健康な体は、簡単に変化を許さない
こんにちは！
ボディポテンシャルの小松です。
今回は、前回も少し触れたホメオスタシス（恒常性維持）理論についてです。これを理解することで変化に対して冷静な判断ができるようになります。
「生物の体内環境（内部環境）を一定に保とうとする性質」これがホメオスタシスです。
人間をはじめ生物にとって、ホメオスタシスは生き残っていくためにとっても大切な能力です。
わかりやすいところでは、体温を一定に保つために暑いときは、発汗して
体表面の温度を下げようとし、寒いと毛穴を閉じて体温が下がることを抑えようとします。
中には食事や運動によって、すぐ体重が増減しやすい人がいますが、そんな方はホメオスタシスの力が弱く、あまり健康的とはいえません。そう考えると、「〇日食事気を付けてるのに、体重ちっとも減らない」
というあなた、健康なんです！
そう思うとちょっとだけ救われる感じしませんか。私は減量を始める方には必ず先にこの話をします。
この論理からすれば、体に記憶されている「本来の体」を上書きしなければならない、ということが見えてきます。
「健康な体は、簡単に変化を許さない」のです。
一つの例を挙げます。
長い期間（例えば10数年）かけて増えた2キロと短い期間（1～2年）の間に増えた10キロ、どちらが結果が出やすいか、それはホメオスタシス理論を理解すれば、後者であることがわかりますよね。
長い期間かけて増えた体重は、長期間今の体重を上書きし続けてきているので、1～2週間頑張って体重落としたとしても、その期間の上書きは過去の上書きを消すには短いのです。
短期間に急激に太った場合は、まだ上書き期間が短いので早くその増加した原因から抜け出しましょう。
抜け出すだけで体重は戻るかもしれませんよ。
今私が考えられる一番継続しやすいパーソナルジムです。
Body Potential
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