鶏肉を漬ける時はとにかく砂糖を入れろ
こんばんは
鶏肉、漬けてますか?
もうそろそろクリスマスですね
クリスマスと言ったらそう、鶏肉です
クリスマスは鶏もも肉を思い思いの味付けで食べる為の日と言っても過言ではないのです
骨は付いていてもいなくてもどちらでもよいです、些細な事だから
味付けも自由にしましょう、些細な事だから
鶏もも肉は焼きましょう、これは譲れん
そして鶏肉を漬け込む時はとにかく砂糖を入れろ
具体的に醤油や味噌で味付けをするのなら醤油・味噌と同量、塩なら2倍入れろ
しかしこういう事を言うとこんな人が出てきますね
「そんなに砂糖入れるとカロリーが…」
うるせえそんなやつはもやしでも食ってろ
なぜ大量に砂糖を入れるのか?そして焼くという選択をするのか?
これが分かってないやつは一生ハイハイベイビーだ
では説明していこう※1
・漬け込む際に入れる調味料は2種類だけではない
まさかそんな考えの元に鶏肉を喰おうとしていたのか?
鶏肉は脂肪分というよりかは水分の保有量で柔らかく食べる肉だ
そこに醤油と砂糖だけ、ましてや味噌と砂糖だけなんて事をしたら水分が調味料に奪われてしまうだろうが
餅食ってんじゃないんだぞ
まあ今の鶏肉はうまいのでそのシンプルさでも十分食べられるだろう
しかし肉質に甘えて手間をかけないのはなんと愚かな事か!
俺が草野仁だったらボッシュートしていた所だ
具体的にはスーパーヒトシ君だ
さて調味料の種類でマウントを取った所だが実は最低限なら4種類でいい
醤油・味噌・塩の中からいずれか一つ、砂糖、酒、おろしたニンニクもしくはショウガ、以上になる
ニンニク・ショウガが調味料に入るのかは放って置く、今更だからな
足したければみりんや酢、好みの香辛料などを入れてもいいが最低限のラインナップがこれだ
そしてそれ以上に重要なのが分量になる
(醤油・味噌・塩いずれか):砂糖:酒:(ニンニクかショウガどちらか)=1:1:1:0.5
これを基本として、慣れたらカスタマイズしていけばいい
豆板醤を入れたり胡椒を入れたり…そこは好みの世界だ
自由にやっていこう
・『揚げる』事の不自由さ
揚げるという調理法は素晴らしい
外はカリカリに、中はジューシーに仕上げるのにこれほど適した調理法はないだろう
しかし今回は『焼く』
何故か?ここに砂糖を足す事の答え、ひいては揚げる事の弱点が見えてくるだろう
さて、揚げるという調理で一番恐れなければいけない事はなんだろうか?
爆発じゃないぞ、あれは凍った七面鳥を鍋に放り込むバカのせいだからな
油は高温になっている、しかし食材は低温で表面と内部の温度差がある、それでもしっかりと中まで火を通さなければいけない…
そう、答えは焦げる事である
香ばしくカラッと揚がった揚げ物はおいしいがひとたび焦げてしまえば調理失敗、その分岐のタイミングはとてもシビアだ
揚げると焦げるは表裏一体、なるべくなら焦がしてしまう要素は排除したい…そこで砂糖の話に戻ろう
砂糖というものはとても焦げやすい、揚げ物にとって糖分は大敵である
調理過程でデンプンが糖に変わって行くのならまだしも、初めから糖分を足すなど自殺行為も甚だしい
つまり揚げるという調理法は糖分の添加を排する事で成功値を担保していると言っても過言ではない
つまり自らに縛りを架しているのだ
・『焼く』事の弱点
さて、ここまで揚げる事に対してネガティブキャンペーンをしていたが焼く事にも弱点はある
焼く事で素材から水分が出る、その水分が素材にまとわりつきまるで煮ているかのような調理法になってしまう事だ
焼き網や焼き台を使えばその問題は解消できるが、一般家庭でそのような調理道具を使えというのは酷だろう
しかしおいしい料理は食べたい…そこで話は始まりに戻るわけなのである
・とにかく砂糖を入れろ!
なぜ砂糖を入れるのか、というよりなぜ煮る調理法がいけないのか?
その答えはベショベショになって香ばしさに欠けるからだ
しかし煮る調理法の良い所は中までしっかり火が通る事!
では中までしっかり火を通しながら香ばしさを足してやればいい!
そこで砂糖の出番という訳だ!
砂糖の焦げやすさは弱点でもあるがうまく使えば利点にもなる、今回はあえて『焦がす』為に砂糖を使う
キャラメリゼとかいう単語は聞いた事があるかもしれない、要はそれだ
鶏肉から水分が出る!水分で煮られるが中まで火が通る!一定量水分が出ると水分の流出が緩やかになり調味料の糖分で香ばしい焼き目が付く!
なんて素晴らしい!
さてここまで聞いて「カロリーが心配…」なんてやつはいないな?いたらおからでも食ってろ
家庭での『焼き』には糖分ひいては砂糖の力が役立つという話でした
以上
※1
家に低温調理器とかがあって最後にちょっと焼いたり揚げたりして香ばしく仕上げますよとかいう人がいたらこの文章は読む意味無いのでブラウザバックしてください
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