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厨二な(独り言)ができました。それでは聴いてください『ドッペルゲンガー』

(この歌詞にYOASOBI風のメロディ付けてヴォーカロイドに歌わせてゆうちゅうばーデビューします←)

あの頃の私は彼だったのだろうか?
あの頃の彼は私だったのだろうか?
不明瞭な記憶だけが私らしさを彩り
一辺倒な思考だけが彼らしさを彩る

見積もるだけの
打算的な汚らわしさと戦う毎日
明確に見えてくる濁りを観察するタイトに
それは魔が刺したとかの
束の間の欲望なんかじゃないんだ実際は
もっと奥底にある暗い現実と戦わなくてはならないという非情な日常とが
頭上高く指し示し出し合い単純じゃない現実と向き合う現状

新しくひらかれてく世界は
創造されてくようで実は加工修正されているだけなんだ
英雄を持たずに永遠を兆す悲しく美しい物語のようにはいかないんだメロスよ
残響の狭間でコントロールしているつもりの見え透いた友情なんかじゃないんだ
人は様々な質感を備えられたのに見て見ないふりであっさり一生を終えて
またまっさらな命に無責任にいっぱしの倫理感を問う曖昧さがクロスし続けてる

あの頃の私は彼だったのだろうか?
あの頃の彼は私だったのだろうか?
不明瞭な記憶だけが私らしさを彩り
一辺倒な思考だけが彼らしさを彩る

パイプユニットが走るキッチュなコンクリートの狭間で
風穴を感じるだけの瞬間のようでそんなインスタントで軽い一過性の人生がいいんだ
永劫回帰なんてあったもんじゃない
そんなものがあったとしてもそれを背負うほど人の一生は美しくない 
だから そう 軽くあるべきなんだ
人生は重くあってはならないんだ
それはまさしく文脈を待たない
句読点のないセンテンスのようなんだ
うさんくさい原点に惑わされてせいせいするわ

人は浅はかなもの
愛に傷つけられ愛を見果てられた時も
惹きつけられる がなりあいながらも
ホットミルクの上ずみ液たるホエイ成分のような不安が処女膜のように張り付いている
いつも苦しんで苦しんで苦しんで
まるで苦しみたいかのようにもがき溺れ遊び続けてる
人は様々な欲を備えられたのに
それを拒み卑しいものとして理解される先天的な気分と板挟みになってる

まるで恥ずかしい私の面影を今更に噛み砕いて
吐き出し スロットに送りだして
またそれを 現在という青暗いライトで
鮮明に照らし出す
それは歪(いびつ)に気狂いだす
規律に従順な右倣えな青光りを放つそれは
音楽に喩えるとアゴーギクな表現のアフォーダンス
不都合を抱えたままそれを近場のリサイクルショップへ送り出す
まるで古箪笥のように行方知らずな心詰まりは
いつの日にか死に絶え美学化され苦楽を視覚化していく

あの頃の私は彼だったのだろうか?
あの頃の彼は私だったのだろうか?
不明瞭な記憶だけが私らしさを彩り
一辺倒な思考だけが彼らしさを彩る

パイプユニットが走るキッチュなコンクリの狭間で風穴を感じるだけの
そんな瞬間そんなインスタントな
軽い一過性の人生がいい
永劫回帰なんてあったもんじゃない
そんなものがあったとしてもそれを背負うほど人の人生はまるで美しくない 
だからさ 
軽くあるべきなんだ
一回きりという軽さをもって
極地の彼は文学を放った 
当時は常識がその裏側に潜むテーマを拒んでた

あのときの彼は彼だったんだろうか?
あのときの私は私だったんだろうか?
果たしてあの街にいた彼とわたしとあの世界は実在していたのだろうか?

あの頃の彼は彼だったのだろうか?
あの頃の私は私だったのだろうか?
不明瞭な記憶だけが彼らしさを彩り
一辺倒な思考だけが私らしさを彩る

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