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【こんなお話しました!】ECFAライブ配信「ビジネスを通じて途上国の課題解決に貢献すること」

8/25(木)に実施されました、海外コンサルタンツ協会(ECFA)が主催するライブ配信「ビジネスを通じて途上国の課題解決に貢献すること」へ、KMC社員が登壇いたしました。

当日のセミナー部分動画がYouTubeにて公開されましたので、是非ご覧ください!

今回は「国際協力」や「コンサルタント」だけではなく、「ビジネス」もテーマになっていたためか、セミナーののちに行われた質疑応答では、普段とは少し傾向の違う質問もあったようです。

いただいた質問のうち、いくつかを以下でご紹介します!


Q. 登壇者は、協力隊に応募する段階ではどのような進路を描いていましたか?

A. 協力隊を経験後、イギリスの大学院へ進学し、国連のJPO試験を受けることを希望していました。協力隊を2年間経験する中で、よりビジネスを通じた国際協力の可能性を探求したくなり進路を変更しました。協力隊帰国後に、帰国者向けの進路相談会に参加しKMCへの応募を決め、現在に至ります。

Q. 将来開発コンサルタントになるためには、大学卒業後の進路をどのようにしたらよいでしょうか?

A. KMCに所属しているコンサルタントのキャリアパスは十人十色で、この方法でキャリアを重ねるとコンサルタントになれるという決まった道筋はないかと思います。KMCの場合は、関係省庁や大使館、外資系メーカー、シンクタンク、小売など様々なバックグラウンドをもった社員がおります。当方の場合は、アパレル企業に就職しましたが、決してアパレルに関心が強かったというわけではなくグローバルで展開する企業+CSRに力を入れている企業を軸に就職活動をし、ファーストキャリアを決めました。ご自身の関心分野に近い企業等に就職し、その企業において最大限力を発揮し、経験を積まれることが望ましいかと考えております。

Q. 海外でビジネスを実施することによる難しさはなんですか?

A. 私見になりますが、究極を申し上げるとその国にとって必要な価値を提供する企業でないと進出することはできても、生き残ることが難しいと考えております。その点がビジネスの難しさでありやりがいでもあると思います。海外進出の段階においては、テストマーケティングなど事前に市場調査を実施することで、その国のニーズや展開方法を見極めていくことが重要です。当方にとっては、そのお手伝いができることが現在の仕事のやりがいにつながっています。

Q. 民間企業として海外進出するにあたり、途上国の開発課題などの情報はどこで得られますか?

A. 対象国の開発課題については、JICAのホームページに掲載されている「民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題シート」で確認できます。その他、KMCのような海外進出支援を行っている企業へご相談してみることで対象国の具体的な話を聞くことができるかと思います。


今回のイベントとこのnoteが、日本企業の海外進出支援に関する仕事を知るきっかけや参考になれば幸いです!


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