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本は読んだらすぐアウトプットする!/斎藤孝

本を読む事に価値はあると思いつつ、何となく読んでいる感じがしていた。SNSで目に止まったこの本。何かきっかけになればと思い読むことにしました。

気になったところ

“2割読み”…気になる部分、興味のある項目を2割ほど読む。

“ろくすっぽ読まず、あるいは本の内容を何一つつかめず、ほぼまっさらな状態で放置するよりも、2割読んだほうがずっとマシ”という事。その通り。

“アウトプットし復讐効果により記憶に定着”

読んだ後に「まとめるために読み直す」「人に伝える(口頭・SNSなど)」することで、2回目のインプットになり、記憶が定着する。

ここで大事なのは「人に説明できるように」という事でしょう。「そのためには何が大事かを理解しなければ」という意識が強くなりますからね。

“学んだ事を実践する”

“「知っている」だけではなく、「実践できている」ことこそが重要なのです。”とありますが、まさにその通り!

「日常の行動を何か変える」という意識で「情報を集めるために本を読む」という事。つまり「目的を持って読む」という事が一番重要なんだろう。

「そんなことはわかってる」って思いがちだが、それが「知っているだけ」という事。ポイントは「行動を変化させる」という事だと思う。

感想

上記ポイントについては、良かったなぁと思います。

どちらかというと「こういう本を、こんな意識で読むと良いですよ」という構成になっているため、「何を読んだらいいのか?」という人には良いと思いますが、読む本が明確になっている人には、若干物足りなさがあるかもしれませんね。

書籍情報

著者:斎藤 孝   出版社:興陽館

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