見出し画像

そもそも「自分の広告」とは?

2024年6月29日(土)、企画メシ2024の第一回目講義「言葉の企画」に参加した。
事前課題として、次のようなものが出ていた。

「伝える」ではなく「伝わる」ように、
『自分の広告』をつくってください。
その広告がどんな形式かは、あなたに任せます。
※このお題をどう解釈するかはあなたの自由です。
※あなたの納得のいく「広告」をお願いします。

阿部広太郎さん「言葉の企画」課題より

まずは、阿部さんの「コピーライターじゃなくても知っておきたい心をつかむ超言葉術」を読み返した。

p.34からの良い広告と悪い広告について書かれているところで、「広告をつくろうとすると、あれもこれもと伝えたいことを盛り込もうとしてしまう。ワンキャッチ、ワンビジュアルが大事だ。」というようなことが書かれていた。

最初は自分の広告を作る上で、
「イラストレーターをしていること、
ぺろ太郎というキャラクターを描いていること、
LINEスタンプを200種類以上作っていること、
DTMが趣味でYouTubeで自作曲を公開していること、
大学時代のニックネームが「ガガ」で、所属していたエレクトーンサークルではレディーガガを歌って踊っていたこと、
ぺろ太郎を使って、愛知県蟹江町の町おこしに取り組んでいること…」など、いろんなことを詰め込んで、広告を作ろうと思っていたが、
シンプルにすることが大事なんだと学んだ。

超言葉術のp.24から企画生の先輩方がつくった「自分の広告」が紹介されていた。
この中で、僕は「②思い切り引き算する」で書かれている、カメラマンの小田周介さんの広告が好きだった。

「この路線で行こう」と思った。

次に、「自分の広告」とは何かについて考えてみた。
僕なりの解釈としては、
そもそも自分の広告とは、自己紹介である。
そもそも自分の広告とは、名刺である。
そもそも自分の広告とは、野望である。
そもそも自分の広告とは、宣言である。
というものが考えられた。

「自己紹介」であるから、「どんなことをしている人か」「人柄」なんかが伝わるようにしたいし、
「名刺」であるから、「自分の名前」と「連絡先」を入れたいし、
「野望」であるから、「企画メシを通してどんなことをしたいか」「目標」のようなものが伝わるようにしたいし、
「宣言」であるから、「その広告をみんなに公開することで、書いたことに責任をもつ」ことが大事だと思った。

そこで、僕は
・イラストレーターをしていること
・ゆるかわな絵が得意なこと
・自分の名前
・Xやインスタのアカウント
・企画メシでは、「ぺろ太郎でチームに貢献したい」という野望があるということ
これらのことが伝わる広告を作りたいと思った。

そしてできた自分の広告がこちら。

※本名は公開していません

「ミクジュー=ぺろ太郎の人」と思い出してもらえるように、「ぺろ太郎」という文字とぺろ太郎のイラストを入れて広告を作った。

推しには誰にも選んでもらえなかったけれど、企画生でできるLINEのオープンチャットで、ぺろ太郎のLINEスタンプを送ってみたら、同期のもりたさんに
「ぺろ太郎かわいい!」と言っていただけて、うれしかった。

僕は普段「うさぎさんかわいいね」とか「ペロ太郎が~」とかメッセージをいただくことがあるのだけれど、

ちゃんとこの「ピンクの一頭身の舌をぺろっと出したウサギ」が、ひらがなで「ぺろ太郎」と呼んでもらえたことが、うれしかった。


阿部さんから広告のフィードバックもいただいた。

キャラクターを大切にし、キャラクターを作り込んでいることがよく伝わってきます。さらに興味を持たせ、もっと知りたいと思わせるためには、キャッチフレーズを工夫したり、背景にある考え方をより見やすくレイアウトするなど、キャラクターがより引き立つ見せ方を検討してみるのも良いかもしれません。

第一回講義後、阿部さんのフィードバックより

「イラストで、人を笑顔に。」というキャッチフレーズは僕の活動の軸となるものなんだけど、工夫がない表現なのかもしれない。

阿部さんのミスiDの話でいえば、「アイドルは、人を元気にする人だ。」という「つまり」にあたる部分をそのままキャッチコピーにしてしまっているようなものだ。

そこから「すべての女の子はアイドルである」というコピーにジャンプしないといけない。

キャッチフレーズを考え直したいと思った。

阿部さんは「キャラクターを作り込んでいることが伝わってくる」ともおっしゃってくださった。
ひょっとして、この「自分の広告」だけではなく、記載したXの固定ポストも見てくださったのだろうか。
だとしたら、うれしい。

Xの固定投稿


つづき

「背景にある考え方をより見やすくレイアウトする」とはどういうことだろう?
「イラストで、人を笑顔に。」というキャッチフレーズの、より具体的な考え方をボディーコピーにしてみようということなのだろうか?

ボディーコピーってどうやって書くんだろう?

阿部さんの書籍を拝読して、「コピーライターという仕事は、ただキャッチコピーを作るだけの仕事ではない。人や物事について、徹底的に調べて、本質をつかむ。新しい捉え方を発見する仕事なんだ。」と感じた。コピーの考え方を学べば、LINEスタンプ作りや、普段のSNSの投稿などにも生きてくるのではないかと思った。

コピーライティングについても、いつかもっと本格的に学びたいなと思った。

まとめ

本を読んで、事前課題に取り組み、他の企画生さんたちの広告を見て考えて、講義を受けて、フィードバックをいただき、学びや気づきがたくさんあった。

阿部さん、きゃわのさん、企画生のみなさんありがとうございました。フリートークでいろんな方とお話できたのも楽しかったです。

第二回の講義も楽しみです。

(note記事ヘッダーは阿部さんのフィードバックを受けて作り直した自分の広告。Xのアカウント名とかははしょりました。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?