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【非公式】『映画 ギヴン』公開勝手に記念インタビュー【ネタバレなし】


8/22(土)、これが何の日か、あなたは知っているだろうか。
早々に答え合わせをして申し訳ないが、そう、『映画 ギヴン』の公開日だ。

『ギヴン』とは
キヅナツキによる日本の漫画。『シェリプラス』(新書館)にて2013年ハル号より連載中。ロックバンドのメンバーたちを中心とする青春群像劇を描いたボーイズラブ作品。(Wikipediaより)

…と、そんなわけで、今回は『映画 ギヴン』の公開を勝手に記念して、とある人物にインタビューをして参りました。
お話を伺ったのは、いま巷で大物腐女子と噂される(?)こちらの方、



みかちゃん(HN)さんです!



……アッ石は投げないで…!
わ、わりとちゃんとインタビューまとめたから最後まで読んでくれると、嬉しい、なあ((((;´꒳` )))カタカタカタカタ


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■はじめに

神木「今回はインタビューに応じていただき、ありがとうございます。さっそく自己紹介からお願いできますか?」

みかちゃん「はい! 古のオタク女子として活動しています、みかちゃんです! NL(男女恋愛を描いた作品)もGL(女性同士の恋愛を描いた作品)も夢(実在するキャラクターと自分の分身の恋愛を描いた二次創作作品)も好きなんですけど、今日は腐女子(BL:男性同士の恋愛を描いた作品が好きな女性)として来ました」

神木「ありがとうございます。色々なものがお好きなんですね。普段はどういった活動を?」

みかちゃん「基本は作品を見たり読んだりっていう受け身な活動が多いですね。一応、二次創作としてBL小説や夢小説を書いたり、イラストを描いたりすることもあるんですが、最近はなかなかできていません…。あ、でも少し前にオタクシンポジウムっていうオンラインイベントを開催させていただきました!」


■BL作品について

神木「さて、今回は『映画 ギヴン』の公開を勝手に記念してのインタビューになるんですが、ずばり『ギヴン』という作品はお好きですか?」

みかちゃん「もちろん! 昨年放送されていたアニメからのファンなので“にわか”(世の中の流行に乗せられて短期間で急速に興味を持った新参者)ではありますが」

神木「“にわか”と言いますと?」

みかちゃん「『ギヴン』は漫画原作で、現在は単行本が6巻まで出ているんですが、この原作を私は履修して(読んで)なくて。というのも、実はそもそも商業BL(同人誌ではなく、出版社などから販売されるBL作品)が苦手なんですよね」

神木「それは、なぜ?」

みかちゃん「中学生のとき、友達が持っていた商業のBLノベルを貸してもらったことがあるんです。挿絵も含めて、その当時の私にはまだ早い表現が多くて。商業BLにはその印象が強いんです」

神木「…中学生? ちなみにいつ頃から腐女子になられたんですか?」

みかちゃん「いつ腐女子になったかは……、覚えてないですね…。ただ、中学に上がったときにはすでに腐女子になっていて、最初の推しCP (カップリング:受け攻めのペア)がベ○フラだったことは覚えてます」

神木「なるほど…」

みかちゃん「腐女子になってまだ日が浅い頃の経験だったので、まあ、そもそも漫画よりアニメ派っていうのもありますけど、やっぱり今でも商業BLの本を手にするのは抵抗がありますね…」


■「ギヴン」という作品ついて

神木「でも『ギヴン』は商業BLですよね。なぜアニメを見てみようと?」

みかちゃん「腐女子として活動させてもらってるのに見ないっていうのもまずいかなって。あと周りの腐女子仲間と話を合わせるためっていうところもありましたね。だから、最初は義務感みたいな感じで」

神木「では、実際にアニメを見てみていかがでしたか?」

みかちゃん「アニメの『ギヴン』には、今まで商業BLの代名詞と思っていたどぎつい表現がなくて、心情表現にフォーカスを当てた柔らかい作品だったから見やすかったですし、心を掴まれました」

