見出し画像

家族でタクシードライバー VOL.001

これまで多くの取材を行なってきた中で、時々こんな話を聞くことがある。「実は父がタクシードライバーで」「兄が国際自動車(kmタクシー)で働いているんですよ」…そう、kmタクシーで働く人たちの家族もまたkmメンバーであることが、珍しくないのである。今回はこれまで聞いたkm家族トークの中からピックアップして記事を書いてみたいと思う。

【ガソリンスタンドの激務に耐えかねて】
6月。kmタクシーへの取材が始まってから、間もない頃に出会ったのは、中途入社でタクシードライバーとして活躍する髙橋さんだ。「もっとやりがいのある仕事をしたい」と転職を始め、タクシー業界に飛び込んだ髙橋さんは、そのストイックな転職理由とは裏腹、落ち着いた印象の方だった。

元々働いていたのは、大手のガソリンスタンド。当時は毎日の激務のせいか、心身ともに疲れ切っていたという。その激務は「やりがいのある仕事」とは言い難く、モチベーションのない「ただキツイ仕事」としか感じられなかったそうだ。そして間も無く、髙橋さんはガソリンスタンドを離れることになる。

画像1


【髙橋さんの決心】
「やりがいのある仕事」とは別に「車に関われる仕事」という軸を持って転職をスタートさせた髙橋さん。車好きの髙橋さんは、転職先を探すその過程で「タクシードライバー」という選択肢に出会った。しかし、最初はなかなか踏み出せなかったという。

「元々はタクシー業界に対してあまりよいイメージを持っていませんでした」髙橋さんは、これまで駅の近くに集まって車内でだらだらと過ごしているドライバーの姿を見てきた。ガソリンスタンドで働いていたときに出会ったドライバーたちには誠実に仕事に取り組んでいる態度が感じられなかった。そのせいか、自分がタクシードライバーになるというイメージができなかったのだ。

しかし、タクシー業界について理解を深める中でその不安は払拭された。実力次第で稼ぎを増やせる仕事。頑張り次第で1年目から年収700万円を目指せる。「車好き」「やりがいのある仕事」この二つの条件を満たしたタクシードライバーという仕事に挑戦しようと決心したのであった。


【父に、仕事を勧める】
入社から、4年。髙橋さんはタクシードライバーとして日々、都内を走り続けている。「やりがいのある仕事」をこなす毎日は、やはり自分に合っていると笑顔で話してくれた。そして「自分に合っている」仕事は、もしかしたら他人にも合っているかもしれないと思うようになったー髙橋さんは父に、タクシードライバーの仕事を勧めたのである。元々はタクシードライバーに良いイメージを持っていなかった。しかし、自身が働く中で違う世界が見え、今や親子でタクシードライバーとして活躍しているのだ。

画像2

「私とはまた異なる年齢での入社でしたが、研修が充実しているので問題なくドライバーとしてスタートを切れたようですよ」父の成功に喜ぶ髙橋さん。かつて、激務に追われ、仕事に思い悩んだ日々から打って変わって勧められる仕事に就けたこと。そして仕事を介して父との関わりを持てたこと。タクシーが運んできた、一つの物語であった。


kmタクシーの現役社員のインタビュー企画「DRIVERS」は
コチラから https://www.km-recruit.jp/drivers

国際自動車株式会社(kmタクシー )コーポレートサイト
https://www.km-group.co.jp/

国際自動車タクシー ハイヤー求人採用サイト
https://www.km-recruit.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?