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【ドライブマン編・その7】カット打ちを安定させるコツや、カット打ちが苦手な人の為の効果的な戦術を紹介

◾カット打ちとは!?

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皆さん、卓球用語のカット打ちという言葉をご存じでしょうか?何年も卓球を続けている上級者の方はご存じだと思いますが、卓球を始めたばかりの初級者の方の中には知らない方や、言葉は聞いたことある、くらいの方が多いと思います。

カットマンが使うフォアカットやバックカットの技術をドライブで打ち返すことをカット打ちと言いますが、今回はカット打ちの方法や、安定させるコツを紹介していきたいと思います!!

(1)カットの打ち返し方

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フォアカットやバックカットは下回転なので、ツッツキでも返せますが、ここではカット打ちなので、カットに対するドライブの打ち方を説明させていただきます。

❶膝を曲げながら、腰を右に回す

❷ラケットを右膝の後ろに持っていく

❸膝と腰を戻しながらラケットをおでこまでスイングする

上記がカットに対するドライブの打ち方、カット打ちのやり方になります。ツッツキよりもカットの方が下回転の回転量が多いので、カット打ちの時の方が、より体を使ってドライブするとこになります。

(2)カット打ちを安定させるための5つのコ            ツとは?

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では、ここからはカット打ちを安定させるコツの紹介になります。ここで紹介するコツをしっかり理解して、安定したカット打ちをできるようにしましょう!!

❶カットの高さによって打ち方を変える

1つ目のコツは、相手が打つカットによってドライブの打ち方を変えることです。低いカットに対しては、ボールを下から上に擦りあげてループドライブを打ち、高いカットに対しては、斜め下の位置から前にインパクトを強くしてスピードドライブを打ちます。

このように、カットの高さによってドライブを打ち分けることで、カット打ちが安定します。低いカットに対してスピードドライブを打とうとするとネットミスが増えますし、高いカットに対してループドライブを打とうとするとオーバーミスが増えるので、注意して臨機応変にカット打ちができるようにしていきましょう!!

〈チェック〉                                                       ★低いカットにはループドライブ、高いカッ      トにはスピードドライブを打つ様にしまし       ょう!!

❷打点を意識する


2つ目は、カット打ちをする時の打点を意識することです。打つドライブによって打点を変えるようにしましょう。そうすることにより、カット打ちが安定します。

回転量の多いループドライブを打つ時は頂点よりも少し落ちた位置で打ち、スピードドライブを打つ時は頂点で打つようにします。この打点で打てないとミスが増えるので、しっかり覚えておきましょう。

〈チェック〉                                                       ★ループドライブは頂点後、スピードドライ       ブは頂点で打つ様にしましょう!!

❸スイングスピードが中途半端にならないよ      うにする

3つ目のコツは、カット打ちをする時のスイングスピードが中途半端にならないことです。これは、高いカットに対してスピードドライブを打つ時も、低いボールに対してループドライブを打つ時も、どちらでも言えます。

スイングスピードが中途半端だと、相手のカットの下回転の回転量に負けてしまい、必ずネットミスしてしまいます。ドライブを打つ際は、しっかりスイングするようにしましょう。

ただし、しっかりスイングしないといけないからといって、ドライブのバックスイングを取った時点では力を抜くようにします。そして打つ瞬間に力を入れておもいっきりスイングするようにすることがコツです。

〈チェック〉                                                       ★バックスイング時は力を抜いて、打つ瞬間      に力を入れておもいっきりドライブする様      にしましょう!!

❹体重移動する

4つ目のコツは、体重移動(重心移動)をすることです。ツッツキに対してドライブを打つ時もそうですが、バックスイングを取り、打つ前は右足に体重を乗せ、スイングして打つと同時に左足に乗せ買えます。

体重移動することで、回転のかかったカットもドライブできるようになりますし、カット打ちの威力を上げることができます。体重移動がちゃんとできていないと、カットの回転に負けてネットミスが増えるので注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★バックスイング時は右足に体重を乗せ、打       つ瞬間に踏み込むようにして左足に体重を       乗せ変える様にしましょう!!

➎ラケットの角度を意識する

5つ目のコツは、カットの回転量に合わせてラケットの角度を変えることです。回転量の多いカットに対してはラケットの角度を立てて下から擦るようにして、回転量の少ないカットに対してはラケットの角度を少しだけ寝かせるようにしてドライブを打ちます。

そうすることで、どんなカットに対しても対応することができ、カット打ちのミスが少なくなります。ラケットの角度をなにも考えずにカット打ちをすると、ミスが増えるので注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★カットの回転量に合わせて、ラケットの角       度を変える様にしましょう!!


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