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強制入院となった自閉症の娘。


​やっほ〜
前回のあらすじ!
日々要求や暴言、暴力が増えてきた次女…いつか落ち着くそう思い育ててたけどもう無理だ…そう思い私が110番したお話
『自閉症の娘を通報したのは私』


いつも荒れると数時間〜数日は引きずるけど終わりが来る

少し機嫌が戻ってまた荒れて

その繰り返しで

少し耐えれば…今黙って我慢すればまた戻る…大丈夫

私はそう思いながら12年次女と過ごした

でも今の旦那さんと出会い一緒に住み始めてから、次女の日常は他の人から見たら異常なんだと知った

なんで家族だから親だからって我慢するの?
そんなのおかしいよ

この一言を言われ、私はあれ???
これっておかしいのかな?

殴られても蹴られても暴言吐かれてもそれは私
母親だから耐えればいい
他人にしなきゃそれでいいって許してきてしまった

でもそれはおかしいって

あの時旦那さんから言われてなかったら、今も私は黙って耐えてたかもしれない…

日に日に酷くなる次女…
日に日に感情は殺して無になる私…

そして通報事件…

結局通報後2時間逃げ回る次女を警察官2人が宥め、追いかけ、もう無理矢理にでも保護しましょうかとなった時隣の実家に次女が入ったので通報劇は終わりを迎えた。

このままじゃダメだ…

そう思い1歳半の頃から発達の事で通院しているかかりつけ医に私は1人で行くことにした。

もう手のつけようもない…
中学の話を周りからはされるけどそれどころでもなく…
私はいつかあの子に殺されるかもしれない…

もうさ、入院させましょう。
紹介状書くから。
ここまでお母さん頑張り過ぎたよ。
もっと周りに頼ろう。
ただ凄い混んでると思うから、緊急とは書くけど数ヶ月後になるかも…


実は次女が小1で不登校になった頃から入院は勧められていた。

でも私は入院させる=自分は捨てられた

そんな思いを次女にさせてしまう。
きっともう帰ってこなくなる…

そう思いずっと入院は拒否してきた。
でももう無理だ…そう思い

なるべく早くお願いします

そう頼み兵庫県立 ひょうご こころの医療センターに紹介状を書いてもらった。

すると緊急と書いたからかすぐに電話があり、私のみで現状説明に行く事になり、生い立ちや現在の様子や生活、困りを話すと

今は満床で…でもとても危ない状況なのですぐに対応出来るようにします。
4/8の朝10時にここに本人を連れてこれますか?


最大の難関は次女を連れてくる事

でもなんとか連れてくると約束して、約1ヶ月後…ちょうど中学の入学式の日に次女は入院する事になった。

それまでの1ヶ月…もう大きな問題が起きませんように…どうか穏やかに過ごせますように…必死で祈った。

そして当日。
父に運転を頼み、前日の夜説明をした次女を車に乗せ約1時間半。病院に付き主治医から

初めまして。担当の〇〇です。
今日からあなたは医療保護入院となります。
簡単に言えば強制入院です。
なので、帰りたい出たいと言っても許可が出るまで出れません。


この宣告をされた時次女はしくしく泣いていた…
その背中を見て私もとても申し訳ない事をしてしまった電話そう思いやっぱりやめます!!!!って言いたかったけど、

この子の為なんだ

そう言い聞かせ耐えた。

そしてここから約1年。
長い入院生活が始まった。



​今日はここまで。
入院させる。これは本当に悩んだ。
悩みに悩んだし絶対ダメだと思った。
でも今は入院させて良かったと思えるから、今耐えてる人がいたら一度外部に頼ってみよって言ってあげたいな。


次回更新をお楽しみに!

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かとまな





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