見出し画像

マインドセット

拙文、初めての投稿
.
.

社会人生活が始まり、2ヶ月と少しが経過した。
学生時代のようにすぐに会える友人もいない環境だが、独りのんびりと自適に過ごせている今の生活に悪い気はしない。

いま住んでいるところは、中途半端に田舎で、自然豊かと言われれば微妙だし、バスは1時間に1本しか来ないし、深夜は暴走族がブンブンうるさいが、近場に温泉はあるし、どことなくノスタルジックだし、気に入っている。住めば都とはよく言ったものだ。

社会人になって、

どういう生活が幸せなのか
どういう生活をしたいのか
どんな自分で在りたいのか

自分のライフスタイルについて考える機会が学生時代より多くなった気がする。
私は学生時代に特にこれといってスゴい経験をしたわけでもないし、頭も大して良くない人間ではあるが、
この思考様式を【マインドセット】と称して、以下にダラダラ書き留めていこうと思う。
あくまでも個人の備忘録としての要素が強いテキストだと理解していただきたい。

継続的にマインドセットを意識することによって、学生生活で自堕落になった自分を省みるとともに、今後の日常生活を見直すきっかけになればよいと感じている。そこで、最近意識している(これからも意識するつもり)2つのマインドセットを以下に記す。

.
.

1.「足るを知る」
「今でも十分に幸せだ」と感じるためのマインドセット。
自分の好きなアーティストの一人である、藤井風の『特にない』という楽曲のルーツが、この「足るを知る」精神そのものであり、彼もまたこの考えに影響を受けていると思われる。

決して高望みをせず、他人と比較することなく、今の環境でも十分に恵まれている。と考えることで、生活を豊かにしていきたい。
他者からの承認欲求とも関係するが、詳細は後述。(2.「自己満」の精神)


少し話は変わるが、この世には【ミニマリスト】という人たちが存在する。
彼らは必要最低限のモノしか持たず、なおかつ自分の好きなものに囲まれて生活をしている。
YouTubeで彼らの存在を知り、自分の価値観に大きく影響を与えた。
無駄な支出を無くし、節約に繋がると同時に、洗練されながらも自分の好きな物に囲まれた生活ができていることが、精神的安定に繋がる。そのライフスタイルを自分も見習っていきたい。


先日、私もミニマリストへの第一歩を踏み出した。
夏服用にUNIQLOの黒Tシャツを3枚組1200円で購入した。

https://www.uniqlo.com/jp/store/list/basic/mobile/mentops/cutsews?quickviewproduct=419495
↑たぶんコレ

機能性もよく、私服だけではなく部屋着としても着用できるので、ヘビロテしまくっている。
6月に入って、仕事以外の時間はコレしか着ていないと言っても過言ではない。
ChampionのロゴTシャツやLEVI’Sの柄シャツ、年代の分からない古着等、学生時代着用していた服はほとんどタンスの中にしまったままである。
(勿体ぶらずにフリマアプリで売却しようかな。笑)


②「自己満」の精神
自惚れることが精神の安定に繋がるというマインドセット。
オシャレな音楽を聴きながら街を歩いたり、雰囲気の良いインテリアを部屋に飾ったり、SNSで自分の好きなことをシェアしたり…。

この「自己満」の本質は、

自分が好きなものを好きな自分のことが好き
(=センスある自分自身が好き)


だと思っている。

例えば、
「このアーティストのこと有名になる前から知ってる!有名になって自分から離れていく感じがして寂しくなるなあ…。」
みたいな古参アピールは典型例で、そのアーティストのことを好きなこと以上に、昔から知ってる【センスある(と少なくとも自分は思っている)自分】のことが好きなのである。
99.9%の人はそうであると思いたい。(言いすぎたかも)現に、自分もその99.9%の一人だと自覚している。

この「自己満」は、自己の「他者から認められたい」という承認欲求に起因するものだと思われる。
ただ、承認欲求は邪魔でしかなく、自己の中で昇華させるのが理想だと考えるようになった。

アルフレッド・アドラーの『嫌われる勇気』によると、彼自身が【課題の分離】を肝要なものとして、【承認欲求の奴隷】になることを危険視している。

アドラーのおっちゃん

日頃の「自己満」行動においては、他人に同意を求めるのではなく、自分自信で承認欲求を完結させるマインドセットが大切だと私は思う。

承認欲求がモチベーションの向上や、芸術・文化を発展させるという意味もあることを考えると、他人に依存しすぎない承認欲求は大切である。承認欲求を全く否定するものではないことを念の為言っておく。

なお、自分のために手段を選ばず、他人を排除したり、批難したりすることは、承認欲求に囚われた「自己中」であって、いわゆる「自己満」ではない。

「自分が思っているほど他人は自分に興味が無い。」
誰かが言ったこの言葉が、自分の胸に響いている。
それなら、普段の行いにおいては、他人からの承認欲求を顧みず、自分の中で昇華させることによって、「自己満」を基本的なスタンスとして、謳歌していきたい。
SNSにおいて、自分の意見を発信すること、自分の好きなコンテンツをシェアすること自体は問題ではない。それらを通じて他人からの承認(Twitterでいう「いいね」「RT」等)を欲しがるマインドは、思考の邪魔になるため問題だと思う。

【自分のモチベーションは自分でコントロールできる人間】
これが、承認欲求に囚われないような生活を送りたいと思っている、今の自分の理想像なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?