私がダンススタジオを始めた理由
LYNX.自己紹介
世田谷区でダンススタジオを始めたLYNX.です。
世田谷の中でも東急世田谷線という2両しかない電車、さらに松原駅という、三軒茶屋とか明大前とか下高井戸ですらない、乗降客数のとても微妙な駅が最寄り(駅徒歩2分)のダンススタジオとなっています。
こちらのノートでは、
普通の会社員だった私が、いきなりレンタルダンススタジオを開業するまでのお話や
開店したものの全然予約が入らなくてどうしようと試行錯誤したお話や、
とりあえず法人を作った時のをお伝えしたいと思います。
これからダンススタジオや、その他の開業を考える方の一助となれば幸いでございます。
独立を考える
私は理工学部建築学科卒業後、20年くらい会社員をしています。
周りには独立して設計事務所をやっている人も多く、環境的には独立して自分で会社をやるのが当たり前な環境だったと思います。
自然に、いつかは私も独立し手自分でやりたいな、と思いつつ、以前勤務していた設計事務所が激務過ぎたため、設計以外のビジネスがいいなと心に決めていました。
コロナで当時の会社での担当案件が凍結となり、そろそろ私も独立しようかな、と何か起業のネタを考えておりました。
コロナ禍でレンタルオフィスが一気に普及
ちょっと前にコロナが大流行したこともあり、当時の会社でも一気にリモートワークが普及し、その結果時間貸しのレンタルオフィスが周囲にもたくさんできていました。
※レンタルオフィス:ここでは時間単位で使えるオフィスのことを指します。机と椅子、フォーンブースなどがあり、そこで仕事ができます。
代表的な大手サービスプロバイダとしては、WEWORK、REGUS、H1O、ジザイなどがあります。
自分でも実際にレンタルオフィスを使うこともあり、いっそ自分が使いたいと思えるようなレンタルオフィスとかやろうかな、と調査してみましたが
そのころにはものすごくたくさんの会社がレンタルオフィス事業に参入しており、私の最寄り駅近辺だけですでに4社が展開。
資金力のある大手が展開しているオフィスはとてもステキで、ここに個人が今から参入しても勝ち目ないのでは、、、と早々に諦めました。
ダンスする場所のニーズ
私がレンタルダンススタジオをやろうと思ったきっかけは、中学生になった長女がダンス部に入ったためです。
周りは経験者ばかりだったようで、追いつくためにも毎日練習するぞ、と自宅で練習するのですが
大型の鏡もないし木造住宅で飛んだり跳ねたりすると振動がすごくて、
いやこれはもう外に作るしかない!と決心しました。
とはいえ、作るとなるとお金もかかるし、つくったところで一日中使うわけでもないし他の用途もないし
最初はレンタルできないかな、と思いました。
しかし、
家の近くにはそもそもレンタルのスタジオなどがなく
1つちょっと遠くにあるけど、そちらは大きめなスタジオのため
すでに固定の予約(レッスンなど)が入ってしまっており使いたい時間に使えない。。。1時間の値段も高いし。。。これ毎週払うのは、、、、
という状況でした。
じゃあ自分で作ればいいんじゃないか?
その時に、
ダンスはやってる人多いんだからカラオケみたいに練習するスタジオがたくさんあって、
値段も安くて気軽に使えれるようになればいいのにな?
多分これからそういう風になってくんじゃないかな?と思ったのを覚えてます。
(ちなみにカラオケボックスも最寄り駅近くに4か所あります)
今これだけニーズがあるのに(うちだけかもしれないけど)レンタルスタジオが全然近所にないってことは、私にも参入の余地があるのでは!!
っというのが、私がスタジオ開店に至った経緯です。
こんな勢いだけで始まったLYNX.ですが、皆様どうぞ末永くよろしくお願いします。
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