵できたとしても、次は受精できるか、受精できても次は胚盤胞まで育つか。ここまで進んで、やっと移植だ。それでも、移植に際して内膜が薄くなっていないかを見たり、移植してもダメな場合もある。やるせないね。
ひとつひとつのステップごとに怯えて、うまく進めなかったら落ち込んでしまう。これは本当にね、ストレスをためるな、なんて無理な話。

どうしてこんなにやる前からネガティブなのかというと、やっぱり、ダメだった時の衝撃が大きいからなんだよね。前もって覚悟していれば、「ああ、やっぱりな」と思える。
ただ、この思考も危ういな。ほかのことまでネガティブに考えてしまう。このバランスが難しい。

うう~、早く楽になりたい!

Main Photo by Piron Guillaume - Unsplash

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