サプリメントとうまく付き合ってますか?
こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。
「○○という成分がいいらしい」「××という成分は効果が高いらしい」
なんてことはよく聞くことだと思いますが。
みなさんはサプリメントとうまく付き合っている自身はありますか?
食事をおろそかにしてサプリメントに頼ったり、
適切なとり方ができていなかったり、
安全なものだと信じ切っていたり…
1つでも当てはまる方はこのまま読み進めてみてください。
1.サプリメントは食事の代わりにならない
例えば毎日の食事がカップラーメンとサプリメントだったらどうだと思いますか?
実際にこんな人が昔テレビに出ていたことがあります。
「必要な栄養素はとっているんだから問題ないだろう」
確かにおっしゃる通り必要な栄養素はとれているかもしれませんがこれではいけません。
ヒトの体はそう単純ではないからです。
例えばあごを動かす、噛むという動きだけでも、
だ液が出て、様々なホルモンが働き始め、消化管が動きます。
このように口の中だけの動きだけでもヒトの体は全身が活動をします。
胃で消化を受けるためにまたさまざまなホルモンや酵素が働き、ながーい腸の中でも食べたものは消化・吸収を受けながら進んでいくのです。
これらの動きのない体が正常でいられるはずがないんです。
もちろん全ての栄養素を完璧に食事だけでまかなおうとするのは、とても難しいことなので、補助としての役割をもたせるのには賛成です。
年齢を重ねるにつれてサプリメントを飲む人は増えていきます。
なので20~30代のうちに自分にあったサプリメントを見つけるのはいいことだと思います。
2.適切なとり方とは
サプリメントの適切なとり方、それは摂取量であったり、飲むタイミングであったり、食事と組み合わせることです。
健康維持のためであれば食事のタイミングでとってあげると、より食事の栄養素が持つ力を引き出したり、より吸収効率が上がったりします。
運動と組み合わせる場合にも運動の前がいいのか、運動中がいいのか、運動の後がいいのか見極めてとりたいですね。
詳しくはこちらの記事を見てください。
3.サプリメントで人は死ぬ
栄養素には耐容上限量(たいようじょうげんりょう)と言って、「この量であればとり続けても大丈夫」という量が設定されているものが多くあります。
その量を超えてとった場合には、さまざまな過剰症が出現します。
頭痛や食欲不振、最悪の場合は死にいたるものもあります。
また、サプリメント同士でも相互作用はありますし、飲んでいる薬の作用に影響を与えることもあります。
4.まとめ
・食事の代わりではなく補助として付き合う
・量やタイミングも効果を引き出すうえでは大切
・↑これを守らないと最悪死にいたる
うまく付き合ってそれぞれの健康を向上させていきましょう。
オススメのサプリメントについて解説した記事もあります。
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