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楽園 | 解説

エピソード1から6まで「楽園」を読んで下さった方々へ

 この度はドドドド素人の、物語とも呼べない拙い文章を読んで下さり、ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです…。思いつきではじめたシリーズですが、「読んだよ」という声が少しですが、ありがたいことに耳に届いて、私はその度に、嬉し恥ずかし、でもやっぱり嬉しい、という感情でした。そして何より書いている私自身が楽しんでいたので、ほぼ自己満足です。お許しを。

 さて、私はエピソードを書いていくうちになぜか、はやく解説が書きたくて書きたくて仕方がなくなってしまいました。お気づきかと思いますが、本来ならば小説の最後にある解説は、作者とは違う著名人が書くものですよね。でも私は書きたいのです。書きたいので書きます。なんと言われようと!というわけで、まずはこのエピソードを書こうと思ったキッカケからお話していきます。



 私がエピソード1"破壊"を書くキッカケとなったのは、PEOPLE1さんの「ラヴ・ソング」という曲です。そうです、曲にインスピレーションを受けたというわけになります。

 私は定期的に小説や映画や音楽に、ひどく心を動かされることがあります。基本的に、すぐに心動かされるタイプなのですが、それよりももっと、"ひどく"動かされる時があるのです。初めてラヴ・ソングのミュージックビデオを観た時に、それが起こりました。なので、ラヴ・ソングを聴くと、この作品の曲じゃんってなると思います。あの曲を元にしているので当然なのですが…(笑)もし聴いてくださる方は、この作品をひと通り読んでから聴いてもらうと、良いと思います。(最後にミュージックビデオのリンク貼ります)


 簡単にどんな曲なのかというと。あくまでも私の捉え方であるというのを念頭に置いていただきたいのですが…、男の子が女の子のために、時間を止めるよう試行錯誤する、という感じです。ミュージックビデオを観ていただくとすぐに分かると思います。
 私はラヴ・ソングのミュージックビデオを観た時に、ひどく心を打たれました。なんていい曲なんだろう…と思いました。男の子が女の子のため、一生懸命に時間を止めようとしている姿が、健気でジーンときたんですね…。そして何より歌詞・メロディー共に良い、酔い。気づいたら3回ほど連続で観ていて、また気がついたらnoteでエピソード1を書いていました。それが始まりです。
 しかし、決してその時点ではエピソード化しようとは考えてはいませんでした。エピソード化に関しては、完全に思いつきです。もともと物語みたいなの書いてみたいな、と思っていたし、昔から書いてみる、ということはしていました。けれど書ききれなかったり、納得できなかったりしていたので、人前に出すのは初めてです。
 そして何より、思いつきでエピソード1を書いたので、結末とか、流れとか全く考えずに始めました。なので完結まで、4ヶ月くらいかかりましたね!!気まぐれに書きすぎて、こんなに長くかかってしまいましたが、行き当たりばったりで書いていくのも、なんだか楽しかったです。


 ここからは少しネタバレになってしまうので、読んでいない方はもし良かったら読んでみてください……。


 作品を書き終えた後の私の感想は、「思ったよりもファンタジーになったな」です。本当はより現実に近い設定に、"時間を止める"という現実味のない要素を加えるというのを心がけていたのですが、どうしても切ないというか、何というか、そんなものが書きたくなってしまったのです。そこで取り入れたのが"かぐや姫"の設定でした。私は昔から、かぐや姫の物語が非常に好きです。帰りたくないのに帰らなければならない、というのがとても切なくて、良いです。なので、取り入れてみよう!となったわけです。おかげでファンタジー要素が強くなってしまいましたが、まあよしとします(笑)


 彼と彼女のその後は、みなさんのご想像にお任せすることにしました。限定された情報の元だと、人それぞれ捉え方が異なるので面白いです!
果たして2人は会えたのか……
(猫は全てを知っているみたいですね…)


 あまり詳しく解説しても、良くないと思うので、ここら辺にしておきたいと思います。
何これ?別に面白くない…と思った方も、心の中にしまっておいて下さい(笑)素人の遊びです…


では、
改めまして、読んでくださりありがとうございました。


さあて、今日はハンバーグ弁当でも食べようかな。

チーズインがいいな。

では、また!
                 にんじんまる


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