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下北函館旅行1 2024年3月

旅に出る理由


この平日限定1万円新幹線含む、JR東日本が乗り放題になるこの切符の発売を知った時、旅に出ることを決めた。しかし、行き先をなかなか決めきれなかった。
仙台に行き、昼間から営業しているパブでビールを飲み、ラーメン二郎を食べる。
新潟に行き、市場で刺身とビールを合わせ、ラーメン二郎を食べる。

いずれも魅力的ではあったが、今回の旅はいまだ訪れたことのない下北半島北部を経由して、函館を目指すこととした。

今回の旅のKEYアイテム、キュンパス

東京~仙台

0658 京浜東北線 大宮行 蒲田~東京
まずは自宅のある蒲田から東京駅へ向かう。

京浜東北線

0744 東北新幹線 やまびこ205号 仙台行き 東京~仙台
完全に油断しており、2週間前に八戸までの指定席券をとろうとした。しかし用務客ためか、それともキュンパス効果かはわからないが、はやぶさ号はほとんど満席。かろうじて仙台から八戸の指定席を確保できた。
問題はどのようにして仙台へ向かうかだ。
指定席はやまびこもとれない。そうなると自由席を狙うわけだが、0740発やまびこ125号の4分後に発車するやまびこ205号を狙った。
先に出るやまびこ125号が上野、大宮、宇都宮、郡山、福島のみに停車する速達タイプなのに対して、やまびこ205号は各駅停車。用務客は皆、125号に乗ると予想して、205号に停車。
この予想はあたり、無事に席を確保することができた。しかし途中の大宮から立ち客が出て結果的にこの列車も大変な混雑となった。
しかし、福島県内に入るころには空席も目立ち、ゆっくりとくつろぐことができた。

東京駅
やまびこ205号
やまゆり牛しぐれ煮弁当 1150円

朝食としてやまゆり牛しぐれ煮弁当をいただく。これは今まで食べた弁当の中でトップクラスのうまさ。1000円以上払って、松屋の牛めしとそう変わらない(と思われる)弁当が多い中、この弁当は違った。山椒の上品な香り、牛肉の臭みのなさ適度な脂身。非常に美味であった。

この弁当はかなりおすすめ
ずんだシェイク

10時過ぎに仙台に到着。次の列車までは40分程度。パブロフの犬的にずんだシェイクを買い求める。二日酔いに効く。(その前に牛肉弁当を食べているが)

仙台~下北

仙台駅ホーム

1041東北新幹線 はやぶさ11号 新青森行き 仙台~八戸
この先のことを考えてここで仙台駅で購入した駅弁を食べる。
2時間前くらいに牛肉の駅弁を食べたのにまた牛肉の駅弁である。
仙台に来たからにはどうしても牛タンを食べねばならないという考えが染みついているのであろう。

仙台 味噌仕立て 牛タン弁当

1210青い森鉄道 青森行き 八戸~野辺地

八戸駅で青い森鉄道に乗り換える客は多かった。途中の三沢駅で多くの人が下りた。

青い森鉄道

1300大湊線 大湊行き 野辺地~下北
最大の誤算は大湊線の混み方だ。大湊線の立地上、ほとんど途中駅での乗り降りは考えにくい。案の定我々も下北駅までたちっぱなしだった。

大湊線

しかし前方の車窓かぶりつき席になったので、JRローカル線の中では随一の俊足を誇る大湊線の走りを堪能させていただいた。

ところどころ雪が残る
荒涼とした大地をいく。ここだけ見ると根室本線の浦幌~音別あたりを想起させる。
本州最北端の駅
下北駅

下北駅で降りるのは旅人ばかりだと思ったが、ビジネス客、地元客と用務客が多かった。地元の方がこれだけ乗っているのならば大湊線もしばらく安泰だろう。
バスを待つ間、駅の待合で待たせてもらったが、こちらの駅員さんが我々や地元の方に気軽に声掛けをされていて、非常にいい雰囲気だった。ここは鉄道が根付いている。

つづく。

#下北 #旅 #旅行 #khi旅 #東北 #鉄道

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