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面白かった記事

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ほかの書き手さんのnote記事で面白かったもの。 その記事に対する私の感想記事も。
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#読書感想文

【他者の記事の感想】胸が熱くなる体験記。

「GENCOS|ドイツパン修行録」氏の作品が面白かったので紹介します。 ノンフィクションだそうです。恐れ入りました。面白いというか、それを通り越して筆者に対し憧れや尊敬の念を抱きました。 単に異業種への挑戦ということであれば、二十代なら珍しくない話でしょう。 しかし、修行の場を異国に設定し、語学もイチからの習得となれば話は別です。 私がパン職人を目指したとして、ドイツのパンに憧れていたとしても、ドイツまで行って修行しようとは絶対に思えない。行動できない。 パン職人に憧れた

【他者の記事の感想】まるで善意に満ちた催眠術だ。

小牧幸助氏の『ため息はシャボン玉に』という小説作品が良かったので紹介したいと思います。 まずその記事はこちら。 noteというプラットフォームで創作物を無理なく読ませるとしたらやはりこのくらいの文章量になるのでしょうか。 ほかのクリエイターの方も含め、ショートショートを発表される方は少なくないようです。 その中で小牧幸助氏の本作は、二人称を用いた文体が目を引きました。 小説の文体としては珍しい部類に入る二人称ですが、本作では二人称が非常によく利いていると思います。 〈あ