五等分の花嫁、タイトルは聞いたことはあるけど読んだことない

このnoteは、五等分の花嫁という作品を意図的に避けていたのに、あることがきっかけで読んでみたら1日で114話まで読破してしまったオタクの話です。

※このnoteには、一部キャラクターのイメージを著しく損なう表現があります。

五等分の花嫁、その作品名にあまりいいイメージは持っていなかった。

今年の4月頃からTwitterのタイムラインにはそのワードはよく流れてきていたし、まあ流行りのラブコメアニメにしては絵が上手いなあ、と思ってスルーしていた。

さらに言ってしまえば、#○○の誕生日までに△△RT目指す や #○○好きと繋がりたい のようなハッシュタグを使ったツイートをよくする、良く言えば流行りに乗りやすい、悪くいえばミーハーのTwitterオタク層に人気の作品だと認識していた。

ところが、10月頃から身の回りの人間、それも漫画といえばワンピースと進撃の巨人っしょ！(今の時代だとそれに鬼滅の刃も加わるんだろうか)みたいなタイプの、明らかに美少女ラブコメ漫画とかを忌避してそうな層が五等分の花嫁を面白い面白いと読んでいる姿を見て、さすがに少し興味が出てきた。読むとまでは行かなかったが。

推しにお金を借りたいオタク達

五等分の花嫁を読むことを決意したきっかけ、
それは12月22日のTwitterのフォロワーのツイートだった。
好きなキャラクターにお金を借りてパチンコに行くだとか、本当に好きなキャラクターにお金を借りるのは無理だとか、お金の返済が不可能な時に謝れば許してくれるキャラクターは誰だとか、Twitterのタイムラインがインターネットのオタクらしい流れになってる時に1件のツイートが目に入りこんできた。

「五等分の花嫁、全員ダメ男に貢ぎそうな"危なさ"がある」

自分は"そういう"キャラクターがかなり好きなので、五等分の花嫁のキャラクターについて軽く調べてみたところ、
「三玖が一番お金貸してくれそう」
「一花、危ない薬とかやってないか？」
「二乃、一番努力してるけど報われなさそうだな…」
などキャラクターへの失礼すぎる偏見と共に作品への興味がどんどん出てきて、決意をした。俺はなんとしてでも五等分の花嫁を読まねばならない、この腐敗しきったオタクの偏見を払拭するため、そして何より姉妹の中で誰が一番お金を貸してくれそうかを考えるために＿＿＿＿＿＿と。

ちなみにフォロワーがよく二乃からお金を借りてパチンコに行っていたので、二乃が一番貸してくれるらしいという事前情報はあった。

調べている途中、フォロワーが五姉妹の打率をツイートしていて意味不明すぎて泣いてしまった。

五等分の花嫁、読みました…

細かく感想を述べると恥ずかしくなるので割愛させていただくが、まず1巻を読んで真っ先に出た感想としては

二乃、2万円どころか1円すら貸してくれそうにねえじゃん！

だった。あと想像以上に絵が上手くて女の子が可愛くて読んでて幸せになった。

2巻から先も、一花と二乃と三玖と四葉と五月の全員に殺されそうになりながら読んだ。特に三玖には50回くらい殺された。レベルを上げて防御力をいくら上げても全員が即死攻撃しか使ってこないので意味がなかった。どんな強敵だろうとザラキを唱え続けるクリフトか？
まあ、クリフトと違ってそのザラキは効くんですが…

あと、二乃がいつの間にかお金をいくらでも貸してくれそうな感じになっていてニッコリした。

そして9巻を読み終えた自分の手は、いつの間にかマガポケをインストールして続きを読んでいた。その後のことはあまり記憶がない。
記憶を失っていた間に
「一花………………………………」
「二乃………………………………」
「三玖………………………………」
「四葉………………………………」
「五月………………………………」
などのツイートをたくさんしていたみたいだが、記憶がないので知らない。

114話まで読み終えた今の自分は情報量過多で1歩も動けなくなっているので、115話が更新されるまでの残り約12000秒を、1秒1秒数えながらここで待ち続けようと思います。みなさんも待ちましょう。春場ねぎ先生の、クリスマスプレゼントを、待ちましょう。

※12/25追記
115話、来ましたね………………………！！！
ネタバレになるので内容に関する言及はしませんが、安心して年を越せる気持ちと安心して年を越せない気持ちが交錯して、パニックになって年越しそばにおせちを入れてしまいそうです。
箱根駅伝で春場ねぎ～！と泣き叫びながら走ってるオタクが映っていたら自分かもしれません。すみません。出ないけど。

このnoteを通して自分が伝えたいこと。それは

オタク、五等分の花嫁を、読め。

早いうちに、できれば今、読め。
これから何かを始めるのに一番早いのは"今"だ。

オタク、五等分の花嫁を、読め。

三玖、ごめん………今週も2万ほど、いいかな……
他の姉妹には言わないで……俺と三玖の2人だけの秘密な……

五姉妹の中で三玖が特別好きとかそういうわけではなく、あくまでも全員好きですが、お金を借りるなら三玖から借りたいです。
一花も二乃も三玖も返済が遅れてもなんだかんだ謝れば許してくれそう。四葉は許してくれなさそうだし、五月はそもそも貸してくれなさそう。しっかりしてて偉いね。

一花……職場まで車で送って……
二乃……明日の朝起こして……
四葉………………………(罪悪感から何も言えない)
五月……頭撫でて…………

追記で三玖以外の4人について書こうとしたら、他の4人はともかく四葉に欲求をぶつけるのが罪悪感ありすぎて書けなかった。四葉……笑顔でいて……