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【KMCメンバーインタビュー】マンドリンパート2年原田薫さん

KMCに所属するメンバーにインタビューし、その本人とサークルの魅力に触れる企画「KMCメンバーインタビュー」。記念すべき第一回となる今回は、マンドリンパート2年の原田薫さんにお話を伺いました!

2019年10/22に行われる第56回ALL KMCコンサートでは指揮者を務める原田さん。その誠実で丁寧な人柄で、演奏はもちろん部をまとめるのにも貢献してくださっています。そんな原田さんに、サークルに入った理由やKMCの魅力、演奏会への意気込みなどを聞きました!

音楽経験はほとんどない状態から始めたマンドリン。その魅力に気づくまで

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──はじめに、自己紹介をお願いします!

法学部法律学科2年の原田薫です。パートは1stマンドリンです。春に行われた定期演奏会と、今度のALL KMCコンサートでは指揮も務めています!

──原田さんがKMCに入った理由を教えてください。

もともと、慶應義塾高校のマンドリンクラブに所属していたんです。その時の先輩方が大学のマンドリンクラブに入っていたので、また一緒に演奏をしたいと思って自分も入部しました。

そもそも、高校でマンドリンを始めるまでは、音楽経験はほとんどなかったんですよ。星野源や米津玄師といったJ-pop音楽を聴くくらいでした。

そんなわけで、最初は全然音楽にも詳しくなかったんですけど......(笑)。いろいろな音楽を演奏するうちに、普段聴いている曲とは全く違う展開で曲が進んでいくのに衝撃を受けて、そこからはのめり込むようになっていました。


──KMCのサークル活動にはどのように参加していますか?

僕は指揮者なので、週3回の火・木・土の練習日はサークルに参加して、他の曜日でアルバイトをしたり大学の勉強をしています。練習の開始時間が放課後からなので、授業を途中で抜け出したりして参加する必要がないのはありがたいです!

──楽しいイベントや、サークルの魅力について教えてください。

やっぱり、楽しみなのは合宿ですね。部内演といって、各自で好きな曲を披露する企画があるのですが、今年は同期のメンバーとRADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」を演奏したんです。自分で編曲して楽譜を用意したので、準備段階からとても楽しかったですね。あとは、合宿の最終日の夜のビンゴ大会も好きなんです。景品の当たり外れがあるので、誰に何が当たるのか毎回わくわくしています(笑)。合宿は練習だけでなく楽しい企画もあって、普段とは違った曲も弾けるのでとても良いイベントです。

サークルの魅力としては、メンバーの良さがありますね。たとえば、僕なんかはさっき話した合宿のビンゴ大会の景品を考えるのには向いてないと思うんです。でも、合宿担当が楽しい企画を考えてくれるおかげで良いイベントになってます。そんなふうに、演奏はもちろん、運営に関しても不得意な部分を補いあって役割分担しているので、うまくやっていけているんだと思います。あとは、卒業した先輩方とのつながりも大切ですね。先輩方がBBQ企画をしてくれたりと、いろいろなところに連れ出してくれるのが嬉しいです。

マンドリンにしか出せない音色で奏でる「いいとこ取り」のマンドリンオリジナル曲

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──原田さんの思うマンドリンの魅力について教えてください。

高音を出すときに顕著なんですが、きらきらとした綺麗な音色を出せることですかね。他の弦楽器にはなかなかない音だと思います。

また、マンドリンは、トレモロ(弦を小刻みに弾く奏法)をしないと長い音が出ないんですが、逆にそれは良い面でもあると思うんです。ただの伸ばす音でも、ピックを動かす速さを変えるだけで雰囲気をガラッと変えることができます。速く動かせば緊張感が、緩く動かせば落ち着いた柔らかい音色が出せるんですよ。そんなふうに、一音の中で表現をいくらでも変えられるというのは面白いですね。

僕のいるパートの1stマンドリンは、メロディーを担当する部分が多いので楽しいです。その分弾くのは大変なのですが、形になった時の喜びや達成感は大きいです。

──入部を考えている人に向けて伝えたいことはありますか?

マンドリンは、今まで楽器をやったことのない人でもとっつきやすい楽器です。初心者でも音を出しやすいですし、KMCなら初心者指導も充実しています!

それと、他の音楽系サークルと比べた時の魅力でいうと、マンドリンオリジナル曲の存在が大きいです。僕は、邦人作曲家のマンドリン曲が好きなんですが......楽器を始めてすぐの人が聞いても響くものがあると思います。ポップスのように、明るかったり切なかったりといった部分がありつつも、それよりも奥が深くて、いつも触れる音楽の一歩先のところにある「いいとこ取り」な存在なんです。

そういったマンドリン曲はもちろん、管弦楽のいわゆるクラシック曲から部内演で弾けるポップスまで、いろいろなジャンルの曲を演奏できるのが楽しいですよ!

「挑戦」でもあるALL KMCコンサートに向けて

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──原田さんは10/22に開催される「ALL KMCコンサート」で指揮を務めていらっしゃいます。コンサートへの意気込みをお聞かせください!

今回のコンサートでは、生誕200周年の作曲家であるオッフェンバックとスッペの曲を演奏します。どちらもオペレッタ(喜歌劇)の世界で活躍した2人で、初めて聞く人でも楽しめると思います!

今回の曲は、僕にとってもKMCにとっても挑戦の曲です。前回の演奏会より、努力をさらに重ねないと弾けないような曲を選びました。なので、ちょっと大目に見てほしい部分もありますが......(笑)。その分楽しんでいただけるとも思います!ぜひ、すみだトリフォニーホールに練習の成果を聞きに来てください!!


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