見出し画像

ブラームスの小径は明治神宮を水源とする小川の暗渠

 原宿裏通りの「ブラームスの小径」の筋は元小川で、「ブラームスの小径からモーツァルト通り」は穏田川の支流、渋谷川水系の元小川で現状は暗渠化して歩道となっている。

画像1

 明治神宮御苑の清正井の湧水が水源となり、花菖蒲田へ流れ南池へ、そして、山手線をくぐって竹下通り、 ブラームスの小径、モーツァルト通りへ、そして、明治通りをくぐって新宿御苑を源流とする穏田川へラルフローレン表参道付近で合流する。 「穏田橋」の欄干が残されているようだ。そして、穏田川を暗渠化しブティック街と化しているキャットストリート(旧渋谷川遊歩道路)ととなる。

 その後、キャットストリートは明治通りに合流する、穏田川は明治通りをくぐって宮下公園沿いに流れ、渋谷駅の下、宮益橋で宇田川と合流し渋谷川となり、国道246号線の下をくぐり、ここから開渠となり実際の川が見られる。

 渋谷川は山手線に沿って流れ、恵比寿・広尾方面へ流れ、天現寺橋では根津美術館内の池と有栖川宮記念公園内の池(以前は青山、麻布に大小の水源が存在した)が水源の笄川と合流し、古川となり、浜崎橋で東京湾へ注ぐ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?