iOS_の画像__8_

【KMCメンバーインタビュー】ギターパート4年野口陽平さん

KMCに所属するメンバーにインタビューし、その本人とサークルの魅力に触れる企画「KMCメンバーインタビュー」。第二回は、ギターパート4年の野口陽平さんにお話を伺いました!

初心者で入部しギターを始め、先月行われた第56回ALL KMCコンサートではトップを務めた野口さん。そんな野口さんに、サークルに入った理由やKMCの魅力、同じ立場である初心者の入部希望者へのメッセージなどを聞きました!

ギターがないとマンドリンオーケストラは成り立たない。大学から新たに始めたクラシックギター

iOS の画像 (7)

──はじめに、自己紹介をお願いします!


商学部4年の野口陽平です。パートはギターです。この前の10月に行われたALL KMCコンサートではトップを務めました。


──野口さんがKMCに入った理由を教えてください。


もともと、小学生の時からバイオリンをやっていて、受験をきっかけにやめてしまったので、大学で新しい楽器を始めようと思ったんです。それで、今までコードの勉強をしたことがなかったので、ギターを始めようと。アコースティックギターとクラシックギターとで迷ったんですが、柔らかい音に惹かれてクラシックギターを選びました。

それに加えて、小学校の時はオーケストラにも所属していたんですが、中学以降は独奏がメインだったので、また大勢でいろいろな楽器たちと一緒に弾きたいという気持ちがあって。そうなったときに、クラシックギターが編成にいるオーケストラとしてマンドリンオーケストラが思い浮かびました。姉がKMCに所属していたので、大学に入学する前からその存在は知っていたんですよ。最初は「マンドリンだなんて、変な楽器を始めたな」と思っていたんですけど(笑)。演奏会に行くうちに、マンドリンオーケストラの魅力を知り、楽しそうなサークルだと思ったので入ることに決めました。


──野口さんはバイオリンの経験があるそうですが、バイオリンをやっていたからこそ感じる、ギターやマンドリンオーケストラの魅力はありますか?

バイオリンは、オーケストラではメロディーを担当することが多いんですが、マンドリンオーケストラのギターは伴奏で裏を支えるので、それが新鮮でしたね。支える役割っていうことは、ギターがないとマンドリンオーケストラは成り立たないってことです。それって、すごくかっこいいじゃないですか(笑)。あとは、聴き馴染みのあるクラシックの曲をマンドリンオーケストラで弾くのが面白いです。雰囲気もガラッと変わるので、マンドリンの音色だとこうなるんだ!と驚きます。

一つの目標であったトップの存在。ギターの上達にかける思い

iOS の画像 (9)


──KMCのサークル活動にはどのように参加していますか?

今は、KMCの他にもいろいろやっていることがあって。教育系のコンテンツを開発するプロジェクトに参加していたり、個人的にアプリ開発をしたり、子供向けのプログラミング教室で教えたりしています。ゼミもありますし、資格の勉強もしているので、優先順位の付け方が課題ですね……。週3回のすべての練習に参加できるわけではないので、その分計画を立てて「今日はマンクラの日」と決めてずっと練習する日を作ったりしています。

1、2年の時は「経済新人会」という経済系の学術サークルと兼サーしていました。そっちの活動も割と忙しかったんですが、ギターは大学から始めたので、KMCも手を抜きたくなくて。それでもどちらもちゃんと両立できていたと思います。


──サークルの魅力や、楽しいイベントについて教えてください。

魅力は、音楽が好きな人たちが集まっているというところですかね。もちろん人にもよるんですけど、本当に好きな人は音楽の歴史や理論を勉強して高度な話をしていて面白いです。それ以外にも、僕のように初心者もいたりして、いろいろな人がいるのがいいところだと思います。僕は負けず嫌いなので、一緒に始めた同じくギターの初心者と切磋琢磨して頑張ってきましたし、経験者の存在も「いつか抜かしてみせる」といい刺激になりました。

楽しいイベントは、やっぱり演奏会ですね。そこに向けてみんなで準備して、前日はちょっとそわそわしたり、終わった後は打ち上げで盛り上がったり……。サークルの醍醐味だと思います。練習を真剣にやって、頑張れば頑張るほど本番も楽しいですし、達成感もありますしね。

 
──野口さんの思い出に残っている演奏会を教えてください。

思い入れがあるのは、1年生の冬の定期演奏会ですね。「くるみ割り人形」を演奏したんですが、いっぱい練習をしてそのころにはギターもだいぶさまになってきていたので、知っている曲をギターで弾けたことが楽しかったです。

あとは、この前のALL KMCコンサートも思い出です。ALL KMCは慶應の中等部、高校、大学、三田会とたくさんの人が集まって、普段接することがない年代の人とも一緒に演奏できるので毎年楽しいです。そのコンサートで、今回はトップを務めさせていただいて。トップとして演奏するのはやはり憧れでしたし、ソロもあったので、自分の中の目標を達成したような気持ちで感慨深かったです。それと同時に、自分の実力の足りなさにも気づくことができましたし、演奏技術の面でも見直す部分があったりして、得るものが多かったです。トップをやってよかったなと思いますね。

※ALL KMCコンサートについてはこちらの記事のQ7を参照ください!→「【サークル情報】KMCの活動内容について【Q&A】

大学から新たに楽器を始める人へ

▼先日行われたALL KMCコンサートの様子(野口さんは前列左から3人目)

iOS の画像 (10)


──大学でギターを始めた野口さんから、初心者で新たに楽器を始める人へ向けてメッセージをお願いします。

大学で何かにチャレンジするのは大学生活を実りあるものにすると思います。もちろん練習は必要ですし、大変ではありますが、なにかを一生懸命やることが好きな人はぜひ挑戦してほしいです。音楽経験がなくても、先輩も優しく教えてくださるので、思い切って飛び込んでみてください!


▼KMCについての詳しい情報はこちらをどうぞ


KMCが気になった方、いつでも練習見学受け付けております!ツイッター(@kmc_orientation)よりDMどうぞ◎演奏会情報もお届けしますのでぜひフォローお願いします!