電車の乗客が何をしているのかが気になる

最近電車に乗ったのだが、乗客の9割がイヤホンをしている。私もその1人である。その様子を見ていると周りに関心がなく、1人の世界に閉じこもっているんだなと思った。電車の中は各人のプライベートが濃く詰まっている。私は電車に乗ることがあまりないせいか、乗客のプライベートが気になってしょうがなく音楽を垂れ流しながら、周りの人がどんな風に電車の中を過ごしているのかが知りたくなってしまう。
もちろん人に「今何をしてるんですか?」と聞くわけにはいかないので、隣に座ってる人や前に立っている人のスマホや本などをこっそり覗くのが私の癖だ。(こっそりできているかは不明)
すると、動画を見ていたり音楽を聞いていたりスケジュール帳を見ていたり様々だ。個人的に1番覗きがいがあるのがスマホの音楽再生画面である。こういうのも「ディグる」なんじゃないかなと。
音楽垣間見成功体験として、私が知らないアーティストを聞いている人がほとんどで、私が好きなアーティストを聞いている人に遭遇したことはまだない。なんだか悔しい気持ちだ。
仮に乗客の1人が私の好きなアーティストを聞いていたとしても声をかけることもなく、ただ勝手に共感という消費をするだろう。でもそんな人に会ってみたいと思う。無意味な興味だがそんな一期一会みたいなものに期待するのも楽しいかもなと。
ちなみに知らないアーティストを聞いている乗客に遭遇しても興味が湧かない。覗き見する行為に快楽を得てそこで燃え尽きてしまうわがままな私。


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