Excelの余計なお世話を止めさせる（自動データ変換のオフ）

2024年10月15日 18:05

ここ1年くらいで追加されたものだったと思いますが、自動データ変換をオフに出来る設定があります。
（※ 見当たらない方は、Officeのアップデートをしてみてください。）

ファイル ➡ オプション ➡ データに 自動データ変換 があります。これをオフにすると、昔から気になってたExcelのお節介な挙動が無くなります。

例えば、0112のようなテキストがあったとしましょう。これを貼り付けたり入力したりすると、従来のExcelは先頭のゼロを削って、112にしてしまいました。ゼロを残すために、わざわざシングルクォートを入れたりしてませんでしたか？

このボックスをオフにすると、その必要がなくなり、先頭ゼロを残してくれるようになります。

なんのこっちゃと言う感じですが、経験あるはずです。やたら桁数の多い数字を入れると、途中が省略されて、1.234567E+19 のように変なアルファベットに代わってしまうことがありますよね。これを、科学的記数法と言うらしいです。

これをオフにすると、入れたままの数字で表示されるようになります。

これも難しく書いてありますが、前段とほぼ同じです。123E5というE混じりのテキストを入れると、1.23E+07という科学的記数法に勝手に変わってしまうのを、ボックスをオフにすると止めさせることが出来ます。

JAN1と入れると、勝手に日付になっていたものが、オフにすると、JAN1というテキストのままになります。

ただし、これはスペース無しのケースのみで、JAN 1（スペースあり）であったり、JAN-1（ハイフン付き）については、引き続き日付に変換されます。これは日本語利用者にはどっちでもいいかもしれません。

いずれも、あまり遭遇する不便ではありませんが、とりあえず全部オフにしておいても問題なさそうですし、いざ遭遇したときに、イライラを感じずに済むのではないかと思います。

以上Excelの小ネタでした。
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