どもりを許可する

皆さんこんにちは、吃音革命家のゆうきです。

今回は前回の続きみたいな感じですが

『どもりを許可する』

という超大事な内容をシェアしていきます。

前回の内容でもお伝えさせていただきましたが

吃音を克服したいのであればどもっている自分を許して

どもってもいい自分になろうというお話をしました。

つまりは自分自身にどもりを許可していくという事です。

吃音で悩んでる人は100%の確率で

どもりを避けようとしている

という状態なんですね。

ここが吃音を悪化させる原因です。

これを逆に、避けるのではなく、どもりを許可していくことで

吃音症状が治まってくるんですね。

これなぜか?

理由は現段階では二つ知ってるのでシェアします。

一つ目は

しゃべるという行為は

まずどもるという行為があり、そのあとに声がでる

という構造になってるんですね。

こんな事知りませんよね?(;^_^A

つまりは

しゃべることとは

しゃべることと、どもることがワンセット!

になるんです、通常は。これ覚えてくださいね。

なので、どもることを避けようとすればするほど

逆にしゃべれなくなる。

という事になるんです。

なので、どもることを許可する必要があります。

そうすることでうまく話せるようになる。

これが一つ目の理由です。

そしてもう一つの理由としては

少し難しいというか怪しいような話になってしまうのですが

この地球上のすべては

陰陽で成り立っています。知ってる人は多いと思いますが。

そしてその中の一つの法則に

陰と陽が同量になったとき、存在は消える

という法則があります。

つまり

どもりに対して避けようとする自分がいて

それに対して真反対の

どもりを許可する自分を確立することで

プラスマイナスが掛け合わさり

『どもり』に対する意識が消滅するということなんです。

これなんですよ真髄は。

ここが真髄であり吃音克服の大きなカギとなるところです。

消滅するということは

普段しゃべるときにどもりに対することを一切思わなくなるということです。

思うこともできるし思わなくすることもできる。

つまり自分の意識で自由に選択ができる状態です。

この状態が吃音を克服している状態になります。

なんとなくわかりますかね?

ちなみにもう少し詳しくお伝えすると

どもりを許可することを確立するというのは

潜在領域で『どもってもいい』と思えている状態のことです。

この潜在意識レベルで変化するということが

もっとも大事なことです。

そもそも体というのは

潜在意識レベルでの思い込みが

感情になり

思考になり

身体の症状として現れるからです。

つまりは

潜在意識で

『どもってはいけない』

と思ってしまうと

どもりそうな場面で

恐怖や恐れ、不安という感情が出てきて

『どもったらどうしよう』

などの思考になり

身体レベルでは

心拍数があがり、筋肉が硬直し

うまく声が出ない。

という流れになります。

潜在意識→感情→思考→身体症状

という順番です。

そして一度形成されたこの流れを止める事はできないんですね。

吃りに対する恐怖がおそってきたときに

いくら頭で『大丈夫うまくいえるうまくいえる』など

何度も言っても吃る恐怖の感情のほうが何倍も強烈なので

『うまくいえる』なんて思おうとしても思えないんですね。

あと、吃音克服するにおいて

発声練習や呼吸法、ストレッチなどの身体からのアプローチをしても

過去のトラウマを癒したり恐怖心を減らすなどの心からのアプローチをしても

変容できないんです。

なぜなら大元である潜在意識の思い込みがなにも変わっていないからです。

逆に

潜在意識さえ変わってしまえば

感情も思考も身体症状も変化するということなんです。

どうすればいいのかというと

潜在意識レベルで『どもりを許可する』

と思い込みを確立するということです。

これが真髄中の真髄になります。

これについては先ほどもお伝えしましたが

マイナスとプラスが合わさり0(ゼロ)になるということです。

要は吃りに対して

『どもってはいけない』という潜在意識での信念があることに対し

それの反対の

『べつに吃ってもいいよ』

という潜在意識での信念があることで

お互いがぶつかりあってゼロになるという仕組みです。

つまり気にならなくなるということです。

吃りに対する思い込みがなくなるので

思考の中から『吃り』というキーワードが消えます。

もちろん意図的に吃りに関する思考はできますけど

普段の会話の中で吃りが消える。

そんな状態になるんです。

つまり、吃音克服法の道のりとしては、自ら吃りの向こう側に進んでいくという事です。

その先に吃音の克服が待っています。

これが、怖いんですよね~(;^_^A

今まで吃りを拒否していた状態から

吃りを抱擁して抱きしめて受け入れていくんですからねえ。

そりゃはじめは抵抗ですよね。

その抵抗をどうやってなくしていくのか?

ということが最大の難点なんです。

そこさえクリアできれば

あとは潜在意識に『吃りを許可する』という

思い込みを作るだけなので簡単です。

潜在意識に刻むまでは100日ほどはかかりますが

誰でもできることです。

そして潜在意識に『吃りを許可する』という

思い込みが確立されれば

吃りに対する恐怖心が消え

吃りに対するネガティブな思考が消え

吃るという身体症状が消えていくんです。

ここまでくるとほぼほぼ克服ですよね。

理屈はこんな感じです。

今回の記事を短文でまとめると

吃音克服に必要な要素は『どもり』である。

この言葉に尽きます。

ありがとうございました。














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