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【ドライブマン編・その3】上回転に対してフォアドライブを安定させるコツや練習方法を解説

◾フォアドライブとは!?

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上回転に対してのフォアドライブは、下回転に対してのフォアドライブ同様、卓球の試合をする中で、一番使う攻撃の技術になります。

下回転に対してのフォアドライブは、下回転サーブやツッツキに対して打ち返す技術でしたが、上回転に対してのフォアドライブは、フォアハンドやバックハンドやブロックなどに対して打ち返す技術です。卓球初心者を脱出するためには、まずはこの上回転に対してのフォアドライブを習得する必要があります。

では、具体的に上回転に対してと下回転に対してで、どう打ち方が違うのでしょうか?具体的に見ていきましょう。

(1)上回転に対してのフォアドライブの打              ち方

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上回転に対してのフォアドライブの打ち方の流れになります。

❶腰を右に回す

❷ラケットを寝かせて後ろに引く

❸ボールが体の斜め前に来ることを確認する

❹腰を戻しながらボールの斜め上を擦ってラ      ケットをおでこまでスイングする

上回転のフォアドライブは、フォアハンドよりも大きくバックスイングをとって回転をかけるように打ちます。具体的に安定させるコツを見ていきましょう。

(2)上回転に対してのフォアドライブを安              定させるための5つのコツとは!?

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ここからは、具体的に上回転に対してのフォアドライブを安定させるコツを見ていきます。これさえ意識すれば、以前よりもミスが減り、卓球の試合でも勝率が上がると思いますので、是非参考にしてみてください。

❶バックスイングは後ろに引く

1つ目のコツですが、バックスイングをとる時はラケットを卓球台よりも下に引かず、後ろに引くようにしましょう。下回転に対してフォアドライブを打つときはラケットを卓球台の下に引きますが、上回転に対してはラケットを後ろに引きます。

上回転のボールに対してラケットを下に引いて、フォアドライブを打ってしまうと、必ずと言って良いほどオーバーミスしてしまいます。ですので上回転に対してフォアドライブを打つときは、ラケットを後ろに引くように意識しましょう。

〈チェック〉                                                       ★バックスイングは下ではなく後ろに引く様       にしましょう!!

❷ラケットの角度をしっかりかぶせる

2つ目のコツは、ラケットをボールの斜め上にかぶせることです。下回転をフォアドライブで打つ時はラケットの角度を立てていましたが、上回転をフォアドライブで打つ時はなるべくラケットをかぶせるようにしましょう。

上回転のボールに対してフォアドライブを打つ時に、下回転の時と同じようにラケットを立ててフォアドライブを打ってしまうと、ほぼほぼオーバーミスしてしまいます。なるべくラケットはかぶせるように意識しましょう。

〈チェック〉                                                       ★ラケットの角度はたてず、かぶせてボール       の斜め上をとらえる様にしましょう!!

❸上ではなく前にスイングする

3つ目のコツは、なるべく前にスイングすることです。よくありがちなのが、下回転をフォアドライブする時と同じように、上方向にスイングしてしまう方がいます。

上方向にスイングしてしまうと、やはりオーバーミスが多くなってしまうので、上回転ボールをフォアドライブする時は、なるべく前方向にスイングするようにしましょう。

〈チェック〉                                                       ★下から上ではなく、後ろから前にスイング       する様にしましょう!!

❹体重移動する

4つ目のコツは、体重移動することです。これは、下回転に対してフォアドライブする時もでしたが、上回転に対してフォアドライブする場合でも同じで、体重移動はしましょう。

ラケットを後ろに引いた時に右足に体重を乗せ、フォアドライブを打つと同時に左足に体重を乗せ変えます。そうすることで、ボールにしっかり力を伝えることができて、威力が出て安定します。

〈チェック〉                                                       ★バックスイング時に右足に体重を乗せ、打       つ瞬間に左足に体重を乗せ変える様にしま       しょう!!

➎肘を伸ばして曲げる

 5つ目のコツは、バックスイング時、肘を伸ばしてラケットを引き、打つ瞬間に前にスイングしながら、肘を曲げることです。そうすることで、しっかりとボールを捉えることができて、安定して前に飛ばすことができます。

最初から最後まで肘を曲げっぱなしや、伸ばしっぱなしでフォアドライブを打ってしまうと、打球時にボールをしっかり捉えることができず、安定性に欠けてしまいます。ただし、肘を伸ばすと言っても伸びきるとダメですので、伸ばしきらず少し角度を残すように注意しましょう。

〈チェック〉                                                       ★バックスイング時はある程度肘を伸ばし           て、打球時に曲げる様にしましょう!!


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