気持ちは世界を変える。
先日、娘の持久走大会があった。
普段見られない娘の真剣な表情と一生懸命に走る姿はなんとも感動的で、当事者ではない今、娘には悪いがひっそりと楽しみな行事だ。
私は知っている。足が遅い人間にとって、持久走大会は運動会と並んで学生生活の中の苦行であることを。
数字は自信を与えたり奪ったりしながら、時に人生を大きく左右する。
なんでも大会にして、順位をつけやがって。
オリンピックみたいに得意な人達だけが参加するシステムになればいいのに。
最下位争い。ゴールを前に瀕死の心身に向けられ