神木「特に印象的だったというシーンはありますか?」

みかちゃん「全部! って言いたくなるくらい、何気ない日常が心に残る作品でした。でもやっぱり1番はライブのシーンかな。9話で、主人公の真冬くんがボーカルとして立夏くんたちのバンドに入って初めてのライブをやるんです。私、1話からずっと感想を書きながら見てたんですけど、思わず手が止まってしまって、ただボロボロ泣きながら見てました。途中で挟まれる回想もあいまって、真冬くんの気持ちを思うと涙が止まらなくて。リアルにハンドタオル1枚べしょべしょにするくらい泣きましたね(笑)」

神木「そこまで共感して涙を流すということは、主人公の真冬くんがお好きなんでしょうか?」

みかちゃん「うーん。主人公も好きですけど、推しCPは主人公たちじゃなくて、同じバンドのお兄さん組、春樹さん秋彦さんの2人ですね。彼らの関係はアニメでは完結しなくて、今回の映画でスポットが当たる感じ。単体のキャラクターとして好きな雨月さんも関わってきて、推しCPにくっついてほしい反面、推しキャラの雨月さんに対して邪魔!って思う自分が嫌になるので、観る前から頭と心臓と胃が痛いです……」

神木「推しキャラと推しCPは別なので、自分の中で相反する思いがあると」

みかちゃん「はい。できれば、推しCPにも推しにも幸せになってもらいたいんです」


■さいごに

神木「なるほど。では、今回、映画の公開に合わせて、初めて『ギヴン』という作品に触れる人もいると思いますが、そこはどう思われますか?」

みかちゃん「アニメ『ギヴン』は、BL初心者の方はもちろん、腐女子・腐男子の方でも見やすくて楽しめる作品だと思います。映画も多分、アニメと同じような雰囲気なんじゃないかな。確かにシリアスなシーンも多いけど、温かくて、クスッとできるシーンもあるし、少し前に放送されて好評を博したドラマ『おっさんずラブ』とか『きのう何食べた?』とかにも近いものがあると思うんですよね。だからあまり深く考えず、アニメそのものに抵抗がなければ、ぜひ観てみてほしいですね」

神木「では最後に、このインタビューを読んでくれているファンの方にメッセージをお願いします」

みかちゃん「はい! 自分の考えていることをこうして、誰かに伝えられる機会をもらえて嬉しかったです。私みたいに商業だから、BLだから、と決めつけて触れないのはもったいないです。この機会にBL作品を楽しむ仲間が、腐女子でも腐男子でも、増えてくれたらいいなと思います。私もこれから、今まで触れて来なかった大手BL作品を勉強していきたいし、みんなのおすすめ作品があれば教えてほしい。作品の楽しみ方も色々あると思います。誰かを傷つけることのないよう、最低限のルールを守りつつ、ぜひ楽しいオタクライフを!」

神木「今日はありがとうございました!」

みかちゃん「こちらこそ、ありがとうございました」


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【片手でろくろを回すポーズを決めるみかちゃん】
普段は姿を見せての活動はされていないとのことですが、今回のインタビューではお面をつけていただくことで特別にお写真撮らせていただきました!

みかちゃんさんについてもっと知りたい!と思った方は、ぜひ彼女のTwitterアカウント(@kmkmk_tyk)をフォローしてチェックしてみてくださいね。




☪︎ 出演情報 ☪︎
○ラジオ
 毎週土曜日 22:00〜24:00
 ZIP-FM77.8 『サブカルキングダムS
  ※毎週月曜日19:00〜ツイキャスにて公開収録
 ◎8/22(土)放送分のゲストは『ギヴン』の主題歌を担当しているセンチミリメンタルさん!

○オンラインイベント
 『オタクシンポジウムオンライン』
 ツイキャスにて不定期開催


☪︎ プロフィール ☪︎
○みかちゃん(ゲスト)

 主に2次元男性アイドルと2.5次元俳優を追っかける女子大生。オタ活スタイルは二次創作(BL/GL/夢)。オタクシンポジウムオンラインでは進行役を務める。


○神木美香(インタビュアー)

 東海地方を中心に活動する声優。キャッチコピーは“レディーハロウィン”。最近はツイステッドワンダーランドにハマり、とうとうコスプレに手を出した。ZIP-FMのラジオ番組「サブカルキングダムS」に出演中。

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