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サプリメントの効果を上げる飲みかた

こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

栄養素を取り入れるときは基本的に食事からがいいでしょう。

しかし、必要な栄養素を完璧にとるのは非常に難しいです。



特に健康の維持ではなく、向上をさせたいかたはより多くの栄養が必要になります。

そこでやみくもにサプリメントを飲んでいてもなかなか効果は出てきません。
そして「やっぱり効果がないな~」といって取るのをやめてしまうかたも多いと思います。

今回はより効果が出るサプリメントの飲みかたについてお話ししていきます。





1.どのくらい・いつ飲めばいいのか



サプリメントにはこれが明記されていない場合も多々あります。

結論から言うとサプリメントと目的によるのですが、基本的な考え方は同じと考えてよいでしょう。



①まずは1日の必要量を調べる

パッケージに書かれていればいいのですが、そうでない場合は調べてみましょう。
栄養素の摂取量にはいくつかの種類があります。

推定平均必要量
50%の人にとって足りている量

推奨量
97~98%の人にとって足りている量

目安量
推定平均必要量と推奨量が算定できないときに設定される量。ほとんどの人にとって足りている量とされる

目標量
生活習慣病の予防のために、日本人が目標とするべき量

耐容上限量
習慣的にとることによって健康障害になる危険がない上限の量



栄養素によっては数値が設定されていないものもありますが、サプリメントと食事を合わせたときに推奨量以上、耐容上限量未満にするのがよいでしょう。

なるべく食事で栄養素をとって、ここに届かない分はサプリメントで補うというとりかたになります。
サプリメントで耐容上限量ギリギリまでとって、食事でもたくさんとってしまうと上限を超えてしまうので気をつけましょう。

もちろん特定の栄養素を代謝できない疾患をもっているかたは自分で判断しないでくださいね。



②基本的には食事と一緒にとる

食事をすることによって内臓が活発に動き、消化・吸収機能が向上します。
そのタイミングでサプリメントを加えるとよりしっかり吸収されてくれるということです。

たまに食事代わりにサプリメントをとるような人もいますが、その場合ほとんど内臓が動いていませんし空腹感も凄まじいでしょう。



また、脂溶性ビタミンであるビタミンA・D・E・Kは油と一緒に摂取したほうが吸収率が上がりますし、ビタミンB群は糖質の代謝に関わるビタミンなので食事と一緒にとるべきです。





2.まとめ



サプリメントは

・必要量を調べて、推奨量以上、耐容上限量以下になるようにする
・基本的には食事と一緒にとる

ただ、筋トレと組み合わせるときには例外的なサプリメントの摂取方法もありますが、それについてはまた今度。



他にもサプリメントについて解説した記事はこちら



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