わたしの恋のはなし



ちゃんとした記事の1発目にその話ですか?と言われそうですが、個人的ホットな話題がこれなので書かせていただきます。なんてったって私のnoteなので(それはそう)。
ていうか、これを書きたいがためにこの場所を作ったわけなので、思う存分書かせていただきますよ。ええ。




この前、すごく大好きですごく大切な人と離れる決断をしました。


私もとても子どもだったし(今もだけど)、自分勝手な言動で振り回して傷つけてしまったし、どれだけ後悔してもどうにも戻せないけど、それでもすごく自分の中で大きな決断をしたな。と思っています。



彼女は出会ったときから周りとは少し違って、私にとって「こうなりたい」の対象で、尊敬できるようなところがある人でした。
どこか大人びていて、それでいて無邪気さも兼ね備えていて、そして悲しいほどにやさしい人。
そして何より、私は彼女が綴る言葉がとても好きで。
文字通り本当にまっすぐで、すっと届いてじんわり心をあたためてくれるような言葉を紡ぐ人でした。

そんな彼女に私が友達以上の感情を持つのに、時間はかかりませんでした。



付き合うときって、気持ちが届いて嬉しい、とか、ようやく結ばれた、とか、いろんな感情がそれぞれの恋にあると思うけど、彼女と付き合ったときはまあ言葉にできないほどの紆余曲折と乗り越えなきゃならないことがあって。
そんな中でも、一番大切にしたいものがお互いだっていう奇跡みたいな瞬間だったなーって、今でもものすごく鮮明に覚えています。

(私が真剣に「付き合ってください」って言ったのに彼女に一度「いやどうしよっかな〜」って言われて「ア〜〜〜〜ッ、すいませんお疲れ様でしたア〜なんか急〜〜に眠気が来たな〜〜」と言ったことも、いい思い出です)(急にどうしたんですか)



自分に本当に自信がない私に、彼女は何度も「そのままの匁が好きだよ」って言ってくれていたのに、私はいつもその気持ちを疑っていました。
「なんでこんなに素敵な人が、こんな私を好きだと言ってくれるんだろう?」という気持ちが消えることは、悲しいことに最後までなかったです。
なんなら、「こんな素敵な人が私なんかを好きなわけがない」とまで思ったりしていました。
でも今なら、この考えがその人にどれだけ失礼か、彼女をどれだけ傷つけていたかってわかります。
時すでに遅しですけど。




そんな私だったから、離れるときに聞いた(というか私がお願いして言わせた)彼女の「もう好きじゃないよ」の言葉は、いとも容易くすんなりと受け入れられました。まるでその言葉を待っていたかのように。
大好きな人からのたくさんの「好き」は信じられないくせに、たった一度の「好きじゃない」はすぐに信じられてしまう。酷いものです。



思い返せば、あ、その言い方嫌だ!その行動嫌だ!って思ったときもたくさんあったけれど、そんなところも全部含めて彼女だと思っていたし、どれだけ一緒にいても、私この人になら傷つけられてもいいなー、なんて思っていました。
そして何よりも、世界で一番、絶対に幸せでいてほしい人だった。
だから私といることが彼女のこれからの幸せにつながると思えなくて、離れる選択をしました。
でもこれは、彼女の幸せのためにじゃなくて、自分のために、です。難しいね!でもそうなんです。


今でもその選択がよかったのかどうかなんてわかりませんが、勝手にネトストしてるSNSを見るに(そろそろやめましょうね)、彼女はとても楽しそうに生きているので、あとは私がこの選択をちゃんと正解に昇華するだけだなって思います。がんばろう。




でもね。彼女と一緒にいた期間、1年ちょっとくらいですけど、本当に生きてて一番幸せだったなあって思ってます。冗談抜きで、本当に。


今まで付き合った人にこんなこと思ったことマジでないんですが(ごめんね)。
思い出は美化されるって言いますし、まあちょっとは美化されてるかもですけど、それでも本当に幸せで特別で、忘れたくない時間ばかりでした。

思い出してつらくなることももちろんあるし、その日々が今続いていないことに涙を流すことも少なくないけど、色んなところに出かけたことも長い時間繋いだ電話のことも家でダラダラしてたときのことも、過ごした時間一分一秒たりとも、一生忘れたくないです。
今でも温かい感情を感じたときに、一番に思い出すのは彼女で。こんな思いだけを抱えて生きていってほしいと、心から思って、その度にああまだ私結局、って思って、苦しくなるけど、それでも幸せなんです。えっ重くない!?!


そんな人に生きてるうちに出会えてよかった。





ねえ見てるー?見てたら困るけど。本当に大好きだよー今も。
多分あっちからしたらクソ迷惑だろうけど、死ぬ前にもう一回だけ「ありがとう」って伝えてから死にたいですね。彼女は終わりを綺麗にしたがることが大嫌いだったので、しないですけどね。

あとこんな文章を書かれることもきっと嫌なんだろうけど私は書いちゃいますよ!自己満だからね!その代わり一生見つけないでね!




と、いうことで。
わたしの一番大事な恋のはなしでした。
おしまい。


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